ひきこもる子どもの対応の仕方
ホーム > ひきこもる子どもの対応の仕方

ひきこもる子どもの対応の仕方

2019年07月24日(水)4:35 PM

相談・援助・治療にどう結びつけるか

 

 

 

 

 

いきなり本人を相談・援助・治療に結びつけようとしても普通は難しいと考えてください。

 

 

 

 

 

まず両親が第三者に相談し、努力する姿勢を本人に見せることによって、少しずつ本人の気持ちを動かしていきます。

 

 

 

 

 

 

○ 出かける前に、「今日の午後はクリニックに行ってきます」「これから家族会があるので行ってきます」などと、必ず伝えるようにします。

 

 

 

 

 

本人がいやがったり、場合によっては暴れ出したりすることもありますが、後で知られるよりは、先にきちんと知らせたほうがはるかによいと考えましょう。

 

 

 

 

 

本にも、どこかで「何とかしなくては」と思っていることが多いものです。

 

 

 

 

 

「心配だから親だけでも相談に通わせてほしい」と毅然と伝えれば、やがて納得が得られるでしょう。

 

 

 

 

 

○ 通院や親の会に出かける前には、必ず一声かけて本人も誘ってみましょう。

 

 

 

 

 

くどくならないように、「説得」はしないように気をつけ、「いやだ」と言われたらあっさり引き下がることも大切です。

 

 

 

 

 

○ 帰宅したら、担当医など援助者の素姓や、面接の内容を本人にきちんと伝えるようにします。

 

 

 

 

 

「医者は何と言っていたか」などと、本人も興味を示し始めたらよい傾向です。

 

 

 

 

 

○ 本人が必要性を理解して相談や援助・治療に臨まないことには効果がありません。

 

 

 

 

 

親がお願いして、何かと引き換えに治療に「行ってもらう」のではなく、「自分で行く」気持ちになるまでは、親だけで相談や通院を続けて、粘り強く働きかけるしかありません。

 

 

 

 

 

金銭管理についての考え方

 

 

 

 

 

消費は社会参加の第一歩と考えて、きちんと小遣いを渡すことが必要です。

 

 

 

 

 

そんなことをしたらいっそう居心地が良くなって、ひきこもってしまうのではないかと思われるかもしれません。

 

 

 

 

 

しかし、消費は社会参加の第一歩です。

 

 

 

 

 

「欲しいものは何もないから、小遣いはいらない」などと言い出したらかえって危険な状態です。

 

 

 

 

 

本人が遠慮して受け取らない場合もありますが、「学校に行っていないのだから必要ないだろう」などと考えず、必要な額はきちんと渡しましょう。

 

 

 

 

 

欲しい時に欲しいだけあげるというやり方は、トラブルのもとです。

 

 

 

 

 

金銭感覚を身につけること、金銭管理ができるようになることを目標に、本人と必要な出費や家計の状況などを話し合い、一定の金額を一定の間隔で渡すようにします。

 

 

 

 

 

一度決めた金額以上の要求は、毅然とした態度で断りましょう。

 

 

 

 

 

社会参加の方法

 

 

 

 

 

ひきこもり状態がこじれつつある場合、誰とも接触しないでひきこもっていること自体が、心身に悪い影響を与えている可能性があります。

 

 

 

 

 

その場合、何らかの形で他者との接点を持つことは極めて重要です。

 

 

 

 

 

インターネットを始めると、ますます部屋にひきこもってしまうのではないかと悪影響を心配する声もありますが、ひきこもりの人にとってメールやインターネットを通じたコミュニケーションは比較的敷居が低いとも言えます。

 

 

 

 

 

特にいったん知り合った人と親密な人間関係を維持したり、身近な自助グループや家族会の情報を得たりするうえでは有効です。

 

 

 

 

 

親も家のなかにひきこもっていながら、本人に外出を勧めても説得力がないと考えるべきです。

 

 

 

 

 

親自身がさまざまな社会参加をしながら、本人を「誘惑」するように心がけましょう。

 

 

 

 

 

買い物や外食、旅行などに誘ってみるのも一案です。

 

 

 

 

 

「社会参加」にはさまざまな方法があります。

 

 

 

 

 

「就労」だけをゴールと考えず、多様な社会参加のあり方を模索してみましょう。

 

 

 

 

 

他者と出会い、付き合う中から、本人の希望や目標が見えてくるものです。

 

 

 

 

 

家族が「ああしたら」「こうしたら」と働きかけ過ぎないことです。

 

 

 

 

 

ここまできたら、ゆったり構えて見守ってあげることも大切です。

 

 

 

 

 

利用できる社会資源には、次のようなものがあります。

 

 

 

 

 

○ 精神科や精神保健福祉センター、保健所などが開いているデイケア、当事者のグループ

 

 

 

 

 

○ 家事・家業などの手伝い

 

 

 

 

 

○ ボランティア活動

 

 

 

 

 

○ パート・アルバイト勤務

 

 

 

 

 

○ 趣味のサークル、カルチャーセンター、習い事

 

 

 

 

 

○ 資格試験

 

 

 

 

 

○ 通信教育

 



メニュー

過去の記事

団体概要
団体名
関東自立就労支援センター
理事長:
大橋秀太
理事:
大畑健太
理事:
杉下真理
住所
東京都東久留米市浅間町1-12-9
TEL
042-424-7855
メール
ki6jt7@bma.biglobe.ne.jp
活動内容
・若年者の就労支援、
 学習 支援、生活訓練
・共同生活寮の運営
・教育相談の実施
・各種資格取得支援