ひきこもりの個別相談とグループ・ワーク
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ひきこもりの個別相談とグループ・ワーク

2019年11月14日(木)5:07 PM






ひきこもりの初期の段階から、本人が直接相談に来ることもありますが、青年期の人の多くはひきこもった当初から自分が面接に来ることはあまりありません。





しかし、親の対応が多少よくなって、自分のなかにゆとりが生まれてきたものの、もうひとつ外へ出る力がないようなとき、自らカウンセラーに助けを求めてくることがあります。





なかには、自分の今の状態に疑問を持ち、心理的方面、社会福祉的方面の本を読み、ますますわからなくなって母親の行っている相談の人にあたってみようかという気になって、カウンセラーを訪ねてきた人もいました。





関東自立就労支援センターの場合、面接は1回70分で、母親の相談よりも深い心理学的な問題を扱いますが、回を重ねて面接が終わりに近づくころには、社会へ出て行くときの具体的な相談もあり、純粋のカウンセリングというより、一種のソーシャル・ワークといえるでしょう。要するに、本人の「自分探し」に手を貸すということです。





本人たちのグループ・ワーク





このような回復期には、本人たちのグループ・ワークが有効に機能することがよくあります。このような本人たちが参加するグループの場合には、メンバーの組み合わせに留意する必要があり、カウンセラーが適当と判断した少人数のメンバーで、月に数回開催しています。





このような本人グループの場合には、親の会と異なりカウンセラーが直接運営しています。しかし、たまに夕食会などを開くときには、メンバーが自主的に動いて実行しています。





グループ・ワークも初めのうちは表面的な話に終わることが多いのですが、しだいにお互いの間に信頼感が生まれ、メンバーのなかにある種の役割ができてきて、ポツポツと言いにくい話も出てくるようになります。





これまでひきこもっていたことが、本人たちの心の影を落としていることは否めませんし、実際に社会に出たとき、アルバイト先で、学校で、ひそかに傷ついたり、迷ったりすることは多いようです。





自分を自由に出せて受けとめてくれる仲間を得ることで彼らは安定し、成長していきます。そして、徐々に自分について、また自分の具体的な生き方について考え、それを言葉にできるようになります。



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団体概要
団体名
関東自立就労支援センター
理事長:
大橋秀太
理事:
大畑健太
理事:
杉下真理
住所
東京都東久留米市浅間町1-12-9
TEL
042-424-7855
メール
ki6jt7@bma.biglobe.ne.jp
活動内容
・若年者の就労支援、
 学習 支援、生活訓練
・共同生活寮の運営
・教育相談の実施
・各種資格取得支援