不登校の登校刺激について
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不登校の登校刺激について

2019年12月18日(水)4:35 PM





「登校刺激を与えるな」とよく言われます。ここで言う「登校刺激」とは、学校や登校を話題にしたり、登校を勧めたりして子どもに脅威を与える場合を指しています。





この関わりは、学校や登校にまつわる不安や緊張や恐れを増します。それでは完全に逆効果になってしまいます。そこで、「そのような刺激は与えない」ということです。





しかし、「○○をしない」という発想は非常に消極的です。「不安や緊張を与えない」ではなく、「安心を与える」と発想したいところです。





そこで、欠席を宣言することもあります。「無理をしてまで、登校しなくてもよい」と言葉をかけるのです。あるいは、「しばらく(たとえば一週間は)登校しなくてもいいからね」などと、期限を区切り、欠席を宣言して休ませます。





欠席宣言もそうですが、ここでの目的は安心感を与えることです。しかし、安心感を与えることは簡単なことではありません。





カウンセラーが好んで使う言葉として、「あたたかく見守ってください」というセリフもあります。しかし、「あたたかく見守る」の意味することもわかりにくいです。





しばしば、恐る恐る子どもを窺うようになります。子どもにこわごわ触れると、関わる人間の緊張感が伝わります。子どもからすれば、自分の存在が周囲の人の緊張を生み出してしまいます。これは居心地が悪いことです。





結果として、家庭にいても安心していられません。一番大事なのは、関わる人間の側に緊張感や恐れがなく、安心感と安定感を持つことです。





そして、子どもに居心地のよい時間と空間を提供します。保護者が「子どもが学校に行かなくてもよいと開き直ったら、子どもを受け入れられ、しばらくしたら、子どもが登校できるようになった」とのエピソードも多いです。





この話で大事なのは、開き直ることではありません。保護者が安定し、その安定が子どもに安心感を与えることです。その結果、登校につながります。肝心なのは、登校刺激の有無ではありません。関わる人間が安心感、安定感をしっかりと持つことなのです。



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