「いい家族」が子どもをダメにすることもある
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「いい家族」が子どもをダメにすることもある

2019年04月12日(金)11:59 AM

指導性の強い父母は、これまで何でもそれなりにうまくやってきた人、めぐり合わせのよかった人に多いものです。

 

 

 

 

 

偏差値世代で上昇志向が強く、これまで学校でも仕事でも結婚でも大きな失敗はなく、それなりに生きてきました。だから、これでいい、自分のやり方は間違っていないと子どもに押しつけてしまいがちになります。

 

 

 

 

 

一般的に言う「いい子」とは、親に抑圧されて「いい子」になっていることが多いものです。

 

 

 

 

 

子どもがいつまでも親に合わせているので、親の主導権は「間違っていない」ことになってしまいます。

 

 

 

 

 

さらに困るのは、その「いい子」が「いい子」のままでいることが楽だと感じて、親と戦わなくなることです。

 

 

 

 

 

お茶目な子や繊細な子は、「ここでこう言ったら、親にいろいろ言われてうっとうしいな」と自分で計算するので、怒らせない程度にうまく親に合わせていき、一方で、心の中にはどんどん距離をつくっていきます。

 

 

 

 

 

表面上はうまくいっているので、親は子どもの心の距離が離れたことに気がつきません。争いのない家庭が「いい家庭」だと思い込むのは怖いことです。

 

 

 

 

 

親と戦うことや、自立をあきらめてしまった子が「いい子」になり、家族が表面だけ仲良さそうにしている形だけの「いい家族」が、子どもをダメにしてしまうケースを私はこれまでにたくさん目にしてきました。

 

 

 

 

 

人格は、反発しあう中で成長します。まず、それを親が理解する必要があります。

 

 

 

 

 

ぶつかり合い、互いに成長するためには、意見をぶつけ合い、せめぎ合い、そして、仲直りすることです。もし親が、妙に物わかりが良すぎると、子どもが反発しても「おお、よしよし」と受けとめてしまい、子どもは自分を相手にしてくれなかったと、突き放されたような気持ちになってしまいます。

 

 

 

 

 

最近はよく「叱らない子育て」とか「ほめる子育て」が推奨されるので、子どもの反抗的な態度にも、親が感情的にならないようにできるだけ気持ちを抑えたり、理解のある親のそぶりを心がけたりします。

 

 

 

 

 

でも、家族の関係が何事も問題なく進んでいくことのほうが問題なのです。

 

 

 

 

 

カチンときてカッーとなって、怒ってしまってもいいと思います。その後に、これは子どもの大切な自立の過程なんだからと理解して、「言い過ぎたな」と謝ったり、引けばいいのだと思います。

 

 



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