子育てについて~子供に「どうせ」という言葉を使わせないために~
ホーム > 子育てについて~子供に「どうせ」という言葉を使わせないために~

子育てについて~子供に「どうせ」という言葉を使わせないために~

2019年08月23日(金)2:37 PM

「学校に行きたくない」と子供が口にすると、お母さんは「不登校ではないか」とすぐに心配になるかもしれません。

 

 

 

 

 

でも、ちょっと考えてみてください。お母さんだって小学生だったころ、一度や二度、「今日は学校に行きたくないなあ」と思ったことがあるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

それがすぐに不登校に結びついたでしょうか?

 

 

 

 

 

特に、低学年の子だったら、「先生が怖い」「給食が食べられない」「朝、支度をするのが遅れたから」と、大人から見るととるに足らないと思われる理由で、学校に行くのが嫌になってしまうことがよくあります。

 

 

 

 

 

にもかかわらず、親のほうが深刻に受けとめて悩んでしまうと、子供は「これって大変なことなの?」と受けとってしまいかねません。

 

 

 

 

 

深刻にならず、「何が不安なの?」と優しく聞いて、どうしたらいいのかを一緒に考えてやりましょう。

 

 

 

 

 

幼稚園までは何から何まで面倒を見てきたお母さんも、子供が小学校に入ると、「もう小学生なのだから、しっかりさせなければ」とつき放して接してしまいがちです。

 

 

 

 

 

でも、突然つき放されると、子供は、「これからは、何でも自分でしなければならないのか」と強い不安を感じてしまいます。

 

 

 

 

 

もともと子供は、自立心を持っていますので、いつまでも抱っこされたままではいません。でも、ちょっと離れてみて不安になると、親の膝に戻ってきます。

 

 

 

 

 

そして安心するとまた離れていくのです。こうしたことを繰り返すうちに、親から離れている時間が長くなり、自立していきます。

 

 

 

 

 

しかし、子供が親の膝に戻ってきた時に、親がつき放してしまうとかえって親や家へのしがみつきが強くなり、その結果、学校へ行くのを嫌がるようになることがあります。

 

 

 

 

 

これは母子分離不安からくる登校しぶりです。

 

 

 

 

 

この場合、幼児期に戻ったつもりでスキンシップをたっぷりして親の愛情を伝え、親子の信頼関係をより強いものにしてください。

 

 

 

 

 

そのほか、学校へ行きたがらない原因としては、「否定的自己同一性」や「燃え尽き症候群」といったものも考えられます。

 

 

 

 

 

否定的自己同一性というのは、「ダメな子ね」「そんな事も出来ないの?」と親からマイナス評価しかもらえない子供が、「どうせ自分は駄目な子なんだ」「上手になんかできっこないんだ」とやる前からあきらめてしまい、無気力な子供になってしまうことです。

 

 

 

 

 

そのため、学校に行く気も薄れてしまうのです。また、「早くしなさい」という言葉も、否定的自己同一性の原因となります。

 

 

 

 

 

毎日言われていると、「どうせ早くできないんだから、のろまでいいや」と思ってしまい、「早くしなければ」という気持ちも生まれてきません。

 

 

 

 

 

もし、少しでも思い当たるなら、今日からそうした言葉を言わないようにしてどんなことでもいいですから、子供のいい面を認めてほめてみてください。

 

 

 

 

 

自信がつけば、子供は気力を取り戻します。

 

 

 

 

 

燃え尽き症候群は、高学年以上のどちらかというとまじめで完全主義、親や先生の言うことをきちんと聞いて、一生懸命努力する子供に多く表れます。

 

 

 

 

 

頑張りすぎて疲れてしまったときや、「このまま親や先生の言うとおりにしていていいのだろうか」と疑問を感じたとき、学校へ行く意義を見いだせなくなってしまうのです。

 

 

 

 

 

こんな時は、考え方や行動は決して一つではなく、多種多様なんだということに気づかせてゆったりした気持ちにさせてやることです。

 

 

 

 

 

親の価値観を子供に押しつけないように気をつけましょう。

 

 

 

 

 

学校に行きたくない理由は、意外なところに隠れている

 

 

 

 

 

それにしても、子供が学校に行くのはなぜでしょうか?

 

 

 

 

 

子供が学校に行く動機は、法律で強制されているからでもないでしょうし、ごく少数の子供を除いては勉強が面白いからでもありません。

 

 

 

 

 

それ以外に、何かプラスの力が働いているからです。

 

 

 

 

 

給食が楽しみだからという子もいるかもしれません。「学校へは行くものだ」という思い込みや、「行かないと親や先生に叱られる」というのも、学校へ行く動機になっているのかもしれません。

 

 

 

 

 

でも、何よりも大きい力は友達がいるからではないでしょうか。

 

 

 

 

 

逆に、学校へ行きたくないと思う理由も、例えば先生が怖いとか、勉強がよくわからない、給食が苦痛などということもあるでしょうが、最大のマイナスの力「友達との関係」だと思います。

 

 

 

 

 

普通は、プラスの力がマイナスの力を上回っているから、学校へ行けているのです。

 

 

 

 

 

登校を嫌がる子は、どうもこの友達関係がうまくいっていない場合が多いように思います。

 

 

 

 

 

子供が「学校に行きたくない」と言い始めたら、まず、子供にとって学校の何がマイナスの力となっているのかを知ることが大切です。

 

 

 

 

 

つまり、学校へ行けなくなったのは、どのプラスの力がなくなった(少なくなった)のか、そして、どんなマイナスの力が増加、あるいは現れたのかを知ることが第一なのです。

 

 

 

 

 

そして、欠けたプラスの力を補い、大きくなったマイナスの力を減らすことを、親は子供と一緒に考えていく必要があります。

 



メニュー

過去の記事

団体概要
団体名
関東自立就労支援センター
理事長:
大橋秀太
理事:
大畑健太
理事:
杉下真理
住所
東京都東久留米市浅間町1-12-9
TEL
042-424-7855
メール
ki6jt7@bma.biglobe.ne.jp
活動内容
・若年者の就労支援、
 学習 支援、生活訓練
・共同生活寮の運営
・教育相談の実施
・各種資格取得支援