子供のストレスマネジメント
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子供のストレスマネジメント

2019年06月02日(日)10:18 AM

子どもは生きていくうえでさまざまな危機に出会います。学校でのトラブル、いじめ、学業のつまずき、家庭不和、虐待、家庭崩壊、怪我、病気、自然災害・・・・・。ストレスに負けない心をどのように育てたらよいでしょうか。

 

 

 

 

1.子どものストレス

 

 

 

 

(1)子どものストレッサー

 

 

 

 

 

子どもは学校、家庭、地域といった生活場面でさまざまなストレス(専門的には「ストレッサー」といいます)に出会います。

 

 

 

 

 

家庭では、家族(特に自分を可愛がってくれた親や祖父母など)の死、別れ、親の離婚、両親のいさかい、家族の病気、親からの虐待、経済的困窮・・・・・などです。

 

 

 

 

 

学校生活では、クラスの友達とのトラブル、いじめ、孤立、対教師トラブル、学業の不振、部活動での人間関係トラブル、校則との摩擦・・・・・などです。

 

 

 

 

 

また、塾や習い事からくるストレスもあります。

 

 

 

 

 

(2)子どものストレス反応

 

 

 

 

 

ストレスを過剰にこうむるとストレス反応と呼ばれるものがあらわれます。

 

 

 

 

 

子どもの場合、①身体面では、頭痛、腹痛、下痢、嘔吐、動悸、夜尿、心因性の視覚障害や難聴、などに、②感情面では、イライラ、不機嫌、怒り、攻撃、不安など、③行動面では、過食、拒食、不眠、過眠、落ち着きのなさ、多弁、反抗、学業不振、不登校、泣きやすさ、幼児返り、指しゃぶり、爪噛み、抜毛、盗み、虚言・・・・・といった問題行動にあらわれます。

 

 

 

 

 

ストレスマネジメント教育はこうした自分がこうむるストレスを、子ども自身が自覚的にとらえ、自己管理できるようになることを目指す健康教育なのです。

 

 

 

 

 

2、ストレスマネジメント教育の実際

 

 

 

 

 

実際のストレスマネジメント教育の内容は、対象とする子どもの年齢や想定しているストレス源によってさまざまですが、基本的に①ストレスに関する知識の学習、②ストレス対処(コーピング)法の実習からなります。

 

 

 

 

 

(1)ストレスに関する知識の学習

 

 

 

 

 

①自分の身の回りのストレッサーを知る。

 

 

 

 

 

②自分に生じるかもしれないストレス反応を知る。

 

 

 

 

 

(2)ストレス対処法の実習

 

 

 

 

 

①リラクゼーションの学習

 

 

 

 

 

 

子どもが緊張や不安、怒りなどを感じたときに、すばやくリラックスできる方法を身につけます(身体の力を抜く、深呼吸するなど、腹式呼吸法や漸進的筋弛緩訓練、自律訓練法、イメージトレーニングなどをさまざまな方法が開発されています)。

 

 

 

 

 

②対処行動(コーピング)の学習

 

 

 

 

 

ストレスに対処する具体的な行動を学んでいきます。

 

 

 

 

 

3.不登校指導への応用

 

 

 

 

 

子どもが、自分の学校生活をおびやかすストレッサーを自覚的にとらえていくことで、生活の軌道修正やストレッサーからの回避を可能にします。

 

 

 

 

 

また自分の感情や身体や行動に生じているストレス反応に気づくことで、自分の心や自分がいる状況を客観的にとらえ、気づかないうちに悪化していくことを防ぐことも可能にします。

 

 

 

 

 

ストレス対処法を身につけることで、ストレス状況を過度に恐れたり、過度にさけたりせずに立ち向かう力が育成されるのです。

 

 

 

 

 

不登校の予防にも、また相談室登校の子どもたちや適応指導教室での指導にも活かすことができるのではないでしょうか。

 

 



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