いじめられたように見せかける小学4年生の息子
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いじめられたように見せかける小学4年生の息子

2019年05月21日(火)11:55 AM

「相談事例」  いじめられたように見せかける子

 

 

 

 

 

小学校四年生の男子です。自分で服を汚したり、カバンに水を入れたり、教科書がなくなったと騒いだりしていじめられているようなふりをします。

 

 

 

 

 

また、ガラスを割ったりドアを壊したりといった乱暴な行動をします。どのように対処したらいいのかよくわかりません。

 

 

 

 

 

「回答」

 

 

 

 

 

 

小学校四年生くらいの年齢は、ギャングエイジとよばれ、著しく活発になる時期に入ってくるということをまずご理解ください。

 

 

 

 

 

行動としては、少々荒っぽいという感じです。

 

 

 

 

 

また、子供さんがいろいろなカモフラージュをしているところから想像すると、子供さんは家族関係の中で正直に自分の心の内を表現することができない状況にあるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

親としては、そんなことをしなくても、ちゃんと言えばいいのにと感じるでしょうが、子供にとっては何か正直に言えない環境があるのでしょう。

 

 

 

 

 

これは、必ずしも子供の方にだけ問題があるということはできません。その環境を作り、また、そうしてしまった大人側にかなり多くの問題があると言わざるをえません。

 

 

 

 

 

なにがそうさせてしまったのかを主観的な目だけではなく、客観的な目で見てもらい、自分の気づいていない親子関係の様々なことに気づくためにも、カウンセラーなどに相談されてみるのがよいと思われます。

 

 

 

 

 

自分で自分の家族の状況を主観的に見たのでは、自分の見たくないところはできるだけ避けて通ろうとする自己防衛反応が自然に働くことになります。

 

 

 

 

 

外部の専門家の目を通すことで、もう少し深く親子関係に切り込んでみることが必要でしょう。

 

 

 

 

 

ただ、その折には、親にとってはつらいことも多くあるであろうと想像されます。

 

 

 

 

 

というのも、通常は親として認めたくない部分を隠蔽してるのであって、そこに気づくことは難しく、しかも子供はその親の見たくない部分に反応して行動しているのですから、なおのことであろうと思われます。

 

 

 

 

 

「相談事例」  子供の退行に嫌悪を感じて受け入れられない

 

 

 

 

 

子供が不登校になってから、退行して手をつないで寝てくれとか、胸を触って寝たいとか、一緒にふろに入れとかいろいろ要求してきます。

 

 

 

 

 

年齢も18歳を超えているので、本などでは要求にこたえるように書いてあり、わかってはいるのですが自分としては子供がそういうとぞっとしてしまい、意に沿ってやれないのです。

 

 

 

 

 

「回答」

 

 

 

 

 

子供が退行を示したとき、それを受けとめてやることは大変重要なことです。

 

 

 

 

 

しかし、年齢も18歳を超えてのこういった退行については、必ずしも言うとおりにしなければならないということはありません。

 

 

 

 

 

むしろ、子供の意に沿う、要求に応じるということはどういうことなのか、子供の言うままに行動することなのかどうかをもう一度考えてみましょう。

 

 

 

 

 

本には確かに子供の要求に応じるようにということが書いてあるのでしょうが、子供の言いなりになって行動することは、そのまま退行を受け止めているということにはならないのです。

 

 

 

 

 

なぜ子供がそんな要求をするのか、その行動を起こさせる原因のあることを理解し、その背景にある心の世界に目を向けることが必要になります。

 

 

 

 

 

親が、なぜそんな要求をされるのか理解できないまま、自分の気持ちに無理をしてかかわっても、子供を受け入れることにはなりませんし、そのために退行現象がおさまることも期待できません。

 

 

 

 

 

そればかりか、表面的には言うとおりにしていても、親の潜在的な気持ちの中にある マイナスメッセージが子供に伝わってしまい、かえって子供を不安定にし、退行の状態が継続する原因になることも考えられます。

 

 

 

 

 

あるいは、別の形で問題が噴出してくるかもしれません。

 

 

 

 

 

また、子供の衝動のコントロールに関しては、父親に手助けしてもらうことも必要でしょう。

 

 

 

 

 

ただ、子供の心の世界には十分に満足できなかった時代の依存欲求がそのままの形で残されているための行動化と考えられるので、直接的なかかわりはできないにしても、形を変えた、親自身が納得のできる方法で子供の心の世界に応えてやることが必要でしょう。

 

 

 

 

 

そのためにも、できないことははっきりとできないという意思表示を行った上で、その代わりになるものを本人と相談しながら考えていくことが必要でしょう。

 

 

 

 

 

子供がそこまで余裕を持っていない場合には、話し合うということは不可能になりますから、はっきりと断ったうえでそれに代わる方法を考えて実行し、子供の反応を見ながら子供が最も落ち着く方法を見つけだすように心がけるのがよいでしょう。

 

 

 

 

 

ただ、子供が求めているのは、単純な退行というより、親との身体接触の不足からくるわだかまりが関係していることが想像されます(多くの退行はそれが主です)。

 

 

 

 

 

そうすると、代わりになるかかわりといっても、やはり身体接触を主体としたものしかないように思われます。

 

 

 

 

 

しかし、身体接触に代わるものとして、なぞなぞやしりとりなど言葉を使った接触もあります。

 

 

 

 

 

直接的な身体接触だけを考えず、幼児とかかわるときの知恵がその方法を提供してくれることがありますので、子供に合った方法を探してください。

 

 

 

 

 

「相談事例」  

 

 

 

 

 

現在中学二年生の私の娘についての相談です。小学校5年生の時、友だちにからかわれて、担任ともうまくいかずに学校に行けなくなりました。

 

 

 

 

 

今年になって焦っているみたいで、深く落ち込んだり高校には絶対に行きたいと言ってみたりかなり精神的に不安定です。

 

 

 

 

 

「回答」

 

 

 

 

 

学校に行けなくなるお子さんは、中学2年生くらいから、このままの状態でいったら自分は 3年になって学校に行けるだろうか、行けたとしても勉強は大丈夫だろうか、高校はどうなるのだろうかと先々のことまで考えて苦悩します。

 

 

 

 

 

この時期は可能な限り、学校のことや進路進学のことは極力触れないでおいてあげるというのが対応の重要なやり方だと思います。

 

 

 

 

 

不安がある間は親が聞いても子供はうまく説明できません。聞かれると、不安やプレッシャーが高まってきます。少しそっとしておいてあげることが大切です。

 

 

 

 

 

そっとしておいてあげるのが大切なのですが、六月ころになると教師との二者面談をするということを親は念頭においた方がいいでしょう。

 

 

 

 

 

不登校の子供の親御さんはまじめな方が多いので、「学校からこういう書類が郵送されてきたけれど、あなたはどうするの」ということになります。

 

 

 

 

 

子供はいきなり学校だとか進路だとか外部から刺激が入ってくるので不安定になります。学校には提出はぎりぎりか、少し遅くなるかもしれないと伝えておいて、書類を子供の目につくところに置いてください。

 

 

 

 

 

気が向けば子供は見ます。嫌なら 見ないふりをすればよいという逃げ道を作っておいてあげてください。

 

 

 

 

お子さんの個性があるので必ずしも一般的な答えは出ませんが、その家庭、その子供に合う方法を考えてほしいと思います。

 

 



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