思春期の子供について
思春期に入るとあまり口をきかなくなる
小学生の時期(学童期)は、フロイトの精神分析理論では潜在期(潜伏期)と位置づけられています。この用語から感じられるように、学童期というのはたとえば家族関係に問題があってもそれが潜伏して、子どもの行動面の歪みとして表面には現れにくい時期なのです。
小学生の時期はいわば休火山です。ところが、13歳ころから始まる思春期(青年前期)に突入すると、火山活動が急に活発になります。
それまでにため込んだマグマが爆発するのです。それまでの発達上のひずみが急激に噴出します。疾風怒濤の時代の始まりです。
年々性的成熟が加速されてきて、思春期の到来も早まってきました。男女の性差からいうと、女子の場合、思春期が訪れるのは男子より若干早い傾向があります。中学二年から三年にかけての思春期の子どもの変化は特に顕著です。非行が急激に多発するようになるのも、14歳以降です。
子どもが思春期、第二反抗期にさしかかると、子どもの行動の変化がいちじるしくなります。そういう子どもの変化を心配しすぎたり、狼狽する親がいますが、子どもの変化を発達の図式のなかで正確に把握し、対応をあやまらないようにしなければなりません。
中学一、二年頃から第二反抗期も始まります。もちろん個人差もありますし、第二反抗期が見られない子どももいます。反抗期がないことが良いとはいえません。反抗は飛躍へのステップボードでもあるのです。
思春期における心身の変化
学童期は比較的平穏に過ぎ去るのですが、思春期に入ると短い間に光景が一変します。思春期には、心身の大きな変化が見られます。身体的変化の最大のものは内分泌腺の変化、つまり性的成熟です。ホルモンラッシュが起こり、ホルモンの変化は感情の変化をもたらします。
第二次性徴も目立ってきます。身体発達の加速が性的欲求の出現を早める成長スパートも起こります。思春期の子どもは、境界人とか中間人と呼ばれたりします。心理的にも大人と子どもの世界のはざまに位置している不安定な存在なのです。
甘えからの脱皮
思春期の世界は測りがたい世界です。そういう思春期の特質、思春期心性をよく知って、子どもとかかわっていくことが必要です。
思春期の特徴の一つは、親離れです。心理的離乳といわれています。親から独立して主体的に生きようとします。ところが、この年代では身勝手な甘えや依存心からすっかり解放されているわけではありません。
自立心と甘えが共存しています。人懐こさと孤独感が同居しています。孤独を求める反面、仲間との連帯感に埋没したりします。否定と肯定、無気力と情熱、感情生活はあらゆる矛盾の両極端を揺れ動くのが大きな特徴だといえます。性とどう向き合うかということも問われる時代です。
対人恐怖とか思春期やせ症、自殺、アパシー(無力症)、統合失調症、うつ病などが多発する時代の入り口の時期でもあります。統合失調症やうつ病などにもひきこもりが見られますが、通常ひきこもりといわれているものは非精神病性ひきこもりを指しています。
口をきかない緘黙症(かんもくしょう)もあります。中学生や高校生にも見受けられることはありますが、小学生にもっとも多く見られます。家ではしゃべるが、学校ではまったくしゃべらないといった場面緘黙といわれるものがもっとも多く見受けられます。思春期になって口をきかなくなるのはこのような緘黙とは異なる現象です。
世の中には多弁な人も無口な人もいます。口数が多いかどうかは性格と関係が深い事柄です。思春期になってあまり口をきかなくなるのは、このような性格傾向と無縁ではありませんが、性格よりも思春期固有の特徴だと考えるほうが妥当でしょう。
たとえば中学二年の長男が家族とあまり口をきかなくなったという変化は、おそらくこのような思春期に突入する子どものもろもろの変化の一つにすぎないでしょう。
男の子の場合には、特に顕著です。この発達段階であまり口をきかなくなったということは、自分の世界に沈潜するといった病理を意味するものではないことがほとんどですし、家族からの離反や反発を意味するものでもありません。
いままでのように家族にべったりではなく、家族と一定の距離を置き、家族からの自立を試みている姿であると考えればよいでしょう。
この距離をおいて周囲の人たちとかかわるようになるという変化は、他者と自分の関係性を見つめるうえで非常に大事なことだと思われます。思春期の子どもには、口数が少なくなるだけではなく、いろいろな変化が起きており、その変化をトータルに把握することが大事です。
家族とはあまり口をきかなくなっても、友人とは同様ではありません。親友ができるのもこの時期です。思春期の課題は同性・同年輩者間に一対一の親友関係をつくることです。
友人関係の持ち方は、機会的交友から共感的交友へと変化していきます。友達が親以上に必要な時期でもあります。思春期に入ると、親にはあまりべたべたしなくなります。一人っ子の場合には、それが母親には耐え難いことになったりします。
友人同士にはにぎやかにしゃべっていますが、家に帰ると食事のとき以外はほとんど自分の部屋にいて、口数も少なくなってくる子どもはいくらでもいます。
家族と口をきかなくなっただけではなく、家族といっしょに食事をとりたがらない子どももときどきいますが、思春期の場合にはあまり心配することはないと思います。
子どもがあまり口をきかなくなったので寂しいと感じる親もいます。こういう親は、子どもにしがみついている親かもしれません。こういう親が子どもの成長を阻んだりします。
親は子どもの言動には関心を持ちつつ、意識的に子どもとの間に一定の距離を保つようにしなければなりません。
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