子どもからの自立~子どもを自己実現の道具にしない~
ホーム > 子どもからの自立~子どもを自己実現の道具にしない~

子どもからの自立~子どもを自己実現の道具にしない~

2019年03月18日(月)1:53 PM

「パラサイト・シングル」という言葉が一時よく聞かれました。

 

 

 

 

 

親の家に住み、親に家事を任せて、自分の収入は自分で自由に使う、親に寄生(パラサイト)している独身者という意味のようです。

 

 

 

 

 

親にも「パラサイト」と呼べる人たちがいます。

 

 

 

 

 

子供の生活に介入し、子供の人生に過剰に干渉し、そうすることで自分の人生を充実させようとするのです。

 

 

 

 

 

このような親は、子供を自分の自己実現の道具として使う傾向があります。

 

 

 

 

 

自分には果たすことができなかったことを子供に託し、思い通りの成果を上げさせることで、結局自分が満足するのです。

 

 

 

 

 

パラサイト・シングルが経済的に親に寄生するのと同様、パラサイト・ペアレントは夢の実現において子供に寄生するのです。

 

 

 

 

 

しかし、子供には子供の人生があります。その人生を生きるよう、子供は才能を授かってきています。

 

 

 

 

 

親の仕事は、子供がいずれその才能を開花させることができるよう、最高の環境を整えてあげることです。

 

 

 

 

 

それが「愛すること」「責任」「人の役に立つ喜び」を教えることです。

 

 

 

 

 

同時に親には親の人生があり、親自身は才能を生かして、自分の人生で自己実現を図ることができます。

 

 

 

 

 

子供を持つ年齢になった人は、「もう自分には遅いから、せめて子供に・・・・・・」と思うのかもしれません。

 

 

 

 

 

でも、人は何歳になろうと、その人なりのやり方で自分の日々を輝かせることができます。

 

 

 

 

 

パラサイト・ペアレントにならないために、できることをいくつかあげてみましょう。

 

 

 

 

 

①自分の望むライフスタイルを思い描く

 

 

 

 

 

あなたの仕事は?趣味は?自分と家族の暮らし方は?取り組みたいことは?学びたいことは何でしょう?

 

 

 

 

 

自立している人は、そのスタイルの実現に向けて自分なりの努力を忘れません。

 

 

 

 

 

②望むライフスタイルを実現するために、子供が自立できるようにサポートする

 

 

 

 

 

自分なりのやり方をできることから始めてみましょう。

 

 

 

 

 

③子供の手が離れたらやってみたいことを、具体的にリストアップする

 

 

 

 

 

どんな些細なことでもいいのです。思いつくかぎりたくさん書いてください。

 

 

 

 

 

その中から、今からでも始められることを選んでください。

 

 

 

 

 

今できないことについては、なぜできないかではなく、どうしたらできるかを考えてください。

 

 

 

 

 

どんな小さなことでも、今できることから始めます。

 

 

 

 

 

今はまだ始められないという人は、そのテーマを細切れにしてみてください。今から始められることが必ずあるはずです。

 

 

 

 

 

④語り合える友達をもつ

 

 

 

 

 

理解してくれる友達がいないと嘆く人ほど、自分から心を開いて語り合おうとはしません。

 

 

 

 

 

一歩を踏み出してみてください。

 

 

 

 

 

決して自分を責めない

 

 

 

 

 

子育ては、人類が取り組む仕事の中でも、最も重要な仕事の一つです。

 

 

 

 

 

幸せな子供を育てることで、親は自分がこの世からいなくなったずっと後もこの世の中に幸せを残すことができるのです。

 

 

 

 

 

そんな大事業にかかわりながら、私たちは子供の育て方を習ったことはありません。

 

 

 

 

 

そんな大切なことでありながら、それぞれの良識とやり方に任されているのです。

 

 

 

 

 

自分の親から学んだやり方を無意識にまねて、見よう見まねで私たちは子育てに取り組むしかありません。

 

 

 

 

 

そんな中で何か間違いがあったとしても、だれがあなたを責めることができるでしょう。

 

 

 

 

 

あなたは自分のできる最良をやっているのです。

 

 

 

 

 

もし最良ではないと気づいたのであれば、学び改めましょう。

 

 

 

 

 

自分を責めてはいけません。

 

 

 

 

 

自分を責めているときは、更なる過ちに向けて準備をしているだけです。

 

 

 

 

 

とても立派な子育てをしている親の中にも、子供に対して罪悪感を抱いている人が多いのは意外です。

 

 

 

 

 

子供にちょっとした暴力をふるってしまったこと、小学校のクラスで盗難事件があったときに子供の言葉を信じずに疑ったこと、子供の友人についてひどいことを言ってしまったことなど、中には何年も前のことを「するべきではなかった」「言うべきではなかった」と後悔しているのです。

 

 

 

 

 

自分を責めるのは、ある意味ではとても楽なことです。

 

 

 

 

 

「~べきではなかった」「~べきだった」と、やったことややらなかったことを悔いて、罪悪感にひたり、自分を責めている間、あなたは行動を起こさずに済みます。

 

 

 

 

 

もっと賢い親になるための努力をしなくて済むのです。

 

 

 

 

 

何より、自分のやってしまったことや間違いを、本当には認めなくて済むのです。

 

 

 

 

 

「~べきではなかった」と思っているときは、それをやった事実を本当は認めてはいません。

 

 

 

 

 

事実を認めず、「べきではない」理想の自分の姿にすがっていることができます。

 

 

 

 

 

そんな悩みを打ち明けられた時、私が提案するのは子供と話すことです。

 

 

 

 

 

過ちを認め、自分を受け入れ、子供にわび、学び、前進することをお勧めします。

 

 

 

 

 

それによって、子供の中にあるかもしれないわだかまりも取り除くことができるのと同時に、そんな親の姿を見て、子供は生き方を学びます。

 

 

 

 

 

人とどうかかわるか、犯した間違いとどう取り組むかをあなたから学ぶのです。

 

 

 

 

 

勇気をもって何年も前のことを子供にわびた父親が、「拍子抜けしました」と報告をしてくれました。

 

 

 

 

 

子供に「そんなことを気にしていたの?」と言われたのです。

 

 

 

 

 

何年も自分を責めて損をしたと言うその親は、「だから、その時その時できちんと話し合ったほうがいいと学んだ」と言いました。

 



メニュー

過去の記事

団体概要
団体名
関東自立就労支援センター
理事長:
大橋秀太
理事:
大畑健太
理事:
杉下真理
住所
東京都東久留米市浅間町1-12-9
TEL
042-424-7855
メール
ki6jt7@bma.biglobe.ne.jp
活動内容
・若年者の就労支援、
 学習 支援、生活訓練
・共同生活寮の運営
・教育相談の実施
・各種資格取得支援