不登校・ひきこもりは病気ではありません。しかし、病気の場合もあります。
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不登校・ひきこもりは病気ではありません。しかし、病気の場合もあります。

2019年10月24日(木)7:27 PM






の障害については、どこまでが病気で、どこからが正常という判断が難しい。 





その昔、「不登校」は精神病が原因で学校へ行けなくなると考えられていた時期があります。「不登校」は最初、「学校恐怖症」と言われていて、それがやがて病気ではないのだから「登校拒否」と言い換えられました。





その「登校拒否」という呼び方も、子どもたちの中には登校を拒否している子どもばかりではなく、「本当は学校に行きたいのに行けない」子どもがいるということで「不登校」という呼び方に変化してきたのです。





「不登校」にせよ「ひきこもり」にせよ「これは病気である。もし病気でないなら『不登校・ひきこもり』などやめてすぐに出てこれるはずだ」という思いが、本人以外にあったりしますが、これはある程度仕方のないことでしょう。





しかし「不登校・ひきこもり」イコール精神病ではありません。あまりいいたとえではありませんが、特定の食べ物がどうしても食べられない人は多くいると思います。





口にしただけでどうにも気持ち悪くて、飲み込めない、吐いてしまう人に対して」病気」だとはいいません。しかし、世の中にはそばアレルギーや卵アレルギーなどという食べ物のアレルギーがありますね。これは病気です。





好き嫌いと食べ物のアレルギーを一緒にすることはできません。「不登校・ひきこもり」もこれに似ていて、「不登校・ひきこもり」イコール精神病とはいえないことがほとんどです。





ただ、中には統合失調症(昔は精神分裂病と呼ばれていた精神病の一種です)など、心の病気や障害のこともあります。また心の障害については、どこまでが病気でどこからが正常という判断が非常に難しいのも事実です。





「不登校・ひきこもり」に悩んでいる場合、むしろ「自立神経失調症」などという比較的無難な病名をつけてもらうことによって、本人や家族が精神的に楽になるということもあるようです。





家庭を子どもが安心していられる場所にしましょう。





深夜、繁華街を徘徊している少年少女たちがいます。その中には家に居場所がないという少年少女が結構いたりします。子どもが思春期を迎えて、親に反抗するのはごく普通のことなのですが、ただ親への反抗以上に家庭への嫌悪や恐怖を持っている少年少女もいたりします。





家族からの肉体的暴力や性的虐待を受けていたり、耐え難い言葉の暴力を受け続けていたりする場合もあります。そういった場合、単純に、「夜中に動き回るのはよくないから早く帰りなさい」とは言いがたいものがあります。





「不登校」の場合、学校にも家庭にも居場所を失ってしまった児童・生徒がいます。学校にいると「いじめ」被害にあい、「いじめ」から逃れようと家庭にひきこもると、学校へ行くことを強要されるという場合があるのです。





そういった児童・生徒は、どこにも自分の居場所がなくなってしまいます。「不登校・ひきこもり」の人にとって、自宅や自分の部屋が緊急避難の場所であったりすることがあるんですけど、その安全な緊急避難の場であるはずの自宅すら安心できないという人もたくさんいるのが事実です。





ご家族が心配のあまり、無理やり家から出そうとする場合などがそうです。本人としても、心の中では一日も早く外へ出たい、学校へ行きたいと思っているんですけど、体がいうことをききません。





本人ではどうしようもないこともあります。もしお子さんが「不登校・ひきこもり」は、つい「甘え」や「怠け」であると思われがちなんですけど、本人は周囲の人の予想以上に強い葛藤やコンプレックス、焦りなどに苦しんでいるものです。





まず、本人もご家族もリラックスできる雰囲気をつくり、本人もご家族も疲れないように、ご自分も楽にできるような環境を目指していただきたいものです。





不登校は学校へ行けば問題解決というものではありません。





わたしは「不登校」が、単に学校へ行かないということなのであれば、大した問題ではない、いや、問題ですらないと思っています。本当の問題は学校へ行く、行かないではなく、その裏側にあると考えているからです。「不登校」の原因は、学校での「いじめ」、親の虐待、先生の体罰、心の傷や病気など、百人百様の原因があり、ひとつのパターンにおさめることは不可能です。





学校に行かないことが問題とされるのは、「子どもは学校に行かなくてはならない」という固定観念があり「不登校」に関して言えば、学校にさえ行けるようになれば問題解決である、という考え方です。





実はこの学校にさえ行けるようになれば、問題解決という考え方が、「不登校」問題に対峙している人の多くが思っている解決法でもあるのが現実なのです。でも、これでは本当の解決になっていません。





「いじめ」を受けて学校に行けなくなった児童・生徒を無理やり学校に連れて行く、これはわざわざいじめられに行けっていうことになりかねないと思います。でも、子どもの本当の苦しみを分からない大人は言います。「いじめなんかに負けちゃだめだ。





やられたらやりかえすくらいでなきゃ」。でも、自分の身に置き換えて考えてほしいのです。自分が複数の人から理不尽な肉体的・精神的暴力を受けて、やりかえせますか?「俺はそんなに弱くない。やりかえせる」という人は、こう想像してください。





あなたは暴力団事務所に、肉体的暴力と精神的暴力を受けるとわかっているのに毎日出かけることができますか?もちろん、学校は暴力団事務所ではありません。誤解を受けかねない表現ですが、「いじめ」を受けている児童・生徒はそれに似た心理になってしまっているのです。




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