子育てについて~ここで我慢のできる親になる~
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子育てについて~ここで我慢のできる親になる~

2019年07月29日(月)11:20 PM

子どもは、親から見ると何だか頼りない存在です。

 

 

 

 

 

とくに幼児期・小学生時代は、まだ小さいということもあって、あれこれと心配でしかたありません。

 

 

 

 

 

そこでつい、「ああしなさい」「こうしてはだめよ」と、指示・命令が多くなってしまいます。

 

 

 

 

 

しかし、親が何でも手を出して育てていると、誰かに言われなければ行動できない、手伝ってもらわないと何もできない子どもに育ってしまいます。

 

 

 

 

 

たとえば、いつもお母さんが翌日使う教科書をそろえるのを手伝っていれば、忘れ物をしても子どもは自分の責任だと感じなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

「お母さんがちゃんとやってくれないから」と、お母さんのせいにしてしまい、「今度から気をつけよう」という気持ちが育ちません。

 

 

 

 

 

一生親がつきっきりで世話をやけるわけではないのですから、子どもが自立できるように親はしつけていかなければなりません。

 

 

 

 

 

学校教育の場では、先生の指示にしたがって行動することが多くて、次は何をしようとか、今度はあれがしたいなどと考える間もなく毎日が過ぎていきます。

 

 

 

 

 

せめて家庭では、子どもが自分で考え、判断し、行動させる環境をつくってください。

 

 

 

 

 

しかし、現実には少子化がすすみ、いまや親の目がどうしても子どもにしっかりと行き届いてしまいます。

 

 

 

 

 

子どもは何をやるにしても当然、親ほど上手にはできませんので、親はついつい手や口を出してしまいます。

 

 

 

 

 

子どもの自立をうながすには、まず、子どもに目標を立てさせることです。

 

 

 

 

 

「何か一つ、ある期限までに一人でできるようになる」という目標を立てさせてみましょう。

 

 

 

 

 

もちろん、いきなり「一人でやりなさい」と言うのではなく、どうすれば目標を達成できるか親もいっしょに考えます。

 

 

 

 

 

その際、親が指示するのではなく、「どうしたらいいと思う?」と、子どもに考えさせ、お母さんはあくまでもヒントを与えるだけです。

 

 

 

 

 

子どもが自分でできるようになるに従い、お母さんはだんだんと手を引いていくようにします。

 

 

 

 

 

最初からうまくいくとは限りません。約束した日までにできるように待つことです。

 

 

 

 

 

わたしは、子育てで一番必要なのは、忍耐だと思っています。

 

 

 

 

 

親には、子どもの伸びる力を信じて待つという「忍耐」が求められるのです。

 

 

 

 

 

ここで、子どもが一人でできるようになるために、親がどのような手助けをできるのか、いくつか例をあげてご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

片づけ

 

 

 

 

 

整理整頓するのは、習慣の問題だと考えられます。

 

 

 

 

 

小さいときに、おもちゃを片づける、脱いだ服をたたむ、くつをそろえるなどのしつけがちゃんとされてきた子は、自分の部屋やコーナーを与えられたとき、自分で片づけができるものです。

 

 

 

 

 

こうしたしつけは、小学生になってからでも間に合います。

 

 

 

 

 

お子さんの部屋には、机や本棚のほかにどんな家具があるでしょうか。

 

 

 

 

 

ものを片づけるためには、収納場所がなければなりません。ただし、逆にあり過ぎても収拾がつかなくなります。

 

 

 

 

 

収納はあくまでもシンプルが大原則です。お子さんが幼児なら、大きな箱を用意します。そして、何でもその中に入れてしまうというところから始めましょう。

 

 

 

 

 

最初は、お母さんも一緒に片づけて、片づけのやり方のお手本を見せる必要があります。

 

 

 

 

 

はじめのうちは、子供はほんのちょっと手伝う程度しかできず、お母さんが八割くらいやることになるでしょう。それでもいいのです。

 

 

 

 

 

やっているうちにだんだんと要領を覚えていき、小学生になるくらいまでには一人でできるようになるはずです。

 

 

 

 

 

遊びが一段落するたびに「片づけなさい」と言うのは考えものです。住宅事情にもよりますが、一日一回、夜寝る前に片づけることから始めてみましょう。

 

 

 

 

 

小さい子どもは、おもちゃも生きているという感覚を持っています。そこで「○○ちゃんもねんねするんだから、おもちゃさんもねんねのところに連れて行ってあげましょうね」と言って、即興でいいですから、お片づけの歌などを作って一緒に歌いながら、箱の中にポンポンと入れていくのもいいでしょう。

 

 

 

 

 

お母さんが几帳面な性格だと、「ミニカーはこっちでしょ」「積み木はきちんと並べなくては駄目」などと言いたくなりますが、そこはちょっと我慢して何でも箱の中に入れていけばいい、というところからスタートしてください。

 

 

 

 

 

どうしても気になるのなら、お子さんが寝た後で、お母さんの気がすむように片づければいいのです。

 

 

 

 

 

子どもの目の前で、お母さんが片づけ直してしまったら、片づけのしつけはできません。

 

 

 

 

 

そして、部屋が片づいたら「わあ、きれいになって気持ちいいわね。○○ちゃん、上手にできて偉かったわね」などと、ほめたり励ましたりしましょう。

 

 

 

 

 

小学生になったら、おもちゃだけではなく学用品の整理整頓も必要です。時間割りに合わせて教科書がそろいやすいように、忘れものがないようにきちんと整理しておかなくてはなりません。

 

 

 

 

 

そこで、出し入れのしやすい収納場所を作ります。そして、すべてお母さんが指示するのではなく、子どもと相談しながら整備していきましょう。

 

 

 

 

 

自分でやらないと、いつまでたっても一人でできるようにはなりません。

 

 

 

 

 

忘れ物

 

 

 

 

 

提出物や 宿題など、忘れ物の多い子がいます。お母さんが「何度言ったらわかるの!」といくら叱っても、なかなか直りません。

 

 

 

 

 

なぜなら、口で言って聞かせてもなおる問題ではないからです。

 

 

 

 

 

その場合、これまでお子さんをどのように育ててきたかを振り返ってみましょう。

 

 

 

 

 

○過保護、過干渉ではありませんでしたか?

 

 

 

 

 

お母さんが何から何までこまめに世話をやいていると、自分で考えたり、判断したりすることができなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

お母さんの言うことだけを聞いていれば、ことはどんどん進み、子ども自身は何もしなくてよくなるからです。

 

 

 

 

 

また、お母さんが、朝には「早く顔を洗いなさい」「さっさと洋服に着がえなさい」、ご飯の時には「さっさと食べちゃいなさい」「ほら、こぼすわよ」などと口うるさく注意してきたら子どもだっていやになります。

 

 

 

 

 

そうなると子どもは身を入れて、真剣に人の話を聞かなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

「あ、また何か言ってる」と、右の耳から左の耳へと聞き流してしまうのです。

 

 

 

 

 

こうして「人の話をいい加減に聞く」という習慣を身につけてしまえば、先生の話だって真剣に聞けなくなります。

 

 

 

 

 

ほかの生活習慣、態度はどうでしょうか?

 

 

 

 

 

幼稚園や学校から帰ってきたら、ランドセルなどをそこらに放りっぱなしにしていませんか?

 

 

 

 

 

その日のうちに、翌日の時間割りにそって教科書を自分でそろえる習慣が身についていますか?

 

 

 

 

 

お母さんがそろえていたのでは、自主性は育ちません。

 

 

 

 

 

また、机の周りはちゃんと整理整頓されていますか?

 

 

 

 

 

教科書やノート、そのほか学校で使う道具が乱雑に散らばっていたら、次の日も教科書をそろえるのも時間がかかるし、忘れものも多くなってしまいます。

 

 

 

 

 

小学生になったら、自分のことは自分でするという習慣を身につけさせることが大事になってきます。

 

 

 

 

 

少しずつでいいですから、あまり口うるさいことは言わずに自分でやらせるようにしましょう。

 

 

 

 

 

うまくいかなくても、お母さんが手伝ってくれないとわかれば、子どもは自分でやらなければならないとわかってきます。

 

 

 

 

 

ちょっと時間はかかるかもしれませんが、気長にゆっくり見守ってください。

 

 

 

 

 

留守番

 

 

 

 

 

一人でお留守番ができない子がいます。どうしてできないのか、その原因も考えずに、「もう小学生になったんだから、お留守番くらいできなくてどうするの」などと、お留守番を強制したりするのは考えものです。

 

 

 

 

 

どうしてお留守番したくない(できない)のでしょうか?

 

 

 

 

もともと寂しがりやで臆病な子なのでしょうか?

 

 

 

 

 

そういう子どもは、「一人でお留守番しているとき、泥棒が入ってきたらどうしよう」と不安なのかもしれません。

 

 

 

 

 

臆病で引っ込み思案な子の場合、「誰かたずねてきたら、どう対応したらいいかわからない」と心配になっているのかもしれません。

 

 

 

 

 

「鍵をかけておけば、泥棒なんかこわくないわよ」とか「ベルが鳴ってもでなくていいから」なんて言っても効果はありません。

 

 

 

 

 

「鍵がかかっていたって、窓を壊して入ってくるかもしれない」とか、「ベルに応えなかったら、誰もいないと思ってドアを破って入ってくるかもしれない」など、次から次へ恐怖の気持ちが膨らんでいきます。

 

 

 

 

 

こういう子どもは、感受性や想像力が発達しています。

 

 

 

 

 

だから、「怖くない」「心配いらない」といくら口で言って聞かせても無駄です。何と言われても、怖いものは怖いのです。

 

 

 

 

 

また、「あなたならできるから。お母さんは信じているから頑張ってごらんなさい」などと励まされると、そうしたお母さんの信頼に応えられない自分に自信をなくして、自分はダメな子だという思いを強くしてしまいます。

 

 

 

 

 

こういう子には、励ましたり叱ったりしないで、まず、怖いという思いを共感するところから始めましょう。

 

 

 

 

 

「泥棒が来そうで怖いのね」「泥棒が来るんじゃないかと心配なのね」など、その怖さをわかってあげることです。

 

 

 

 

 

そうすると子どもは、お母さんは自分の気持ちをわかってくれたと感じ、それだけで安心します。

 

 

 

 

 

 

「お母さんも小さいとき、怖くて一人でお留守番できなかったのよ」などと言ってやれば、「お母さんも同じ気持ちだったのか」ともっと安心できます。

 

 

 

 

 

そのうえで、どうしたら一人でお留守番できるかを一緒に考えてみましょう。

 

 

 

 

 

例えば、玄関や台所など家じゅうの鍵がしっかりかかっているかどうかを一緒に一つずつ点検して回るのもいいかもしれません。

 

 

 

 

 

そして、「ラジオをつけっぱなしにしておいて、家の中に大人がいるように見せたらどう?」など提案してみます。

 

 

 

 

 

少し怖さがとれたら、そこの角までごみを出しに行くなど、二、三分で済むようなお留守番から練習してみましょう。

 

 

 

 

 

家に戻ってきたときには、「よく頑張ったわね。お母さんうれしいわ」とぎゅっと抱きしめて、うんとほめ、お母さんのうれしい気持ちを表してみましょう。

 

 



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