子育て相談~夢を持とうとしない中学生の子どもを心配する母親~
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子育て相談~夢を持とうとしない中学生の子どもを心配する母親~

2019年07月19日(金)10:26 AM

中学生の子どもが書いた学校の作文を読んでみると、「将来の夢や目標なんていうものは何もない」と書いてありました。

 

 

 

 

 

わたしはこの言葉に愕然としました。わたしたちが中学生のころは夢がいっぱいあったように思います。

 

 

 

 

 

大人になったらこうなりたいという目標もありました。今の子どもたちはみんな夢をなくしてしまったのでしょうか。それともこれはうちの子だけのことでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

元来子どもというのは、たくさんの夢を持っているものです。パイロットになりたい、サッカー選手になりたい、看護師さんになりたい、保母さんになりたいと夢は際限なく広がっていきます。

 

 

 

 

 

特に社会で活躍している人たち、子どもの目から見てもわかりやすい人や職業に憧れを抱きます。今は料理番組が多いせいか、料理人になりたいと言う中学生も多いようです。

 

 

 

 

 

言ってみれば、子どもたちの夢というのは、その社会を反映する鏡みたいなものかもしれません。

 

 

 

 

 

 

また、子どもたちの夢というのはコロコロと変わっていきます。この間までは学校の先生になりたいと言っていたかと思えば、今度は弁護士になりたいと言ったりします。

 

 

 

 

 

大人から見れば適当な夢に思えるでしょうが、子どもにとってみればどれも真剣なのです。

 

 

 

 

 

そうしてたくさんの夢を抱えながら現実と対峙していきます。現実を知っていく中で、夢が徐々に絞られていくのです。

 

 

 

 

 

やっぱり自分はサッカー選手は無理だな、とか自分には先生は向かないな、と自分の中で折り合いをつけていきます。

 

 

 

 

 

そうしたプロセスを経て、具体的な夢や目標が出てきます。したがって、夢がないところに目標は生まれないし、夢がすべての出発点ともいえるかもしれません。

 

 

 

 

 

もし子どもに夢がないとしたなら、それは親や周りの大人たちがつぶしているのかもしれません。

 

 

 

 

 

たとえば、「サッカー選手になりたいんだ」と子どもが目を輝かせながら言ったとします。それに対して親が「何を言ってるんだ、お前の実力でなれるわけがないだろう」と言ったとしたらどうでしょう。

 

 

 

 

 

子どもの心は深く傷つくに違いありません。大人であれば「よし、今に見てろ」と思えるかもしれませんが、たいていの子どもはそこまで強くありません。

 

 

 

 

 

親に「なれない」と言われたことが結論のようになってしまうのです。何もしないままに結論を出されてしまう、実際にやれるかどうかもわからないのにできないと決めつけられてしまう、この繰り返しで夢をどんどん失っていくのです。

 

 

 

 

 

中学3年生は大人への入口です。少しは社会の現実も見えてきます。でも、まだどこかで夢も持っています。そういう時期なのです。

 

 

 

 

 

こういう時期だからこそ、親は子どもの夢を大切にしてあげなければいけません。現実だけを突きつけてはいけないのです。

 

 

 

 

 

確かに現実を伝えることは大切なことです。しかし、夢をなくすような伝え方は控えたほうがいいでしょう。

 

 

 

 

 

自分は弁護士になりたいという夢を持っている、弁護士になるには相当難しい試験をパスしなければならないことも知っている、今の自分の成績では無理かもしれないとは思う、でもチャレンジしてみたい、一所懸命にその夢を追いかけてみたい・・・・・。

 

 

 

 

 

そう思っているところに、「弁護士になるには難しい試験に合格しなければいけないんだぞ。今のおまえが合格できるわけがないじゃないか。

 

 

 

 

 

夢みたいなことを言ってないで、もう少し大人になれ!」と親に言われたら、子どものやる気はいっぺんに失せてしまいます。

 

 

 

 

 

夢をあきらめるだけでなく、人生をもあきらめてしまうことになりかねません。

 

 

 

 

 

どんなささやかな夢であっても、どんな叶わない夢であっても、夢がなければ人間は前向きに生きてはいけないのです。

 

 

 

 

 

大人たちは現実の社会で生きています。現実の中に夢を見出し、折り合いをつけ、それを達成することを目標にしています。

 

 

 

 

 

出世して部長になりたい、大きな取り引きを成功させたい、それもお父さんたちの折り合いのなかで見つけた夢や目標でしょう。

 

 

 

 

 

しかし、そのような夢を子どもに押しつけてはいけません。子どもにはもっと「現実離れした夢」を持ってほしいものです。

 

 

 

 

 

「タレントになりたい、作家になりたい」という夢を持っている子どももたくさんいるでしょう。それはなれるかなれないかではなく、その大きな夢を持てることこそ子どもの子どもたるゆえんなのです。

 

 

 

 

 

現実的な夢しかもてない大人と当面いっしょにするべきではないと思います。親は親の夢を勝手に見ていればいいのです。

 

 

 

 

 

そのかわり、子どもの夢は自由に見させてあげるべきです。親の夢や目標と子どもの夢や目標はいっしょではありません。

 

 

 

 

 

互いに相手の夢や目標を認め合ってこそ、ひとつの家族になれるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

「お父さんの栄転が、家族の栄転じゃないのよ」と言った少女がいました。もちろん、家族としてそれは喜ぶでしょうが、それが家族全員の夢ではないのです。

 

 

 

 

 

父は父の夢を見て、母は母の夢を見る、そして子どもは子どもの夢を見るのです。それを互いに語り合ってこそ、夢のある家族になるのだと思います。

 

 

 

 

 

子どもたちが抱いている夢を、すべて受けとめてあげましょう。夢の内容ではなく、夢を見る心を受けとめてあげることです。

 

 

 

 

 

「対応」

 

 

 

 

 

子どもの夢をつぶすような言葉を投げかけてはいないでしょうか。それをもう一度よく考えてみてください。

 

 

 

 

 

自分たちの価値観で、子どもの夢を絞っていませんか。いい大学に行かせたい、一流企業に入ってほしい。それは親の夢ではありませんか。

 

 

 

 

 

そんな小さな夢を語るのではなく、もっと大きな夢を語ってあげてください。夢のない人間は孤立していきます。

 

 

 

 

 

夢があるからこそ、失敗や挫折にも強くなれるのだと思います。

 



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