幼児の子育てについて~「していいこと」と「してはいけないこと」はこうわからせる~
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幼児の子育てについて~「していいこと」と「してはいけないこと」はこうわからせる~

2019年08月03日(土)10:20 AM

最近、子どもがカンシャクを起こしても、「注意をすると、かえって面倒だから・・・・・」という理由で、子どもの好きなようにさせてしまう親が多いように見受けられます。

 

 

 

 

 

しかし、それでは、子どものためによくありません。

 

 

 

 

 

わがままで、自己中心的な子どもになってしまいます。

 

 

 

 

 

言葉が理解できるようになったら、子どもが泣いたりカンシャクを起こしたりした場合、言葉での注意や禁止をある程度することも必要です。

 

 

 

 

 

注意すれば、さらに泣いて怒るかもしれませんが、一度注意したことは最後までそれを貫きとおす姿勢が大切です。

 

 

 

 

 

「うるさいから、まあいいわ」と、途中で親が妥協してしまったらしつけにはなりません。

 

 

 

 

 

とはいえ、何もかも禁止し、一日中注意ばかりしていては、子どももストレスをためてしまいます。

 

 

 

 

 

肝心なのは、「していいこと」と、「してはいけないこと」のけじめをしっかりつけさせることです。

 

 

 

 

 

あるいは、何か一つだけは、自由にしていいことを決めておくのもいいかもしれません。

 

 

 

 

 

わたしは、まだ子どもが小さかったころ、おもちゃを買うのはお誕生日とかクリスマス等、特別の日だけというルールを決めていました。

 

 

 

 

 

ですから、デパートなどに連れて行ったとき、おもちゃをほしがっても(その前に、おもちゃ売り場を通らないようにしたことはいうまでもありません)、「今日は買わない」という態度を断固貫きとおしました。

 

 

 

 

 

ただし、一つだけ抜け道をつくりました。それは、本だけはいつでも買ってあげるというルールです。

 

 

 

 

 

おかげで本好きの子どもになりましたし、一石二鳥だったと思います。こうしたルールをとおして、世の中はすべてが自分の思い通りにはならないということを子どもは知っていくのです。

 

 

 

 

 

もちろん、どんなことを禁止し、どんなことを許すかは、それぞれのご家庭の考えにもとづいて決めればいいと思います。

 

 

 

 

 

この一呼吸が、叱る回数を半分に減らしてくれる

 

 

 

 

 

子育ては、ほめるだけでも、叱ってばかりでもうまくいきません。

 

 

 

 

 

ほめるのと叱るのがちょうどよいバランスのときに、はじめていい子に育つのです。

 

 

 

 

 

叱る回数を減らすには、三つの方法があると思います。

 

 

 

 

 

その一つが、叱りたくなった時、まず、何のために叱るのかを考えることです。

 

 

 

 

 

たとえば、急いで出かけなければならないときや、夕食のしたくなどで忙しいときは、つい子どもを叱ることが多くなってしまうものです。

 

 

 

 

 

そんなふうに忙しくてイライラしているときは、一呼吸おいて、本当に叱るべきかどうかを考えるのです。

 

 

 

 

 

感情のままに叱るのと、自分の叱り方を意識して叱るのとでは、結果はまったく違ってきます。

 

 

 

 

 

叱る回数も、半分以下に減るかもしれません。

 

 

 

 

 

二つめが、叱っても意味のないこと、しかたのないことは叱らないことです。たとえば、「おねしょ」です。

 

 

 

 

 

小学生になってもおねしょをする子どもはいます。小学生ともなれば、本人も気にしています。

 

 

 

 

 

子どもだっておねしょなんてしたくありませんが、止められないのです。

 

 

 

 

 

子どもはおねしょで悩み、叱られてさらに悩み、二重にも三重にもつらい思いをしています。

 

 

 

 

 

それがストレスになると、逆効果になってしまいます。

 

 

 

 

 

叱る回数を減らす三つめの方法は、ものの見方をちょっと変えてみることです。

 

 

 

 

 

子どもはよくドアを開けっぱなしにします。そこで、「また、ドアを開けっぱなしにして!何度言ったらわかるの!ちゃんと閉めなきゃだめじゃない」と、頭から叱りつければ、子どもは自分が悪かったとはわかっていても、素直にはあやまれません。

 

 

 

 

 

「うるさいな!閉めればいいんでしょ!」と、売り言葉に買い言葉となってしまいます。

 

 

 

 

 

腹立ちまぎれに子どもがバタンと乱暴にドアを閉めれば、「もっと静かに閉めなさい!」と、また小言がとぶことになってしまうのです。

 

 

 

 

 

こうした会話のパターンに陥らないためにも、お母さんは「ドアを開けっぱなしにしたらお母さん寒いわ。閉めてね」と、自分の気持ちをお子さんに伝えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

そうすれば、子どもは「ああ、そうなんだ」と思い、素直にドアを閉めてくれるでしょう。

 

 

 

 

 

ちょっと言い方を工夫するだけで、叱る回数はうんと減らすことができるのです。

 

 

 

 

 

「まだできないの」より「もうすぐできるわよ」

 

 

 

 

 

真夏に山登りをしているとき、水筒の残りの水がコップ一杯になったらどう思いますか?

 

 

 

 

 

「もうコップ一杯しかない・・・・・・」それとも、「まだコップ一杯分も残っている」と思うか、どちらでしょうか?

 

 

 

 

 

子育てにも同じようなところがあります。

 

 

 

 

 

「まだできないの」とマイナス面を気にするのではなく、「もうすぐできるわよ」とプラス思考で考えたほうが子育てははるかにスムーズにいきます。

 

 

 

 

 

「お友達の○○ちゃんはもうできるのに、どうしてあなたはまだできないのかしら」と、わが子を友達と比較してしまうお母さんが多いようです。

 

 

 

 

 

もちろん、親はわが子がかわいいから、「よその子よりも少しでも早く」と思うのでしょう。

 

 

 

 

 

でも、勉強はAちゃんと比較され、スポーツはBちゃんと比べられ、音楽についてはCちゃんと競争させられていては子どもは疲れきってしまいます。

 

 

 

 

 

他の子と比較して、「まだできないの」「どうしてできないの」と言うと、子どもは「できないこと」はいけないこと、マイナスなことだと思ってしまいます。

 

 

 

 

 

そうではなく、いまはまだできないけれど「もうすぐできる」と前向きにとらえて、いまのあるがままの子どもを認めるところからはじめてください。

 

 

 

 

 

たとえば、調理のお手伝いで卵を割ろうとしたとき、たぶん、はじめは上手にできなくて、卵の中に指を突っ込んで黄身をこわしてしまうこともあるでしょう。

 

 

 

 

 

そんなときは、今回の失敗を次の成功に導くような言い方をしましょう。

 

 

 

 

 

「卵は強くたたかないで、やさしくたたくのよ。お母さんも子どものころは上手に割れなかったわ。でも、練習したら上手に割れるようになったのよ。見てるから、もう一度やってごらんなさい」と、なぜ失敗したのかをやさしく説明して励ましてください。

 

 

 

 

 

励まされれば子どもは、「さっきは失敗してしまったけれど、今度こそ」とやる気を起こすものです。

 

 

 

 

 

そして、次に卵が上手に割れたときには、「○○ちゃんも、こんなに上手に割れるようになったのね。すごいわね」とほめて、お母さんの喜びの気持ち、子どもを誇りに思っている気持ちを伝えましょう。

 

 

 

 

 

こうした会話を繰り返すことによって、子どもは自分に自信をもてるようになり、新しいこと、難しいことにも挑戦しようとする意欲もわいてくるのです。

 



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