不登校に関する相談~不登校の兄に続いて弟も休みがちに~
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不登校に関する相談~不登校の兄に続いて弟も休みがちに~

2019年07月23日(火)6:35 PM

Q 二人の息子のうち、兄が高校一年で不登校です。

 

 

 

 

 

弟は現在中学二年生ですが、最近、学校を時折休むようになり、不登校になるのではないかと心配です。

 

 

 

 

 

弟も兄のまねをしているのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

A 兄弟に不登校の子どもが出ると、他の兄弟にその影響が出ることは確かです。

 

 

 

 

 

しかし、その影響は、必ずしも同じように不登校という事態に発展するわけではありません。

 

 

 

 

 

それが不登校に発展する場合は、発展するための何かが存在しているのです。

 

 

 

 

 

ですから、弟さんのほうが休みがちになっているということですが、それをただ兄のまねをしているだけだととらえると、その子どもの大切な何かを見落としてしまいかねません。

 

 

 

 

 

弟には弟の抱える問題があるのかもしれません。

 

 

 

 

 

そして、それは必ずしも兄の症状形成と同じものであるとは言いきれません。

 

 

 

 

 

また、もし、そういった問題が存在しない場合、一時的な欠席傾向があっても、それが長期化することはありません。

 

 

 

 

 

不登校状態を体験することによって、不登校をしている兄弟とは違い、自分にとってどうであるかを考えることになり、そのうえで継続するかどうかを子ども自身で決めていきますから、もしまねをして不登校をしているだけなら、心配はいらないと思います。

 

 

 

 

 

しかし、長期化する場合は、兄とは違った一個の人間として、やはり不登校をおこしていると考え、それなりの支援等が必要になります。

 

 

 

 

 

つまり、兄弟は環境や資質の面で影響を受けることはありますが、まねをして同じことを継続して行うことはないと考えてよいでしょう。

 

 

 

 

 

Q 小学校6年生の長男が不登校になり、家でいかにも不機嫌そうにしています。親の私も昔不登校をしていたので、それを見ると自分のときのことを思い出して、苦しくなってしまいます。

 

 

 

 

 

A もし、親自身が不登校の経験を持っていらっしゃるとするなら、自分自身はなぜそうなってしまったのか、また、自分としてはどのようにかかわってもらえれば気分が改善できたかを知る手がかりとなります。

 

 

 

 

 

自分自身の経験は、実質的に意味を持ちます。

 

 

 

 

 

ただし、こうしたことは、親自身の不登校にいたった心の傷がある程度癒されているということが前提になっています。

 

 

 

 

 

そうでなければ、子どもの行動が親にとってつらくうつり、適切なかかわりをもてなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

この事例では、自分自身の体験がマイナスにはたらいて、不安が募り、方法が見い出せなくなってしまっている可能性があります。

 

 

 

 

 

まず、自分自身に目を向けてください。

 

 

 

 

 

その中から得られるものは多くあります。

 

 

 

 

 

それらを可能性として取り上げていくことができれば、体験として得たものはかなり力を持つでしょう。

 

 

 

 

 

体験していない人より、体験している人のほうが、つらさや苦しみはよくわかるものです。

 

 

 

 

 

それだけに、過剰に感じてしまうところもありますし、それだからこそ、かかわり方に対する具体的な方法が見い出せるということもいえるのです。

 

 

 

 

 

ぜひ、過去の自分自身の体験を肯定的に利用できるものとして用いてみてください。

 

 

 

 

 

また、それについてのアドバイスを専門家から得ることも必要だと思います。

 

 

 

 



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