ひきこもりに関する相談~父親がまったく協力してくれない~
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ひきこもりに関する相談~父親がまったく協力してくれない~

2019年07月24日(水)10:20 AM

Q 父親がまったく協力してくれない

 

 

 

 

 

父親に子ども(男子)の不登校について相談していますが、要領を得ません。

 

 

 

 

 

「子育てはおまえ(母親である私)に任せてあるから」と、仕事、仕事で協力態勢がとれません。男の子の成長にとって父親は重要なのに、いっこうに協力してくれないのです。

 

 

 

 

 

A 父親が協力してくれないという苦情はよく聞きます。

 

 

 

 

 

しかし、よく考えてみると、はたして父親が本当に協力をしてくれないといえるのでしょうか。

 

 

 

 

 

もちろん、現実に全く協力してくれない父親も存在しますが、その場合は子供の問題というより、夫婦の問題として取り上げねばならない課題のように思われます。

 

 

 

 

 

また、父親が子育てに協力しないことや、子どもにかかわろうとしないこと自体が、子供のひきこもりや不登校の問題を作り出している可能性もあるかもしれません。

 

 

 

 

 

しかし、また一方、父親が協力してくれないということは、母親のやろうとしていることに協力してくれないということを意味している場合もあります。

 

 

 

 

 

母親は自分のやり方で子供に接しようとし、また、自分の思っている子供像をそこに具現しようとします。

 

 

 

 

 

そして、これらのことは、子供と父親との関係を希薄にしていく原因にもなりえるということを考える必要があります。

 

 

 

 

 

つまり、母親は自分の思い通りに父親を動かそうとしているのではないかということです。

 

 

 

 

 

父親は父親なりの子供に対する考えかたを持っているかもしれません。

 

 

 

 

 

しかし、子供との接触の少ない父親にとっては、自分の考えを家庭の中に反映させることは、母親に比べて難しいのでしょう。

 

 

 

 

 

特に、母親と父親との関係がそれほどいいとはいえないときには、母親はどうしても父親の意見を聞こうとしない態度を示しがちです。

 

 

 

 

 

父親は母親のそうした支配的な動きに対して抵抗するために、家庭内から姿を消してしまうことになり、仕事にエネルギーを傾けてしまうことにもなりかねません。

 

 

 

 

 

また、こういった悪環境の中で、母親は自分の中にある否定的な意識を、父親の否定的イメージとして、子供たちに伝達している可能性のあることも考慮しておかなければなりません。

 

 

 

 

 

外で仕事をしている父親にとって、母親からのイメージの伝達が子供の父親イメージ形成に重要な役割を持つのですが、母親の個人的な否定的イメージの伝達は、子供に父親の実像ではない否定的なイメージを植え付けることになり、同時に子どもの人格成長に否定的な影響をもたらすことになります。

 

 

 

 

 

父親にどう協力してもらえるかは、母親が父親との肯定的な関係を考え、両親が統合された”親”として子供にかかわるようにすることが必須の条件となります。

 

 

 

 

 

父親も子供の養育にかかわることを望んでも、それを許してくれない関係がそこにあることが多いのです。

 

 

 

 

 

協力して子育てをするということは、父、母、両者が自己の価値観を出し合い、そこに折り合いをつけることによってなされる行為であることを忘れてはなりません。

 

 



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