不登校とひきこもりの子どもについて
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不登校とひきこもりの子どもについて

2020年01月14日(火)12:44 AM




子どもの中には、その心の辛さを学校生活を一生懸命することで押さえている子どもがいます。先生に褒められるようなことをする、楽しそうに振る舞うなどです。言葉でも学校は楽しいといいます。




けれどトラウマがあることには変わりはありません。学校で癒されているわけでもありません。辛い刺激に反応しやすいことも変わりありません。その結果、学校で精一杯良い子を演じている間にトラウマを強めて、最終的にはまったく動けなくなってしまいます。




朝、なかなか起きてこない、起きてきてもなかなか学校へ行く準備ができないことを子どもが繰り返すとき、この時点ですでにその子どもは不登校の状態にあると考えられます。




前日夜更かししたためと親は理解しがちですが、子どもが本当に学校へ行きたいのなら、それでも朝起きてきて学校へ行きます。夜更かしして、朝起きられない日が続くことは、子どもの心はすでに不登校の状態だと考えられます。




子どもが不登校の状態になっているときは、子どもの心のトラウマが反応して、学校へ行けなくなっています。親としては学校へ行ってほしいのでしょうが、ここでは親の気持ちを抑えてください。




学校と関係している限り、トラウマは反応し続けます。学校とは縁を切って、学校に行かないで成長する生き方を選ばせてあげてください。




学校へ行かなくても一人前の生命力の強い大人になることはできます。学校へ行かない生き方をしているうちに、トラウマが消失し、子どもが学校へ戻る場合もあります。




小学生の低学年ですと、学校と関係しない生き方をしているだけで、学校に戻れる場合があります。しかし、高学年ですと、多くの子どもは義務教育が終わるまで家の中にひきこもりがちになります。




中学生からの不登校はトラウマの反応が強い場合が多いので、対応はたいへんに難しくなります。不登校状態の子どもに登校刺激をしていると、子どものトラウマが消失しません。




親に対しても反応するようになり、その対応はたいへんに難しいことになります。親子ともにたいへんに困難なことになってしまいます。不登校の子どもは友達と遊べないか、遊んでもその後、とても心が辛い状態になります。




不登校の子どもが友達と遊びたいという場合には、親の気持ちをくんで習慣の心から言っている場合と、友達と遊ぼうとするエネルギーを持ち合わせている場合があります。




子どもが親の気持ちをくんで言っている場合には、親がありのままの子どもを認めるような努力が必要です。友達と遊ぼうとするエネルギーを持ち合わせている場合には、親が親の気持ちを捨てて子どもの友達になるとよいのです。




ペットも子どもの友達としてよい効果があります。心が辛い子どもは辛さを回避するために、良い子を演じます。不登校の子どもの内で、学校へ行くまでは行き渋っていたのに、学校へ行ったら生真面目で模範生の行動をとることがあります。




そのために先生たちは、子どもが学校を嫌がっているとは考えません。無理やりにでも学校へ来させさえすれば、大丈夫だと考えます。
しかし、子どもは模範生のように振る舞いながら、辛さに耐えています。ときには、万引きやひどいいじめを行う場合もあります。




それが発覚したときに、どうしてこんな良い子がこんなことをするのだろうかと、先生や親は驚いてしまうことがあります。




この事実は逆の見方も大切です。子どもが学校で模範生のような良い子であるとき、大人はこの子どもが本質的に模範生のような良い子どもなのか、それとも模範生のような良い子を演じているのか、どちらなのだろうかと考える必要があります。




ただ、現在本質的に模範生のような良い子どもはほとんどいません。たしかにほとんどの子どもは良い子です。けれども子どもにとってこれだけストレスの多い時代ですから、本質的に模範生のような良い子どもはほとんどいないと思ったほうが間違いがありません。




ですから、模範生のような子どもがいたなら、それは辛さから良い子を演じていると考えることも必要です。そのように考えることで間違っても、実害は無いようです。不登校、ひきこもりの状態の子どもは、辛さに耐えながら、精一杯自分なりに生きています。




それ以上、がんばることができません。親や周囲の大人たちから見たら、もっと努力できそうに見えるかもしれませんが、すでにそれができない状態にあります。不登校やひきこもりをしている子どもは、一般的にとても優しいです。母親の気持ちを感じ取っています。




少し余裕のある子どもは母親のためにいろいろなことをします。けれども母親は、学校へいってほしいと思う自分の気持ちから登校しない子どものことをどこかで疑っています。




実際に疑って子どもを責めたときには、子どもはますます母親の思いからかけ離れた状態になったり、問題行動を起こしたりします。




それによって母親はますます子どもを疑うようになります。そしてそれは子どもをたいへんに苦しめます。しかし、何かの折に、本当に優しい子どもの母親への態度を見かけることがあります。




不登校やひきこもりの子どもはやさしいと言いました。ところが実際にはどのような子どもも母親にはとても優しいのです。非行を行う子どもも、暴力を振るう子どもも、本当は自分の母親にはとてもやさしいのです。




とても優しいのですが、子どもを信頼しない母親からは辛い思いをさせられて、優しくできないだけです。




しかし、母親から信頼されると、子どもは母親に本当に優しくなります。祖父母の誰かが病気等で手がかかるとき、不登校やひきこもりの子どもの親は大変に辛い立場に置かれます。




祖父母にばかり手をかけていると、子どもが嫌がったりすねたりする状態をしばしば経験します。そんなとき、「おばあちゃんが大切なの?わたしのほうが大切なの?」と、親に不満を言うことがあります。




おばあちゃんの子どもとして自分の親を大切に思う立場と、親として苦しんでいる自分の子どもを大切に思う立場との間に、親の心は揺れ動くものです。




その親の姿に子どもは怒りを感じることさえあります。子どもがこのような質問をするときは、子どもが辛くて辛くて母親に助けを求めているときです。




その助けが得られているときには、このような質問はしません。質問をするときには、子どもが母親から助けを得られなくて不満を感じているときです。そのようなときには、子どもを後回しにして母親の親を優先する母親を許せないのです。




子どもは自分を第一に支えようとしている母親を常に求めています。「あなたがいちばん大切よ」と言う答えを常に求めています。




その答えを得られたら、子どもは納得して、安心して心が楽になります。ここで知ってほしいことは、子どもは親が祖父母を大切に思う気持ちをちゃんと知っているということです。




知っているから、自分が納得すると今までどおり親が祖父母の面倒を看ることを許可するのです。子どもは心身ともに成長する権利があります。それは動物としての摂理です。学校は人為的に作られたものです。




子どもの体と心の成長を助けるためにできたものです。学校が子どもの体と心の成長に役立たなければ、学校に行かないで体と心の成長をさせる権利があります。




学校が子どもの心身の成長に役立つか害を与えるかの判断は子ども自身がし、親が適切な助言をすることが重要です。




子どもは情動で、それを判断します。子どもが情動で学校を拒否して成長しようとするなら大人はそれを認め、子どもが学校に行かないで成長することを保証し、支える義務があると思います。



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