「いじめられてるんじゃないの?」が子供をますます追いつめる
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「いじめられてるんじゃないの?」が子供をますます追いつめる

2019年08月14日(水)8:22 PM

朝、起きて、何となくグズグズしていて学校へ行きたくない様子とか、お母さんと目を合わせなくなった、学校での出来事や友達のことを話したがらなくなった、成績が急に下がった、無表情で暗い顔になった、いままで好きで熱中していたことをしなくなった、態度が何となく投げやりになった、ときどき手足に傷がついていたり、服や持ち物が汚れたり破けたりしている・・・・・こんな様子が見えたとき、子供はいじめにあっている可能性があります。

 

 

 

 

 

いじめにあっている子供のほとんどは、周囲の誰にも相談しないといいます。

 

 

 

 

 

親に相談する子供はほとんどいないのが現実なのです。

 

 

 

 

 

しかし、いじめられている子供は、言葉に出して言わなくても、必ず何らかのサインを出して助けを求めています。

 

 

 

 

 

子供は親に気づいてほしいのです。

 

 

 

 

 

ただ、そのサインに気づいたとしても、「どうかしたの?」とか「いじめられているんじゃないの?」とストレートに問いただしたりはしないでください。

 

 

 

 

 

そのようにたずねたとしても、まず話してはくれないでしょう。根ほり葉ほり追求すれば、余計に口を閉ざしてしまいます。

 

 

 

 

 

こんなとき、ケガをしている場合は別ですが、親は「何かあったってことはわかってるわよ」「つらくて今は話せないかもしれないけれど、話してくれるのを待ってるわよ」というメッセージを、子供に発信していてください。

 

 

 

 

 

そして、そのことはちょっと脇に置いておき、親子で一緒にできる作業を何かしてみましょう。

 

 

 

 

 

たとえば、クッキーを一緒につくってみるとか、釣りが好きな子供なら、どこかに釣りに出かけてみてもいいでしょう。

 

 

 

 

 

もちろん、お父さんにもいろいろ協力してもらいましょう。

 

 

 

 

 

何も言わなくても、「親子が一緒に身近にいて、同じ作業を共同でする」ことで、傷ついた子供の心はかなり癒されるはずです。

 

 

 

 

 

自分が親に受け入れられていることが、肌で感じられるからです。

 

 

 

 

 

子供にとっては、誰からも評価や罰を受けずにゆったりとリラックスした気持ちで過ごせる時間になることでしょう。

 

 

 

 

 

また、体を鍛えることに目を向けさせるのも一つの手です。剣道や柔道、空手などを習って体を鍛えれば、自分に自信が持てますし、精神的にも強くなれるのです。

 

 

 

 

 

しばらく練習を続けていれば、いじめっ子に乱暴されそうになった時、パッとたたかうポーズがとれるようになるでしょう。

 

 

 

 

 

実際にたたかわなくても、たたかう姿勢を示すことでいじめっ子に対して「ん?手ごわい相手かもしれない」と感じさせることもできます。

 

 

 

 

 

これだけで、いじめはかなり減るはずです。

 

 

 

 

 

ある人からこんな話を聞いたことがあります。

 

 

 

 

 

まだ五歳の幼稚園児であったころ、小学校三年生のおねえちゃんと近くの公園に遊びに行きました。

 

 

 

 

 

そこに、小学校四、五年生と思われる男の子三人組が来て、その子のおもちゃを奪ったのです。

 

 

 

 

 

その子が泣きそうになっていたとき、一緒にいたおねえちゃんが「おとうとのおもちゃだから返してよ!」と、ものすごい気迫でせまったのだそうです。

 

 

 

 

 

悪ガキ三人組も、そのおとうと思いの小さな女の子の気迫に押されて、おもちゃを返してくれたといいます。

 

 

 

 

 

それから二十年たった今でも、そのときのおねえちゃんのすごさ、かっこよさは忘れられないと語ってくれました。

 

 

 

 

 

根ほり葉ほり聞くよりも、「もう大丈夫よ」のひと言を

 

 

 

 

 

さて、お子さんが学校でのつらいことや悲しいことをポツリポツリと話し始めてくれたとします。

 

 

 

 

 

そのときは、真剣に聞いてください。そして、「この間から何かあると思っていたのよ。つらかったわね。でも、もう大丈夫。よく話してくれたわね」とやさしく言ってください。

 

 

 

 

 

ただし、こちらからあまり根ほり葉ほり聞きにすぎないようにして、まず、お子さんのつらい気持ちを十分に受けとめ、受け入れます。

 

 

 

 

 

つらい気持ちを誰かに話すことができて、その相手が自分の気持をわかってくれたと感じると、それだけでお子さんの気持ちはだいぶ楽になると思います。

 

 

 

 

 

カウンセリングでいう「受容と共感」です。

 

 

 

 

 

ちょっとした仲間外れならこれだけで解決する場合もあります。

 

 

 

 

 

本人の気持ちが変わったことで行動にも変化が表れ、仲間との関係が好転するからです。

 

 

 

 

 

でも、そうでない場合には、おかあさんが勝手に行動を起こすようなことはやめましょう。

 

 

 

 

 

担任の先生や校長先生に会いに行くとか、相手の親に電話するといったことはいきなりしないでください。

 

 

 

 

 

時間をかけお子さんともよく話し合い、どうしたらうまく解決できるかを一緒に考えましょう。

 

 

 

 

 

もちろん話し合った結果、先生に相談したほうがいいということになったらそうしてください。

 

 

 

 

 

お子さんと接するとき、「お母さんはあなたの味方よ、あなたのためなら何でもするからね」といった安心感、信頼感を伝えることが何よりも大切なのです。

 

 

 

 

 

それが傷ついているお子さんの心をいやす最高の薬になるのです。

 



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