子の心親知らず、子どもは親の本音を知っている
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子の心親知らず、子どもは親の本音を知っている

2019年10月14日(月)12:09 PM







人は人を完全に理解できませんが、「認める」ことから始めましょう。





「子どもと話し合って・・・・と、学校の先生もカウンセラーの先生も言うのですが、子どもはわたしと話そうとすらしないのです」そう言って、涙ぐむ親御さんがいます。





「せめて相談くらいしてくれたら、何か言ってあげられるのに」と、親御さんは苦悩します。ではなぜお子さんは何も話してくれないのでしょうか?なぜ?と子どもに聞きますと、たいていこう答えます。





「親が何を言うかわかっているから」と・・・・・。親はクドクドと、これまで言ってきたことを繰り返すのだと言います。ときには涙ながらに・・・・、ときには苛立ちを込めて・・・・・、ときには全身で「わたしはあなたのことが心配で心配で仕方ないのよ」と・・・・・。





聞いているお子さんとしては、とてもいたたまれない気持ちになってしまいます。とてもつらい気持ちになってしまいます。お子さんがもし、お母さんやお父さんの話を聞く姿勢を見せたとき、親御さんはここぞとばかりこう言います。





「なんで外に出てくれないの?お母さんのせいなの?それとも誰かにいじめられているの?」「おまえが部屋にひきこもっていると、お父さんもお母さんもとてもつらくなってしまうんだ」





「もっと積極的に行動してみたらどう?」「いつまで待っていたら自分から行動するの?」「友達はみんながんばっているぞ」「お願いだから、これ以上お母さんを苦しめないで!」まるで関を切ったように、親御さんは子どもさんを質問攻めにします。子どもさんはこう思います。(これだからいやなんだ。うんざりだ。もう放っておいてくれ!)





親御さんは話し合いのつもりでも、子どもさんにとっては責められているとしか感じられません。子どもにとっては「話し合い」のお説教と大差ありません。親がお子さんの意見を聞こうと言っても、言った後に簡単に否定されたり、「それはおまえが甘えているからだ」と言われてしまえば、子どもは次に言う言葉を失ってしまいます。





「やっぱり何も言わなきゃよかった。お父さんもお母さんもぜんぜんわかってくれない」と・・・・。子どもは親の本音をたちまち見抜いてしまう特技がありますから、話してももう無駄だと思ってしまいます。





親御さんは、お子さんを質問攻めにするのではなく、まずお子さんが何かよくわからないにしても、何かに悩んでいたり苦しんでいたりしていることを認めてあげることからはじめてはいかがでしょうか。





人は人を完全に理解することなどできませんが、「認める」ことはできるはずです。お子さんも思春期以上の年齢になりますと、だんだんと親と話したがらなくなります。そんなとき、しつこく話しかけて質問攻めにしてもウンザリされるだけです。





お子さんを責めるのではなく認める、そして、お子さんが話しかけてきたらこちらが質問攻めにするのではなくてなるべく相手の話を聞いてあげるようにしましょう。友人同士でも親子関係でも、いい聞き役になると相手も安心して心を開いてくれるのは同じだと思います。





いじめに対処する方法





子どもの心の傷は、大人が考えているよりも深いものです。包み込むように共感してあげましょう。「いじめはよくない」と口ではよく言われますが、子ども社会であろうと大人社会であろうと、いざ「いじめ」が起こるといじめを止めようとする人は意外と少ないように感じます。





「いじめ」は大勢で一人を標的にするものですから、その「いじめ」を止めようとすると今度は逆に自分が「いじめ」の対象にされることを恐れるためかもしれません。





いじめられやすい子どもというのは、「気の弱い子ども」「肉体的に弱い子ども」「ちょっと性格が変わっている子ども」「知的・身体的に障害を持っている子ども」など、その他大勢と違っている子どもが標的になりやすいものです。





勉強ができすぎても、スポーツができすぎても、「いじめ」の標的にされてしまうこともあります。今の時代は誰が「いじめ」にあっても不思議ではありません。





「いじめ」という行為は、いじめる側にとってたいしたことはないと思っていても、いじめられる側にとって、へたをすると一生に影響する犯罪といっていいほどの行為なのです。





「いじめ」にあっている子どもは、自分がいじめられているということをほとんど他人に言いません。いじめられているということを、認めようとしない子どももいます。子どもにもプライドがあり、いじめられているということをたいへん恥ずかしいと思っているからです。





学校で「いじめ」問題が出てくると、先生が率先して「〇〇君をいじめるのはやめよう。もっと人の心を大切にしよう」などと話し合いを始めることがあります。もちろん、話し合うことは非常に大切なことですが、いじめられている子どもがさらし者にならないように配慮してほしいと思います。





できるなら、「いじめ」が起きる前から充分に「いじめ」がよくないこと、「いじめ」を許さないということ、見てみぬふりをしないようにすることなどを話し合ってほしいものです。





親御さんが、お子さんが「いじめ」にあっているのではないかと感じたら、お子さんから子どものプライドを傷つけないように、優しく話を聞いてほしいと思います。





「おまえにも何か原因があるんじゃないか」「そんなやつ、やっつけてしまえ!」などといったことは、言わないようにしましょう。「いじめ」を受けている子どもの心の傷は、大人が考えているより深いものです。





子どもを叱咤激励するよりも、包み込むように共感してあげてほしいのです。そして、担任の先生に連絡してうまく対処してもらうように要請してください。場合によっては子どもを守るために、学校を休ませてあげてもいいと思います。





担任の先生がうまく対処してくれないときは、校長に、それでもダメなら教育委員会や児童相談所に相談してほしいと思います。



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