相談事例~母親や女性担任を毛嫌いし、ときどき学校を休むA君(中学2年生)~
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相談事例~母親や女性担任を毛嫌いし、ときどき学校を休むA君(中学2年生)~

2019年06月18日(火)11:45 AM

母親や女性担任を毛嫌いし、ときどき学校を休むA君(中学2年生)

 

 

 

 

 

長男のAのことですが、夏休み前から、①「うるさい」と言って行き先を告げずに出かけてしまう。②両親と話をしない、話したがらない。③学校のプリント、テストの用紙を見せない。④有名なDJのCDを買って夢中になっている。⑤部屋にカギをかけてしまう。

 

 

 

 

 

子どもがこのような状態で親が精神的にまいってしまっています。どう再教育したらいいのでしょうか。

 

 

 

 

 

いつまでこのような状況が続くのかと思うと気が滅入ってしまいます。

 

 

 

 

 

回答

 

 

 

 

 

思春期に「反抗期」がないほうが心配

 

 

 

 

 

この事例は関東自立就労支援センターのホームページを見た方からの質問のひとつです。

 

 

 

 

 

長文のメールでしたが、今まで従順で親子の対話もあった一人息子が、急に変わってしまったことに戸惑っておられる様子がよくわかります。

 

 

 

 

 

女性の担任や母親を毛嫌いしているようで、「なにが原因か、わかりません」と思い悩むお母さんの気持ちはよくわかります。

 

 

 

 

 

しかし、A君は中学生らしい普通の姿なのです。いつまでも親に従順な子どもを期待する親のほうに問題があるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

わたしとしては、「反抗期らしいものがなかった」と言われるほうが心配になります。

 

 

 

 

 

親からの独立宣言

 

 

 

 

 

思春期は親から精神的に自立する時期です。親から見ると反抗期に見えますが、お母さんの訴えのほとんどは、A君の独立宣言です。

 

 

 

 

 

たとえば、①「うるさい」と言って行き先を告げずに出かけてしまう、⑤部屋にカギをかけてしまう、などは「口うるさい」親たちからの「独立宣言」です。

 

 

 

 

 

大人の目を一身に浴び続けてきたA君は、「俺は俺だ」と宣言しているのです。

 

 

 

 

 

子どもの人生は、子どものもの

 

 

 

 

 

親は自分の子どものことはわかっているような気になっていますが、実際にはわかっていないものです。

 

 

 

 

 

A君は、部活もさぼりがちで、学校もときどき休むそうですので、危機的側面も抱えています。

 

 

 

 

 

この機会をチャンスと考えて、お子さんとじっくりつきあってください。

 

 

 

 

 

思春期には子育ての新しい局面が始まるのです。

 

 

 

 

 

「子どもの人生は子どものものであり、親の人生とはまったく別のもの」と考えてつきあうとうまくいくと思います。

 

 

 

 

 

相談事例

 

 

 

 

 

不登校の中学2年生のケース

 

 

 

 

 

中学2年生のS君は今年の4月になってから朝起きられず不登校状態になりました。

 

 

 

 

 

関東自立就労支援センターを訪れたS君は、「学校で友だちにいじめられる。学校は何もしてくれない」と訴えました。

 

 

 

 

 

その日の夕方、担任の先生から電話があり、「S君がそちらに行って相談をしたと思いますが、どうでしたか。一度会ってお話を聞きたいのですが」と言われました。

 

 

 

 

 

この事例は、学校との関係が非常にこじれていました。担任の先生はいじめの対応のまずさを責められるのではないか、と心配して電話をしてきたのではないか、とわたしは感じました。

 

 

 

 

 

回答

 

 

 

 

 

学校の力を引き出そう!

 

 

 

 

 

親はどうしても学校が悪いのではないか、と考えがちになります。

 

 

 

 

 

そして、学校に対して強い不信感を抱いている場合もかなりあります。

 

 

 

 

 

しかし、子どもに最善の支援を提供するためには、病院などの専門機関だけの支援だけでは不十分です。

 

 

 

 

 

学校は悪いところもたくさんありますが、学校でなければ、あるいはクラスメイトでなければできない支援がたくさんあります。

 

 

 

 

 

そのため、親としては学校の支援をいかに引き出すか、という姿勢がぜひ必要です。

 

 

 

 

 

中には、どうしようもない学校もあるとは思いますが、すべての学校がそうではありません。

 

 

 

 

 

「担任の先生とはどうしても気が合わない」という場合でも、学校にはいろいろな役割の先生方がいます。

 

 

 

 

 

教育相談係や養護教諭、生徒指導主事、スクールカウンセラー、学年主任、教頭、校長などで力になってくれる先生を探す努力は無駄にはならないと思います。

 

 

 

 

 

ぜひ、試みてください。

 

 



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