不登校と教師
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不登校と教師

2020年01月16日(木)11:05 AM






多くの教師は、子どもに何か問題があってその結果、不登校になっていると考えています。




子どもの問題点を解決して、子どもを学校へこさせようとします。しかし実際は、何か学校に問題があって、そのために子どもの心がつらくなって学校に行けなくなっています。




また何か学校に問題があるという事実に、教師が気づいていないという別の問題点もあります。子どもの問題点を解決しようとしても、学校内の問題点が解決しない限り、子どもの問題点は解決しません。




解決できない問題点を無理やりに解決しようとする教師の対応が、かえって子どもを苦しめてしまいます。事態をさらに悪くする可能性を秘めています。不登校問題の解決を難しくしてしまいます。




教師は子どもの能力を伸ばす必要があります。子どもの能力を伸ばすスキルが叫ばれています。多くの子どもはそれによって能力を伸ばしていることも事実です(心が元気な子どもの論理)。




しかし一方で、子どもに良かれとしてする教師の対応で子どもによってはまったく逆なことが同時に起きています。そのことを教師は絶えず頭に入れて子どもへの対応をおこなう必要があります。




心がつらそうな子どもを見つけたなら、その子どもに問題があると解釈せずに、心がつらい子どもがトラウマを学習しないうちにいかに癒すかを考える必要があります。




このことに関する研究を教師はもっとするべきです。トラウマを学習したら教師に子どもの心の問題を解決することができなくなるからです。そうなったらトラウマをなくすために、親の機能にゆだねなければなりません。親にたいへん難しい対応を必要とします。




小学校の場合、学校の問題点の多くは担任の教師の学級運営にあります。教師がその学級運営を変えれば、意外と簡単に不登校の問題の解決を見ることがあります。




教師が教師の思いで学級運営をするのではなく、個々の子どもの欲求に合わせた学級運営をすればこのような問題はおきにくくなります。




問題のある子どもについても、その子どもの欲求に合わせた部分を取り入れた学級運営を考えれば、その子どもはそれ以上つらい思いをしないで学校生活をおくることができます。




小学校の低、中学年では知的な勉強の割合が少ないので、このような対応は十分可能だと思います。小学校の高学年では、学力や体力に差が生じてきます。その結果、それらに基づく問題点が生じてきます。




それらを担任の教師がいかに解決するかが大切です。子どもにとって魅力的な学級運営をすれば、これらの差による問題点は解決すると考えられますし、実際に実践し成功した例も経験しています。今まで教師の間でおこなわれている魅力ある学級運営の例の大半はクラスの大多数に標準を合わせたものです。




以前より増えてきたすでに心に問題のある子ども、問題を抱え込みそうな子どもに対する配慮はされていませんから、これらの子どもが無視されてクラス内の問題を知らないうちに大きくしているようです。




中学生になっても基本的には、生徒に対する教師の対応は同じです。生徒は、体力や腕力は大人なみであるのに、心は子どもという状態になり、小学校とは違った対応を加える必要があります。




生徒のほうでもすでにトラウマを学習している子どももいるいっぽうで、勉学やスポーツに優秀な子どももいて、多くの生徒を一人の教師でまとめていくことがますます難しくなります。




教師と生徒の関係も薄くなっていき、どうしても教師の腕力で子どもを押さえる形をとることが多くなります。それはますます子どもの問題点を難しくしていきます。



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