ひきこもりに関する質問
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ひきこもりに関する質問

2019年08月06日(火)8:45 PM

Q ひきこもりになるのは、いじめが原因のことが多いのでしょうか?

 

 

 

 

 

A ひきこもりの人が、その原因として過去のいじめられ体験をあげることがあります。

 

 

 

 

 

ただ、「いじめ」だけが原因で何年もひきこもるケースは、それほど多いわけではありません。

 

 

 

 

 

むしろ周囲がいじめのことを気にしすぎたり、こだわって繰り返し話題にしたりすると、「ひきこもり」からの回復を妨げる場合もあるようです。

 

 

 

 

 

特に、ひきこもってから何年も経過しているような場合には、「いじめ」にこだわらず、現在の「ひきこもり」の問題に焦点を当てて対処していくほうが有意義でしょう。

 

 

 

 

 

ただし、非常に過酷ないじめを受けた場合、それが大きなストレスとなってPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状がみられることがあります。

 

 

 

 

 

Q ひきこもりに伴って二次的にさまざまな症状が起きることはあるのでしょうか?

 

 

 

 

 

A 「ひきこもり」そのものは病気ではありませんが、ひきこもり状態が長期化してこじれた場合に、さまざまな症状が二次的に現れることがあります。

 

 

 

 

 

とりわけ、対人恐怖症状、強迫症状、被害関係念慮(被害妄想)といった深刻な症状がひきこもり状態をいっそう助長する場合がしばしばみられます。

 

 

 

 

 

ただし、ひきこもりに伴って二次的に起きている症状なのか、あるいは、その背景に精神疾患があるのかどうかという判断は、実際に医師が直接診察しない限り下すことはできません。

 

 

 

 

 

中には、精神疾患が背景にあって、社会に対する恐怖や意欲の減退、自閉的な傾向を引き起こし、「ひきこもり」の状態になることもあります。

 

 

 

 

 

「ひきこもり」という呼び名にある意味で安心して、重大な精神疾患が見逃されたり、治療が遅れてしまうことは避けなくてはなりません。

 

 

 

 

 

特に精神疾患が背景にある場合には、服薬によって症状が大幅に軽減する場合もありますので、そのような場合には、精神保健福祉センターや保健所、医療機関などへの速やかな相談をお勧めします。

 

 

 

 

 

Q   家庭内暴力とひきこもりは関連がありますか?また、どう対応すればいいですか?

 

 

 

 

 

A 「ひきこもり」状態にある多くの人が安心感を得られずに、孤立感・焦燥感・不安感を募らせています。

 

 

 

 

 

追い詰められた気持ちから「こうなったのも家族のせいだ」など他者を責める気持が高じたり、「もうどうなってもいい」と自暴自棄になる場合もあります。

 

 

 

 

 

心配する家族とのやりとりなどからいら立ちを募らせると、小さな刺激が他者や自分自身に対する攻撃的行動、つまり家庭内暴力を引き起こしてしまうこともあります。

 

 

 

 

 

しかし、いかに強い苦しみが背景にあるとはいえ、暴力に甘んじてはいけません。

 

 

 

 

 

「いかなる暴力も、100%拒否する」、これが基本的に取るべき態度です。

 

 

 

 

 

特に身体をたたく、殴る、蹴るなどといった肉体的暴力は、それがどんなに些細なものであっても拒否する姿勢を貫くべきです。

 

 

 

 

 

毅然とした態度で「そういうことはしてほしくない」「暴力はダメだ」と伝え続けてください。

 

 

 

 

 

ただし、拒否するということは「暴力に暴力で対抗する」ということではありません。

 

 

 

 

 

力ずくで抑え込んでも、それは暴力の連鎖しか生みません。

 

 

 

 

 

ただし、暴力といっても、比較的軽いものから慢性的なものまでいろいろあります。

 

 

 

 

 

例えば、親が言葉や態度で刺激した結果、起こっている暴力については、まず何が本人を刺激しているのかをよく反省し、悪い刺激になるような言動をやめてみることです。

 

 

 

 

 

もちろん、ご本人に直接尋ねてもいいでしょう。ちょっとした皮肉や偉そうなしゃべり方が原因であったりすることもあります。

 

 

 

 

 

この種の暴力は、そうした刺激がなくなれば収まることがほとんどです。

 

 

 

 

 

しかし、ささいなことから毎日のように突発する、いわば慢性化した暴力に対しては刺激をやめるだけでは不十分です。

 

 

 

 

 

この場合は、次のような対応が考えられます。

 

 

 

 

 

①第三者が介入すること

 

 

 

 

 

家族以外の誰かが家庭にかかわることで、暴力が減少したり、なくなることがあります。

 

 

 

 

 

例えば、下宿人を置く、留学生を受け入れるなど何らかの工夫で他人が家に同居することにより、暴力がおさまってしまうケースさえあります。

 

 

 

 

 

これは、家庭内暴力が 密室で起こる暴力、言い換えるなら他人の前では起こらない暴力であるためです。

 

 

 

 

 

②司法の介入、つまり警察への通報

 

 

 

 

 

世間体や報復を考えて、ここまで踏み切れる家族は現実には少ないようです。

 

 

 

 

 

世間体はともかく、報復に関してはタイミングさえ誤らなければ防ぐことができます。

 

 

 

 

 

ひきこもりや家庭内暴力をする人というのは、決して善悪の判断がつかないわけではなく、そうせざるを得ないところまで追い込まれて暴れているわけですから、激しい暴力が起こった直後、悪いことをしたという自覚があるうちに対応すれば、恨まれることは基本的にはないと考えてください。

 

 

 

 

 

③避難

 

 

 

 

 

家庭内暴力から避難することは極めて有効な対応です。しかし、「ただ逃げればよい」ということではなく、「いかに避難するか」ということを考えていただきたいと思います。

 

 

 



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