不登校の解決は、学校へ戻すことではありません
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不登校の解決は、学校へ戻すことではありません

2019年10月12日(土)11:14 AM






学校はすばらしいところでもありますが、学校のみが教育の場ではありません。自分の子どもが「不登校」になった場合、親御さんは我が子の将来を心配するあまり、強引に学校へ連れて行こうとすることがあります。





中には無理やり家から追い出したり、腕を引っ張って学校に連れて行く場合も少なくありません。ほとんどの人は、「不登校」を解決するというと、再び学校へ行くようになること、つまり再登校をすることだと思ってしまいがちです。





再び学校へ通えるようにさえなればいい。だから殴ってでも学校へ連れて行く。学校にさえ行くようになればなんとかなる。なぜならは、他のみんなは学校へ通っているからだ。子どもは学校へ行くべきだ。学校へ行かないのは悪いことだ。他の子どもは学校へ行っているのに、自分の子どもだけが行かないというのは、親として恥ずかしい。ご近所や親戚に顔向けできない。





このような思いが、親御さんを襲います。しかし、学校に戻ることのみが子どもにとっていいことなんでしょうか?子どもが学校に行くことで何か傷ついているとすれば、学校へ無理やり行かせることより、まず傷を癒してあげることが大切なのです。





学校でいじめにあっているとすれば、もういじめにあわないように配慮をしてあげることが必要なのです。心が痛んでいるのなら、痛みを治してあげることが先決です。学校は教育の場としてすばらしいところでもありますが、学校のみが教育の場ではありません。





嫌がる子どもを強引に学校へ連れていって、傷を深めるよりも、よりよい人生を歩んでもらえるようにするのが本当の解決であると思います。





今どきの子ども?いつの時代も子どもは同じです





どんなに時代が変わっても、親の愛と家庭のサポートは必要です「いまどきの子どもは・・・・」「最近の若いものは・・・・」などという言葉は、太古の昔から繰り返し言われ続けています。この先もこの言葉は無くなることはないでしょう。





大昔から繰り返し言われてきたこの言葉ですが、最近では少し様子が変わってきたという人もいます。それは近年の科学の発達により、かつてなかった「文明の利器」なるものが登場してきたからだと人はいいます。





インターネット、ビデオ、DVD、ゲーム、携帯電話、かつてなかった情報ツールや遊びが満載の世の中になったのです。子どもや若者のみならず人類はかつてないほどの情報量と便利な道具に囲まれて生きています。





そのため「いまどきの」子どもや若者は、かつての教育の仕方や接し方では通用しなくなってきたという人がいます。確かに子どもや若者をとりまく環境は年々急速に変化してきています。





1960年代の高度経済成長期には、核家族化が進み子どもが学校から帰ってくる時間に家に誰もいないため、子どもがカギを持ち歩く「カギッ子」という言葉が流行しました。





1970年代と時代は進み、子どものことを思う親たちは学校の勉強だけでは不安になり、よりよい教育・・・・・、より良い教育というより受験に勝つための教育を与えるため、塾へ予備校へと子どもたちへの「教育熱」は過熱していきました。





1980年代になってくると、学校に行かない子どもたちが注目を浴びるようになってきます。1990年代になると、「ひきこもり」がたびたびメディアに登場するようになってきます。





そして、2000年代になると「不登校」・「ひきこもり」は、大きな社会問題として注目されるようになりました。やがて「不登校」・「ひきこもり」は当たり前となって、まったく問題にならなくなる時代がくるかもしれません。





でもどんなに時代が変わっても、子どもには親の愛情と家庭・社会のサポートが必要であることには変わりありません。子どもをかわいくないと思うことだってあります。もし、あなたが我が子を虐待してしまうと悩んでいたら・・・・・





最近、家庭の問題で取り上げられるものに、「親による我が子への虐待」があげられます。虐待をするのは比較的母親が多いのですが、その原因はストレスや不安があげられます。





不安は子育てに関するものだけではなく、母親と他の家族(夫や姑など)との人間関係不和や、経済的な不安、母親のアルコールや薬物依存なども不安感の原因になっている場合があります。





そして、現代社会の要因として、密室での育児というものがあげられるでしょう。誰も見ていないマンション内などで、孤立感や不安感、ストレスにさいなまれた母親は、そのイライラを子どもに向けてしまうことがあります。





そして子どもを叩いたりすると、もう止まらなくなってしまいます。あるいは1歳、2歳の幼児に一日中呪いの言葉や憎しみの言葉を吐きかける親もいます。





子どもの世話をしない育児放棄(ネグレクト)をしてしまう場合もあります。最初の子どもはかわいいのに、2番目はかわいくない、憎々しいと感じてしまう親もいます。





虐待をしてしまった親は、自己嫌悪に陥り子どもだけではなく自らも深く傷つけてしまいます。中には、これは「しつけ」であると、虐待をしているという実感のない人もいます。これら虐待をしてしまう親の多くは、自らも幼児期に虐待を受けた経験がある人だといわれています。





さらに女性の社会進出が当たり前の現代では、「この子さえいなければ・・・・」と思っても不思議ではありません。ましていま流行の「できちゃった婚」で、望まないのに子どもができてしまった場合なども「自分の子どもだけどかわいくない」と思ってしまう原因の場合もあるでしょう。





もし、あなたが我が子を虐待してしまうと悩んでいるとしたら、まず心療内科などの専門医に相談をしてみることをお勧めします。同時に、子どもの幸せのみを考えるのではなく、同時に御自身の幸せも考えてほしいと思います。





いろいろな事情で、どうしても我が子がかわいいと思えないこともあると思います。そういった場合は、周囲の協力やいろいろな施設などをうまく利用して親子ともども不幸にならないようにしてほしいものです。



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