いじめによって不登校になった小学6年生の少女
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いじめによって不登校になった小学6年生の少女

2019年04月16日(火)5:02 PM

A子さんは、小さい時から元気で活発な子供だったと母親は言います。

 

 

 

 

 

小学6年生のはじめに仲間はずれにあい、A子さんは担任に訴えました。

 

 

 

 

 

 

何人かが「仲間外し」を認めたので、担任は仲間外しに加わった何人かとA子さんを仲直りさせようと話しあいの場を設定しました。

 

 

 

 

 

 

その場では、みんな形だけはいちおう謝ってくれましたが、その後、「仲間外し」はかえってひどくなり、A子さんはとうとう学校へ行けなくなってしまいました。

 

 

 

 

 

学校や子ども集団の問題

 

 

 

 

 

不登校は、学校への適応障害のケースが多いです。不登校などの適応障害では、登校できない本人ばかりを責める傾向が強いですが、適応させる側(学校や子ども集団など)の受け入れ態勢も問題にされるべきです。

 

 

 

 

 

現実に、現在の学校には、適応できない本人ばかりに責任があるとは言えない現状があります。

 

 

 

 

 

いじめと背中合わせの学校生活

 

 

 

 

 

典型的ないじめの構造は、子ども集団の中にストレスのたまった支配欲求と攻撃性の強いいじめっ子がいて、その周囲に取り巻きがいます。

 

 

 

 

 

さらにその周囲にはおもしろがって、はやし立てる子どもたちが取り巻いています。

 

 

 

 

 

そのような中で、ストレスの解消手段としていじめが行われています。

 

 

 

 

 

多くの子どもたちは、良くないことだとは思いながらも、自分のほうにいじめの矛先が来ないように細心の注意を払っている傍観者です。

 

 

 

 

 

学校でのいじめは、このような権力構造の中で起こっています。

 

 

 

 

 

いじめは強者・権力者の犯罪という視点から見ないとなかなか解決できません。

 

 

 

 

 

いじめによって深く傷つく子どもたち

 

 

 

 

 

いじめによる後遺症は深いものがあります。何年もたっているのに、同年代の集団には怖くて入れないというケースをたくさん見てきました。

 

 

 

 

 

これは典型的なPTSD(心的外傷後ストレス障害)です。

 

 

 

 

 

いじめ対策は、いじめっ子対策であるべき

 

 

 

 

 

いじめについては、「いじめられる方にも問題がある」とよく言われます。この認識は非建設的です。

 

 

 

 

 

問題は、いじめっ子にたまったストレスをどう解決するかなのです。

 

 

 

 

 

強者であるいじめっ子には触れず、「いじめられる方にも問題がある」というのは、責任放棄です。

 

 

 

 

 

諸外国のいじめ対策は、いじめっ子対策です。

 

 

 

 

 

いじめられた子を転校させるという残酷な対策を平気でしているのは日本だけです。

 

 

 

 

 

いじめられた子の自尊感情を支えよう

 

 

 

 

 

いじめ対策でもっとも大切なことは、いじめられた子の自尊感情が損なわれないように支えることです。

 

 

 

 

 

いじめられた子は、ともすると「いじめられるような自分は情けない」「自分が悪いからいじめられるんだ」などと思い悩みます。

 

 

 

 

 

 

親や教師としては、「君が悪いのではない」「自分を情けない子だと考えてはいけない」と明確に伝えるべきです。

 

 

 

 

 

人は自尊感情がなければ、人生を前向きには生きていけません。

 

 

 

 

 

いじめられた子は、自分の自尊感情がひどく損なわれがちです。

 

 

 

 

 

それを支えるのが、親や周囲の大人の役割です。

 

 

 



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