やる気はどこからくるのか
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やる気はどこからくるのか

2019年03月08日(金)2:01 PM

人のやる気はどこからくるのでしょうか。スポーツで何かを極めた人は、長期にわたってそのやる気を維持しています。

 

 

 

 

メジャーリーガーのイチロー選手も、ゴルフの石川遼選手も、彼らが小学生のときに書いた作文というものがあるようです。

 

 

 

 

それによると彼らは幼い頃から日々の練習にとても熱心で、将来の夢をはっきりと描いています。彼らのやる気はどこからくるのでしょう。

 

 

 

 

以前、私は仕事で山下泰裕さんとお会いしたことがあります。1984年のロサンゼルスオリンピック柔道無差別級の金メダリストです。

 

 

 

 

現在は、東海大学副学長として、また全日本柔道連盟の会長として、柔道の交流を通して世界に日本の心を伝える活動を展開しておられます。

 

 

 

 

山下さんが柔道を始めたきっかけはお母さんだったそうです。小さい頃、暴れん坊だった彼は、周りに大変な迷惑をかけていたとおっしゃいます。

 

 

 

 

彼の乱暴が怖くて学校に来られない子供もいたそうです。「柔道でもやらせたら人に迷惑をかけなくなるのでは」というお母さんの配慮から、彼は柔道に出会います。

 

 

 

 

道場では彼は思いっきり暴れることができ、どんどん強くなっていきました。小学校時代の彼は、とても生意気な子供でしたが、柔道だけは好きだった、柔道だけは強くなりたいと思っていたそうです。

 

 

 

 

小さな暴れん坊から、世界トップの柔道家へ、そのやる気を支えたのは好きだという気持ちと、強くなれるという有能感だったようです。

 

 

 

 

実は山下さんも、中学校の頃に作文を書いているそうです。それには、大きくなったら柔道でオリンピックに出場し、現役を引退したら柔道を通して世界の人の役に立つことをしたいと書いていたそうです。

 

 

 

 

彼はまさに、その通りに人生を歩んでいます。人によってやる気の出所はさまざまです。好きだからやる気を起こすケース、山下さんのケースはこれです。

 

 

 

 

彼のやる気は自分の内から湧いてきたもの、内発的なやる気です。

 

 

 

 

世界的に有名なピアニスト、フジ子・へミングさんは著書の中で、子供時代のピアノの練習についてこう語っています。

 

 

 

 

「小さい頃は、イヤイヤピアノを弾く毎日だった」ピアノの先生は、彼女のお母さんでした。

 

 

 

 

お母さんは大変厳しく、間違えると激しく怒鳴られるようなレッスンを、一日二時間、一日に二、三回も受けたそうです。

 

 

 

 

それでも彼女がレッスンに励んだのは、お母さんからの圧力があったからでしょう。これは外発的な動機づけです。本人が自分の興味でやる気を出すのではなく、それ以外の理由で取り組むケースです。

 

 

 

 

「でも、続けていたら面白くなってきたわ」彼女は厳しいレッスンの中、しだいに本来の才能を開花させます。

 

 

 

 

やらされるという外発的な理由からイヤイヤ弾いていたピアノが、彼女が本来持つものを刺激し、しだいに内発的なやる気へと変化した例です。



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