不登校の相談事例~中学3年生の女子~
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不登校の相談事例~中学3年生の女子~

2019年08月15日(木)6:31 PM

「相談事例」    不本意入学で 三年になって不登校に

 

 

 

 

 

中学三年生の女子です。小学校六年生の時に不登校の徴候があり、本人は地元の中学に進学したくないと言っていましたが、私立の中学に行かせることもできず、結局地元の中学校に入学しました。

 

 

 

 

 

二年生までは何とか頑張って登校していたのですが、三年生になってから 行けなくなってしまいました。

 

 

 

 

 

「回答」

 

 

 

 

 

まず、小学校時代に不登校の徴候が現れたころ、何があったのかを考えておかなければなりません。

 

 

 

 

 

地元の中学への進学に抵抗があったということは、子供の友達関係に問題があったことが考えられます。

 

 

 

 

 

その問題を解決しない限り、子供が地元の中学校に進学することに抵抗するのは当たり前だといえます。

 

 

 

 

 

その折に、親や学校がどういった対策をしたか、また、地域としての活動、理解はどうであったかを考えておく必要があるでしょう。

 

 

 

 

 

もしいじめがあったなら、子供は学校というところから退却しなければ、自分自身の心の世界をつぶしてしまう可能性がありますし、将来の精神的な成長に対して暗い影を落とす危険性があるのです。

 

 

 

 

 

子供が学校に行かないことによって自己を防衛していることがわかれば、子供を守ることを前提として環境の設定をしてやることが重要になってきます。

 

 

 

 

 

「相談事例」    先生の問題で不登校に

 

 

 

 

 

小学校五年の時から、先生の問題があって、学校に行けません。学校に行かせようとすると、包丁を持ち出して叫ぶこともあります。

 

 

 

 

 

「回答」

 

 

 

 

 

先生の問題という学校に行けない原因が明らかになっています。

 

 

 

 

 

その際に、無理やりに学校に行かさせようとすると、それに対して反発するのは当然かもしれません。

 

 

 

 

 

まず、学校に行けなくなっている原因に対する直接的なアプローチが必要です。

 

 

 

 

 

今の問題でいえば、子供が学校に行けないのが問題であるというよりは、子供を学校に行けなくさせている先生の問題が第一義的であると考えることができます。

 

 

 

 

 

その問題の解決のないまま、ただ学校に行かせることだけを考えて無理やり行かせようとすると、それに反抗するのは当然であり、また、それでも学校に行かせようとする親子関係にも問題があるように思われます。

 

 

 

 

 

また、子供が包丁を持って、それに対して対抗してくるというのも極端といえば極端です。

 

 

 

 

 

子供が反抗するにしても、あまりにも攻撃的であるように思います。

 

 

 

 

 

子供が反抗している際の様子にも関係はありますが、これらの行動の背景には、その攻撃的な文化が子供の身近にあると考えてもいいでしょう。

 

 

 

 

 

あるいは、そういう方法で自分の意思を通すことを何らかの形で学習したのかもしれません。

 

 

 

 

 

そういった環境の中にある文化にも目を向けてみることも必要でしょう。

 

 

 

 

 

子供とのかかわりの中で、暴力的な方法ではない解決の方法を普段の生活の中で考えていくことが必要です。

 

 

 

 

 

また、子供が話している原因のところにまず手をつけることでしょう。

 

 

 

 

 

「相談事例」   荒れた学校でいじめにあい、不登校に

 

 

 

 

 

小学校五年生の女児です。学校が大変荒れていて、うちの子供もいじめにあいました。

 

 

 

 

 

先生にそのことについて話をしてもらちが明かず、結局、子供の不登校を黙って見ている状況にあります。

 

 

 

 

 

これでいいのでしょうか。

 

 

 

 

 

「回答」

 

 

 

 

 

不登校の問題は、家庭だけの問題だけではなく、さまざまな問題が絡まっているものです。

 

 

 

 

 

必ずしも家庭的な問題だけで不登校がおこっているとは限りません。

 

 

 

 

 

この場合、親からの訴えに対して学校の先生が何らかの対策を考えるべきですが、先生自身がそれに対して抵抗を示しているようです。

 

 

 

 

 

そういう場合、子供の心を傷つきを考えるならば、子供を学校に行かせないほうがいいかもしれません。

 

 

 

 

 

ただ、学校を休ませることだけにその解決策を求めるのではなく、子供を通して現在の学校の問題については、その学校の校長や教頭へのアプローチをすることも必要でしょうし、また、それでも一切対策が取られない場合、その上にまで(たとえば教育委員会)訴えを広げていってもいいでしょう。

 

 

 

 

 

その際に、一人で活動するのではなく、ほかの親との話し合いも含め、学校の問題を集団でアプローチしていくことを考えてください。

 

 

 

 

 

現代の学校にあっては、かつてのPTAの活動があまりにも少なくなっており、いわば、親が学校に対してあまり関心を持たなくなっているにもかかわらず、結果に対しての文句だけは言うというスタイルが増えているように思います。

 

 

 

 

 

不登校の増加は、学校の教育に対する親の無関心も原因として考えられることを理解してください。

 

 

 

 

 

何か事が起ったときに、いきなり学校へのアプローチを始めても、つまり、親と学校との信頼関係ができていない状態ではアプローチそのものが一方的な学校批判ととられたりして、スムーズな対応が得られにくいことは想像に難くありません。

 

 

 

 

 

子供の問題は、家庭という小さな社会から学校という社会、地域という社会の中の総合的な場でつくられていく問題であって、単純に家族の問題だけでそれを見ることは危険でもあります。

 

 

 

 

 

子供の心の世界を理解していくときには、子供の環境全般にわたっての考慮が必要でしょう。

 

 

 

 

 

そして、原因、あるいは責任の所在をお互いになすりつけ合いをしているだけでは、問題の根本的な解決とはなりません。

 

 

 

 

 

学校が悪ければ、学校に積極的に要求していくことも必要でしょうし、協力をすることも必要です。

 

 

 

 

 

また、学校は親からのさまざまな要求に対して検討していく態度を持つことが必要でしょう。

 

 

 

 

 

子供の問題は、総合的に見ておかなければならない問題なのです。

 

 

 



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