子育て相談~子どもに自信をつけさせたい~
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子育て相談~子どもに自信をつけさせたい~

2019年07月08日(月)3:16 PM

子どもにチャレンジ精神や意欲といったものが感じられません。

 

 

 

 

 

がんばってやってごらんと励ましても、「どうせ僕にはできないんだ。僕はダメな人間なんだ」と口癖のように言います。

 

 

 

 

 

別にとりたてて勉強ができないわけではないのに、やることすべてに自信が持てないようです。

 

 

 

 

 

何とか自信をつけさせてやりたいと思うのですが、いったい親は何をすればいいのでしょうか。

 

 

 

 

 

「自信は、自分がつけるものではなく、他人がつけてくれるものではないですか」

 

 

 

 

 

これは中学3年生の男の子が言った面接室での言葉です。彼は小さいころから「気が弱い子、自信のない子、はっきりしない子」と言われて育ってきました。

 

 

 

 

 

中学になっても自分に自信がもてず、いつも否定的な目で自分自身を見るような消極的な子どもになっていました。

 

 

 

 

 

中学3年になって受験を迎えると、先生は彼を励まそうとしました。「やればできるんだから、もっと自分に自信を持て」と。

 

 

 

 

 

それに対する答が前の一文なのです。ずっと他人から否定され続けてきたのに、いまさら自信を持てなんてあんまりだ、彼は心の中でそう叫んでいたのです。

 

 

 

 

 

自信というのは自分の力でつけていくものだ、他人からつけてもらおうなんて甘えている、そう思う人もいるかもしれません。

 

 

 

 

 

しかし、それはあくまでも大人になってからの話です。大人は自分の努力によって成功体験を積み重ね、それによって自信をつけていくものです。

 

 

 

 

 

でも、子どもの心はまだそこまで成熟していません。褒められたり、親に認められたりしながら自信をつけていくのです。

 

 

 

 

 

いや、大人もそうかもしれません。子どもの世界は、成功と失敗の境目がとてもあいまいです。大人の世界であれば、たとえば営業の売り上げが達成できれば成功したことになり、会社からも評価されます。

 

 

 

 

 

達成できなければ失敗ということになってしまいます。厳しい面もありますが、その結果を自分の目で明確に見ることができます。

 

 

 

 

 

ところが子どもの場合には、テストで80点をとっても、成功だと思う親もいれば失敗だと思う親もいます。

 

 

 

 

 

その捕らえ方は個々によって違うものであり、境界線がはっきりしないのです。

 

 

 

 

 

だからこそ、親や周りの評価がとても大きな意味を持ってくるのです。

 

 

 

 

 

80点を取って「すごいね、よくがんばったね」と褒められて育った子、「なぜ80点しか取れないの。100点取るようにがんばりなさい」と言われ続けて育った子、同じ点数を取っているにもかかわらず、前者の子どもはきっと自信の持てる子に育ちます。

 

 

 

 

 

そして後者の子どもは「どうせ自分なんか」という気持ちがいつもつきまといます。この差はとても大きく将来に影響を及ぼすのです。

 

 

 

 

 

自信を持たされて育った子は逆境に強くなります。たとえ失敗しても「大丈夫だ、必ずできるんだ」という前向きな気持ちになれます。

 

 

 

 

 

少々のことでめげたりせず、常にチャレンジ精神を持つことができるのです。一方、自信のない子はいつも物事を消極的に考えるようになります。

 

 

 

 

 

たとえ成功しても「たまたま成功したんだ。今度失敗したらどうしよう」と成功の喜びよりも、失敗を恐がるばかりになります。

 

 

 

 

 

こうなると、社会へ出ても他人と安心して関わっていくことができないのです。

 

 

 

 

 

子どもにとっては、親から褒められたり認められたりする、これほどうれしいことはないのです。それが生きていく勇気と自信の源になるのです。

 

 

 

 

 

これを自己肯定感といいます。何があっても、どんな状況におかれても、親は子どものことを肯定してあげるように心がけましょう。

 

 

 

 

 

親からの肯定感が強ければ強いほど、子どもの心は強くなります。一歩家を出れば否定されることもあるでしょう。皆が皆、肯定してくれるわけではありません。

 

 

 

 

 

しかしいくら外で否定されようが、「親だけは肯定してくれている」という安心感さえあれば、自信をもって世間の否定に耐えていけます。

 

 

 

 

 

もし子どもが学校へ行きたくないと言い出したなら、まずはひとまず、とりあえずそれを肯定してあげましょう。

 

 

 

 

 

これは何も「学校へ行かないこと」を肯定するのではありません。「行きたくない」という気持ちを肯定し、受け入れてあげるということです。

 

 

 

 

 

「行きたくない」と言ったら、「そうか、行きたくないんだ」とだけ心強く言ってあげましょう。「困ったね、どうしたら行けるのかな」などとは言ってはいけません。

 

 

 

 

 

それは子どもの気持ちを受け入れたことにはなりません。行きたくない気持ちだけを肯定してあげることです。

 

 

 

 

 

この肯定感が子どもに勇気を与えます。自分の気持ちを親はわかってくれている。先生や友だちは自分の気持ちに否定的だけど、少なくとも親だけは認めてくれている。

 

 

 

 

 

親が認めてくれているのだから、これほど安心なことはない、そう思うことで、再び学校へ足を向ける勇気が生まれるのです。

 

 

 

 

 

弱音を吐いてもいい場所、何があっても肯定してくれる人、この2つがあるからこそ子どもは現実を生きようと意欲が出るのです。

 

 

 

 

 

今ある子どもの現状を肯定し、褒めてあげることです。全面的に肯定し、小さなことでもほめてあげること、これこそが子どもにとってもっとも必要なことだとわたしは思います。

 

 



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