親子関係と教育について
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親子関係と教育について

2019年05月30日(木)10:43 AM

家族

 

 

 

 

 

日本の家庭では一人っ子が増えて、核家族化がどんどん進んでいます。そんな中で両親は働き、子ども達はますます孤独になっていきます。

 

 

 

 

 

そうでなくても子ども達は今、孤独感を味わっているのに、最近の離婚率はどうしたものでしょう。

 

 

 

 

 

子どもは親の背中を見て育つという言葉があるように、親の真似をするところから成長の過程をたどっていきます。

 

 

 

 

 

それが簡単に片方の親がいなくなってしまえば、それだけ子どもの見本が減ってしまうし、また当然孤独感も増します。

 

 

 

 

 

もちろん、片親だけでも立派に子どもを育てている親もたくさんいますが、それは片方の親が父、母両方の役割を担うという意味では、本当にたいへんだし難しいことです。

 

 

 

 

 

だから簡単に離婚などと言わないでもらいたいし、もしやむを得ずそうせざるをえないのであれば、それこそ一人で両親の役割を担う覚悟をしてからにするべきだと思います。

 

 

 

 

 

両親の役割というのは、父親の強さ、社会性や母親の優しさ、暖かさを一人で教えるということです。

 

 

 

 

 

子どもの教育を甘く見ていると、そのしっぺ返しを受けるのは必ず親であるということを十分に理解して、子どもの教育に全力投球してほしいと思います。

 

 

 

 

 

親と子ども

 

 

 

 

 

家族のところでも言ったように、子どもは親の背中を見て育ちます。

 

 

 

 

 

関東自立就労支援センターでもそうなのですが、子ども達はスタッフの行動を見て、それをまねするために生活をする上で、まずスタッフが完璧である事を要求しています。

 

 

 

 

 

わたしたちはプロであるから完璧であることが常に求められます。親もまた社会に通じているプロとして、完璧とまではいいませんが、それに近いものが求められます。

 

 

 

 

 

例えば休日、家にいる時に昼まで寝ているような父親を見て、子どもにきちんと起きる事を教育する事などできるでしょうか。

 

 

 

 

 

平日は朝、ちゃんと起きているから、休日ぐらいいいじゃないかと思うかもしれませんが、子どもは親の姿をしっかり見ていて、お父さんだって起きていない時があるというのです。

 

 

 

 

 

子どもは平日とか休日とかの区別はなく、起きなくてもいいんだという考え方をしてしまいます。

 

 

 

 

 

特に小さい子供には、その区別をしろといっても無理な話なのです。

 

 

 

 

 

親が毎日、きちんと起きていれば、子どもは朝起きるものだと認識し、それを自然に真似るものです。

 

 

 

 

 

平日、休日という区別はその後の話であって、最初から求めるものではありません。

 

 

 

 

 

厳しいかもしれませんが、子どもに愛情を持って本気で教育してやろうとすれば、親もそれぐらいの努力をしなければなりません。

 

 

 

 

 

そのような努力をしている親というのは、子どもにとって尊敬の対象として映るし、そういう親子は信頼関係が築かれているから、子どもが誤った方向にいったとしても正しい方向に戻すことが容易になるのです。

 

 

 

 

 

食事

 

 

 

 

 

今の子ども達は歯が弱いと言われます。それは調理された柔らかい食べ物や、ジャンクフードを日常的に食べているのだから当然かもしれません。

 

 

 

 

 

わたしが歯科医から聞いたことなのですが、よく噛んで食べないと自律神経に支障をきたすというのです。

 

 

 

 

 

噛まなくても食べられてしまう柔らかいものばかり食べていては、それこそ結果は見えています。

 

 

 

 

 

食事が人間に与える影響というのは健康面だけでも多大なのですが、それだけではないのです。

 

 

 

 

 

食事の時間というのは、昔であれば親子がそろって食べながら話をするという絶好のコミュニケーションの場でした。

 

 

 

 

 

しかし、現代では親子そろって食事をする機会が減少しているようです。これは、みすみす親子のコミュニケーションを取るチャンスを失くしてしまっているということです。

 

 

 

 

 

関東自立就労支援センターでは、食事にはかなり気を使っていて、子ども達と話をするのは決まって食事が絡んでいます。

 

 

 

 

 

食事前には楽しい話をして、注意したり叱ることがあれば食事の後にします。

 

 

 

 

 

こうして食事の時間を利用しているのです。たとえあまり話をしなくても、食事の仕方を見ているだけでも、その表情、しぐさから元気であるかないか、やる気があるかどうかなどさまざまなことが分かります。

 

 

 

 

 

それをまったくしないのでは、わたしの仕事など成り立ちません。それぐらい食事は大事なのです。

 

 

 

 

 

一般家庭でも同じようにしてくださいと言っても、すぐには難しいでしょう。まず親は、食事がそれだけ大事だということを理解してほしいと思います。

 

 

 

 

 

心の病

 

 

 

 

 

心の病といってもさまざまなものがあります。しかし、はっきりしている事は薬だけではけっして治らないということです。

 

 

 

 

 

では何が必要かと言えば、それはケアです。ケアというのは、まず話を聞いてあげることです。

 

 

 

 

 

その子どもが何をどう考えているかを聞き出して理解して対処するということまで求めているわけではありません。

 

 

 

 

 

ただ話を聞いてあげるだけでいいのです。それも真剣にです。

 

 

 

 

 

こういう心の病を抱えた子ども達は心の中に自分の考え、言いたいことを詰め込んで、それを外に出すことがなかなかできません。

 

 

 

 

 

だから話を聞いてやることによって吐き出させるのです。運動をやらせて体の中のエネルギーを発散させてやるのと同じことなのです。

 

 

 

 

 

人間はストレスをためていき、自分の許容量を越えれば、それが爆発してしまいます。

 

 

 

 

 

それはコップに水が一杯になれば、あとはこぼれるだけというのと同じことです。

 

 

 

 

 

それを爆発させないようにするには、外に出すことと許容量を大きくしてやってストレスに耐えられる程度を大きくするしかありません。

 

 

 

 

 

この出し入れをうまくできることが、社会でちゃんとやっていける人なのです。

 

 

 

 

 

しかし、心の病を抱えた子どもは、この調節がうまくいきません。わたしはまず許容量を超える前に吐き出させ、それから許容量を大きくしてやるように指導しています。

 

 

 

 

 

家庭内暴力をする子ども達も、引きこもりの子ども達も同じ心の病を抱えているわけで(全員ではありませんが)、基本的に指導の根幹は同じです。

 

 

 

 

 

違うのは、その子どもの性格や状態に応じて強く言ったり、優しく言ったりほめることを8割、叱ることを2割にするか、逆にほめることを2割、叱ることを8割にするのか、その違いだけなのです。

 

 

 

 

 

だから、まずは話を聞いてやり、吐き出させるように全力を注ぎます。プロセスを間違えて、いきなりこちらの考えを押し付けるような事をしては心の病はけっして治せません。

 

 

 

 

 

ケアというものは、そういうことを言うのであって、方向を間違えないでケアをしていけば必ず治せるという強い信念を持って、自信を持って子ども達と接するようにしてほしいと思います。

 

 

 

 

 

義務教育

 

 

 

 

 

よく子ども達の中には、数学なんかやっても意味がない、外国に行かないから英語など必要がないと言って勉強をしようとしない子どもがいますが、これは大きな間違いだと思います。

 

 

 

 

 

こうすればこうなるというのは、1+1=2という考えで、これは数学を勉強する事で身につきます。

 

 

 

 

 

例えば、営業をしている人が、このお客様はこの色が好きで、この形が好きだからこの車をお勧めしようと考えるのは数学的なものの考え方で、社会に出てから立派に役に立ちます。

 

 

 

 

 

こういう能力を養える一番の方法が数学です。

 

 

 

 

 

現在、日本はどんどんアメリカ化されていく中で、はっきりとしたYES、NOを言えることがこれからの子ども達には求められます。

 

 

 

 

 

英語の質問でも最初にYES、NOをつけて事でもそれは明らかです。

 

 

 

 

 

今の日本の英語教育が、それに沿っているかと言えばそうとはいえませんが、少なくともその一端は学ぶことができます。

 

 

 

 

 

そもそも英語を勉強していなければ、わたしの言っている事は理解できないし、それが求められていると言われてもイメージさえできません。

 

 

 

 

 

わたしの知っている子どもで、中学に行っていなかったため、漢字がほとんど書けない子どもがいます。

 

 

 

 

 

この子どもは社会に出て漢字が書けないことで、どれほど苦しみ傷ついたことでしょう。

 

 

 

 

 

その子どもは結局、会社を辞めてしまいました。そんなことでいじめにあうのか、と思われるかもしれませんが、現実に社会がそうなのです。

 

 

 

 

 

この子どもには影で漢字の勉強をさせました。その子どもも勉強をしなかった事を、社会に出てから本当に悔やんだと言います。

 

 

 

 

 

勉強、特に義務教育期間の勉強は、もはや社会常識であって、できなければこれほど後で後悔する事はないのです。

 

 



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