友だちの輪の中に入れない子供
ホーム > 友だちの輪の中に入れない子供

友だちの輪の中に入れない子供

2019年05月28日(火)6:23 PM

小学校高学年から思春期の終わりまでの子どもたちは、ふざけ、からかい、冗談、からむことをしながら生の人間関係を学ぶ年齢です。

 

 

 

 

 

大人のように距離をおいて他人を傷つけないようにしたり、傷つけたときにケアをすることはまだできません。

 

 

 

 

 

安心できる友達同士で親から見えないところでやりあいながら、人との関係の持ち方を学習していきます。

 

 

 

 

 

からかいやふざけを経験しないで安全圏にいた子、そして本当の姿を出していく経験のない子は、見かけ上は他の人と同じことをやりながら合わせています。

 

 

 

 

 

周りから見て、自分とは違うことを感じます。関係がうまい形で同じ次元で絡み合っていません。

 

 

 

 

 

それでもふざけあってやってみます。あんなにくだらないことをやる気はないと思ったりします。

 

 

 

 

 

自分は嫌でもクラスの中では、周りが自分を離してくれません。何かやられてもやり返せないから、いじめられる可能性があります。

 

 

 

 

 

他の人と感覚が違うのです。冗談を言うべきでないところで冗談を言ったりしてちぐはぐになります。

 

 

 

 

 

自分もふざけて仲間に入っているのに、シラーッとしてしまいます。こんな経験をしてしまうのです。

 

 

 

 

 

そして心理的に疲れやすい子は、小4から中1くらいでこの経験で学校に行きにくくなります。

 

 

 

 

 

ちぐはぐな対人関係を積み重ねて、不安がだんだん募っていきます。

 

 

 

 

 

不安がたまって耐え切れなくなって、学校に行けなくなります。

 

 

 

 

 

ふざけ世代はもっと続きます。性の問題、学習、進路の問題を絡めあいながらふざけが続くのです。

 

 

 

 

 

太っているやせている等からだの問題が絡むので深刻で複雑になってきます。

 

 

 

 

 

大人になるのが早い子どもは自分を高く見て周り相手にしないようにしますが、合わせようとする子どもは、周りと合わせて自分を維持する習慣がついているので、合わせようとして不安疲れします。

 

 

 

 

 

発達のゆっくりしている子は、高2から高3の前半でいろいろ気になります。

 

 

 

 

 

前半までは合わせようとして疲れます。後半になると今までのことを考えて、学校とは何かと疑問視するようになります。

 

 

 

 

 

学童前期(小3)までと少年青年(高3)までとはちょっと意味合いが違いますが、基本的には対人関係をさっぱりできないためにつらくなってきます。

 

 

 

 

 

学校場面では

 

 

 

 

 

学校場面で前記のようになることを忘れてはいけません。親や先生にはこのようなことは見えません。

 

 

 

 

 

親や先生には「見かけ上の言動」しか見えません。

 

 

 

 

 

内面の傷はけっして見えないのです。学校の中で不安の種を作っているのです。

 

 

 

 

 

不安疲れをする場から離れないと、この不安はなくなりません。

 

 

 

 

 

不安が積み重なっていくということを子どもは自覚しないのです。自覚できるものではないのです。

 

 

 

 

 

何かやればしっくりしません。なぜ、しっくりしないのか自分でもわからないのです。

 

 

 

 

 

学校に行けなくなる子どもに「どうして」と聞いても答えられません。明確につかめるものではないのです。

 

 

 

 

 

自覚できるものではないのです。なんとなく何かがおかしいのです。しかもその基をつくっているのです。

 

 

 

 

 

それで学校から退却してほかに行くところがないから家で過ごすしかないのです。

 

 

 

 

 

子どもの状態

 

 

 

 

 

不安があってなんとなくどうしてよいかわからない、我慢できない状態なので、自分の不安を別のところに向けます。

 

 

 

 

 

その結果、心気症になるのです。お腹が痛いといって、そちらに気を向けていると不安は出てこないのです。

 

 

 

 

 

本当にどこか痛いのなら痛みは固定しています。源の不安が取れたわけではないので、いつまでたってもおさまりません。

 

 

 

 

 

学校の中の同年齢の子どもの中でこうなったのですが、同年齢にとどまらず、しだいに人間全体に対象が広がっていきます。

 

 

 

 

 

そのため外に出られなくなり、ひきこもり状態になってしまいます。

 

 

 

 

 

この状態から、自分の好きなようにわがままいっぱいに生活し始めます。ゲームをわき目もふらずやります。

 

 

 

 

 

パソコンやスマホに一日中夢中になったり、マンガを読みふける子どもがいます。

 

 

 

 

 

これは心気症で症状に気を取られているのと同じで、何かに夢中になっているほうが不安を感じないし、不安を鎮めやすいのです。

 

 

 

 

 

基本的に人間で傷ついているので、人間以外のものを選びます。自分で一番安心できるやり方で不安を感じないように活動するのです。

 

 

 

 

 

少し不安が鎮まると動けるようになるのです。学校に行ってみたり、アルバイトに行ってみたりします。

 

 

 

 

 

自分では大丈夫だと思っても、ずっと行き続けるほどにならない前にやるので、毎日行けなくてまたひきこもることがあります。

 

 

 

 

 

学校に行ったけれどテストを受けることに不安が出てくることがあります。

 

 

 

 

 

他の人の言った言葉をそのまま受け取る子ども

 

 

 

 

 

心理的にこのストレス(しっくりいかない人間関係)が高まり答えがないので精神的に耐え切れなくなっているとき、ギクッとする対応をされると、言葉をそのまま受け取るので学校に行けなくなります。

 

 

 

 

 

その傷つく言葉が、先生の口から出ていることがよくあります。先生は普通に話したつもりなのに受け取り方が違うのです。

 

 

 

 

 

この状況で、先生がどういうつもりで自分を叱ったのか、この言葉は本当の意味で使っているのか、ちょっと注意をしたというような雰囲気なのか、ちょっとした先生の愛情が含まれているのか、心が入っているのかどうかの部分、ニュアンスの部分を感じないのです。

 

 

 

 

 

その言葉どおりに受け取ってしまうのです。

 

 

 

 

 

「なんだおまえ」と言っただけで「叱られた」とマイナスの受け取り方をしてストレスをためてしまいます。

 

 

 

 

 

先生からはそれでストレスをためているようには見えません。

 

 

 

 

 

学校に行けなくなっていろいろ考えてみても、あれだけにこやかに学校に来たのにというようにこの子たちの示す学校での動きの部分しかどうしても見えてこない例が多いのです。

 

 

 

 



メニュー

過去の記事

団体概要
団体名
関東自立就労支援センター
理事長:
大橋秀太
理事:
大畑健太
理事:
杉下真理
住所
東京都東久留米市浅間町1-12-9
TEL
042-424-7855
メール
ki6jt7@bma.biglobe.ne.jp
活動内容
・若年者の就労支援、
 学習 支援、生活訓練
・共同生活寮の運営
・教育相談の実施
・各種資格取得支援