思いやりに欠ける子~勉強よりもこんな会話が必要~
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思いやりに欠ける子~勉強よりもこんな会話が必要~

2019年03月11日(月)3:16 PM

「うちの子、心がないみたいなんです・・・・・・」




ある日の電話相談に、こんなお母さんの声が聞こえてきました。




「どうしてそう思われるのですか?」とたずねると、次のように答えました。「今日、子供が学校から帰ってきて、仲良しのお友達が風邪でお休みしたと言うので、『まあ、かわいそうね』と言うと、『どうして?』って言うんです。




『だって、熱が出て寝てなくちゃならないのなら、遊べなくて気の毒と思わない?』『別に・・・・・・・』『どうして?』『だって、僕がかわいそうって思ったって○○君の風邪が治るわけじゃないもん』と言うんです。





こんなふうに育てたつもりはなかったのに、どうしてこんな冷たい子になってしまったのでしょう。ショックでした。思いやりのある優しい子になってほしいと思っていたのに・・・・・・」





やさしく、思いやりのある子に育ってほしいと思い、幼稚園の頃から情緒的な会話を多くしてきたつもりだとお母さんは言います。





そこで、もう少し具体的にどんな会話をし、どんな育て方をしてきたのかたずねてみました。





幼稚園に入る頃から文字を教え、塾にも通わせていたとのことです。そのためか、小学校に入っても成績がとてもよかったのだそうです。




ところが、二年生の九月ごろから、授業中に教室をうろうろ歩き回り、奇声を発するようになり、先生からお母さんに注意があったそうです。お母さんはびっくりしてしまったと言います。




よくよく話を聞いてみると、お母さんは思いやりのある優しい子に育てたいと思っているのに、実際にお子さんに対してやっていることは、正反対のことだと思えてなりませんでした。




本当はこの年齢の子どもには、勉強を強制する前に、友だちと遊ばせるなど、もっと情緒的なふれあいをたくさんする必要があるのです。




また、お母さんがお子さんに話しかける場合も、勉強や塾のことではなく、「今日の給食はおいしかった?」「学校の桜はもう咲いたかしら?」「お友だちの〇〇君の風邪はもう治った?」などの情緒的なことをたずねてほしいのです。




一見、何の関係もないようですが、幼児期から小学校低学年ごろに、親と子どもがどのような会話を多くしたかが、その後の人間関係によくも悪くも影響を与えます。




ぜひ、小さい頃から情緒的な会話をたくさんかわしてほしいと思います。



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