ひきこもりと強迫性障害
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ひきこもりと強迫性障害

2019年04月03日(水)11:02 AM

ひきこもり生活が長期化すると、強迫性障害になる人がいます。

 

 

 

 

 

この障害の主な症状は、心の中に繰り返し起こる不安な考えやイメージ(強迫観念)と、それを打ち消すために行われるさまざまな行為(強迫行為)です。代表的な症状としては、たとえば、

 

 

 

○手がばい菌などに汚染されていると感じて、何度も手を洗わずにはいられない

 

 

 

○家を出る時、ドアに鍵をかけたかどうか不安になり、何度も戻って確認する

 

 

 

○ガスコンロを使った後、元栓を閉めたかどうか不安になり、何度も確認する

 

 

 

○服の着脱や入浴などの手順がいつもと違うと感じ、最初からやり直す

 

 

 

○毎日同じように決まったパターンで行動しないと不安になる

 

 

 

○四や九といった数字など縁起の悪いことが気になる

 

 

 

○本や家具が整然と(たとえば五十音順や左右対称に)ならんでいないと気がすまない

 

 

 

などがあります。

 

 

 

 

繰り返し生じる不安な考えやイメージが不合理でばかばかしいことは、本人もわかっているのですが、それを放置できず、打ち消すために、さまざまな行為をせずにいられないところにこの障害の特徴があります。

 

 

そそのために多くの時間やエネルギーを費やし、ときには日常生活を営むのにも支障が出てしまいます。

 

 

たとえば、あるサラリーマンは、高層マンションの上層部に住んでいるのですが、朝、家を出る時、カギをちゃんとかけたか確認するために、いつも必ず「ガチャガチャガチャ・・・・」とドアノブを13回まわし、チェックします。それからエレベーターに乗って階下に下りるのですが、しばしば不安になってまたエレベーターで上層部に戻り、また「ガチャ、ガチャ、ガチャ、・・・」とドアノブを13回まわし、ガギの確認をします。このため電車に乗り遅れて、よく会社に遅刻をします。

 

 

 

このように強迫性障害は、症状が高じると、スムーズな作業や行動ができなくなるので、学業や仕事にも影響が出るようになります。なかには仕事を続けられなくなったり、人間関係を遠ざけてひきこもりのような状態になってしまう場合もあります。

 



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団体概要
団体名
関東自立就労支援センター
理事長:
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理事:
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理事:
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住所
東京都東久留米市浅間町1-12-9
TEL
042-424-7855
メール
ki6jt7@bma.biglobe.ne.jp
活動内容
・若年者の就労支援、
 学習 支援、生活訓練
・共同生活寮の運営
・教育相談の実施
・各種資格取得支援