発達障害と子育て
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発達障害と子育て

2019年03月24日(日)1:21 AM

発達障害の子どもをもつ親たちは、子育てに対して非常に悩んできました。

 

 

 

 

 

一時は、親が育児の手を抜いて子どもにテレビばかり見せるから自閉症になるなどと、まことしやかに言われたものです。

 

 

 

 

 

とくに軽度だと、障害があるとは一目ではわかりませんから、親のせいだと思われてしまいます。

 

 

 

 

 

コミュニケーションの取り方や、外界の認識の仕方が一般の子どもと違う子どもたちは、育てにくい面があるので、親は子育てへの不安を強くもってしまいがちです。

 

 

 

 

 

そのうえ、周囲から「親のしつけがなっていない」と責められることもしばしばです。

 

 

 

 

 

障害のある子どもを育てている若い母親を、その義理の母親が「あなたの育て方が悪いから」などと責める話はよく聞くところですが、問題はそういうことではないのです。

 

 

 

 

 

とくに日本では、”異文化”を受け入れないという傾向が強く、ともすると障害をもつ人に対して差別するような風潮さえあります。

 

 

 

 

 

目に見えないストレスにさらされる親子は、世間に遠慮しながら暮らすか、その反対に、ストレスに反発して権利を主張し、ある意味では強い態度をとらなければ生きられなくなっています。

 

 

 

 

 

こうした家族の姿を見ていると、現代社会の抱えている問題が、障害をもっている子どもと家族が抱える想像を超える苦悩として、ある意味で象徴されているように感じられます。

 

 

 

 

 

警察の統計資料を見ても、青少年の犯罪の全体数からみれば、精神障害の子どもの犯す犯罪件数は、特別に多いわけではありません。

 

 

 

 

 

これは大人でも同様に言えることで、犯罪を犯す人のうち、精神障害がある人の数はとりたてて多いわけではないのです。

 

 

 

 

 

少年犯罪と発達障害を結びつけたがる風潮は、こうした障害をもつ子どもと家族をさらに孤立させ、親子を苦しい状況に追い込むばかりか、それが犯罪の背景にある「根源的な不安」を生み出すことになりかねません。

 

 

 

 

 

同時に、現代の子どもの「わからなさ」を障害のせいにしようとすることで、「自分の子どもは障害がないから大丈夫」という安易な結論にもっていきがちな親が少なくないのも事実です。

 

 

 

 

 

どの子も、いつどうなるかわからないのです。

 

 

 

 

 

それと同時に、そのような問題をうまく乗り越えていける可能性が非常に高いのです。

 

 

 

 

 

人間は、一瞬一瞬心が動いているものです。

 

 

 

 

 

周囲との人間関係のうえでいつ軋轢が起こり、いつ問題行動につながるかわかりません。

 

 

 

 

 

障害がある子ども、ない子ども、というくくりかたをして、重要な問題を自分から切り離していると、現代の親子が抱える問題をますます見えにくくしてしまう危険性があります。

 



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