子どもの立場で感じてみる
子どもと接するとき、大切なことは子どもの立場で子どもが感じているように感じとろうとする共感的態度をとることです。
頭だけで知的に理解しようとしないで、子どもの気持ちをまるで親自身のものであるかのように思うことです。
「なるほど、この子の気持ちはそのとおりだわ」と、自分自身でも認識できるような受けとめ方です。
子どもの心模様を自分の心の中に広げていくことです。これは同情とは違います。
「たいへんよね」、「かわいそう」といった言葉で言い表すことではありません。
こうした言葉は惨めさばかりを感じさせ、結局他人事なんだと思わせてしまいます。
カウンセリングではこの段階を「共感」と呼びます。「思いには思いで応える」という世界です。
わたしたちが子どもの呼吸に合わせ、子どもの思いに共感するのです。わたしはこのプロセスが親と子の「気」を合わせることになるのだと考えています。
そして、ここで心がけたいポイントが3つあります。
まず大事なのは、この段階で子どもに「注意」や「助言」を与えないようにするということです。
わたしたちは、「お前のまるごとすべてが好きだよ」と言っておいても、つい「だけど、ここを直したほうがいいんじゃないかな」、「でもこうすればよかったんじゃないかな」と言いたくなるものです。
特に一生懸命に聞いてきた親ほど、こちらの気持ちも子どもは十分にわかっているだろうと安心して、思わずこの言葉を発してしまいがちです。
でも、この言葉は禁句です。そうでないと、お前のいいところも悪いところも全部好きだと言ったことがむなしく響いてしまうことになるのです。
「○○君はイライラすると僕の背中をたたくんだ。先生に言っても『ケンカはやめなさい』と言うだけで、何もしてくれない。頭にくるよ。お母さんもひどいと思うよね」
こういうふうに子どもから言われたらみなさんはどうしますか?○○君はいつもおとなしくて、いい子という評判を聞いていて、ときどき家にも遊びに来ているとなると、お母さんとしては、「たしかにひどい話だけど、お前にもちょっと悪いところがあるんじゃないの。だから先生が何も言わないんでしょ」と言いたくなってしまいます。
「ちょっと違うんじゃないの」、「そんなこと言うけど」というような大人としての分別が入ってしまいます。
そういう知恵を子どもに教え諭そうとしてしまいます。
わたしもカウンセリングを学ぶ前は、そんな父親だったような気がします。
これらの言葉が子どもたちにとって孤独感を抱かせることになる場合があることを、さまざまな面接を通して教えてもらいました。
このことを学んでからは、わたしの娘に対して最後まで話を聴いてから、「いじめられっぱなしの強くなれないお前も、お父さんにとってはかけがえのない大事な子なんだよ」と伝える努力ができるようになりました。
もうひとつのポイントは、感情表現をできる限り多く表していくことです。
「ずいぶん楽しそうね」、「腹がたっちゃうわね」、「悔しいよね」、「心配だわ」といったひと言です。
こうした表現はストレートに「わかってもらえた」という第一印象を子どもに与えます。
親の気持ちを素直に伝える言葉づかいも重要なのです。
3つ目のポイントは、子どもの視線で考えるということです。目の位置は子どもと同じ高さを心がけ、うなだれている子の目線は無理して上げようとしないことも大切です。
ときに子どもの側が親の様子をうかがうこともありますが、そのときは気にせず自然に流しておくようにしましょう。
「大丈夫かい」と声をかける場合でも、大人が立って言うのと腰をかがめて子どもと同じ目線で話しかけるのとでは、受け取るほうの気持ちが違いますし、言う大人の気持ちも違ってきます。
同様に、子どもの視線に立って考えれば、子どもなりに一生懸命努力している姿や、親を気づかっていたことなどが見えてくるものです。
子どもの視線には、次のような特徴があります。
○ 目線が低い(親の声は頭の上から聞こえてきます。上からにらまれていると感じてしまいがちです)。
○ 語彙が少ない(適切に表現する言葉が不足しています。大人の感覚で子どもの言葉をとらえると勘違いが生まれます)。
○ 好き嫌いがはっきりしている。
○ 悪意はさほどない(好き嫌いの感情ははっきりしていますが、悪意はありません)。
○ 愛されたいと強く思っている(愛されたい、親によく思われたいという気持ちが強く働きます)。
こうした点を踏まえて、子どもの立場で考えると子どもの気持ちが見えてくるものです。
「『聴』いてばかりでは、子どもの言いなりになって問題解決にはならない」と思われる方もいるのではないでしょうか。
でも、受容は許容ではありません。単純に、問題を追認するわけでもありません。
子どものストレスの原因を探り、その解決策を見つけるためにまず子どもの言うところの思い、感情を受けとめようではないか、そうしたうえでどうすべきか考えていきましょうということなのです。
乱暴な言い方になるかもしれませんが、人はみな「言い訳」を持っています。まずもってそれを安心して言ってもらおうとすることです。
人は「言い訳」をしたら、事実を素直に受け入れられるのです。
また、親が子どもの話を最後まで聴くことで、子どもたちは存分に思いを語り終え、それだけですっきりして問題が解決することもあります。
子ども自身が「しょうがないよなあ」と納得して、気持ちの整理がつくこともあります。
子どもにアドバイスや援助をするにあたって、まずは「本音(弱音)が出せるまで聴こうではないか」という姿勢を親がどこまでとれるか、その力量がここで試されているとわたしは思っています。
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