親は子どもの精神安定剤
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親は子どもの精神安定剤

2019年02月27日(水)12:16 AM

ある不登校の女の子が言ったことがあります。

 

 

 

 

「私が学校に行けなくなって苦しんでいる様子を見て、お母さんも苦しみ始めました。そのお母さんが私以上に苦しんでいたので、私は安心して生活することができませんでした」と。学校に行けなくなって落ち込み苦しんでいる子供を、親が落ち着いて見ていられないのは理解できます。

 

 

 

 

でもその時に、親がオロオロしたり落ち込んだりすると、子供はそのことが気になって仕方がなくなります。そして、落ち着いて生活し悩みながら、出口を見つけ出していくことができなくなってしまいます。

 

 

 

 

親が、子供の人生を代わりに生きてやることはできません。子供の人生の主人公は子供自身です。子供の苦しみを共有しつつも、子供の人生は子供に任せることが私たちの基本的な姿勢でなければなりません。

 

 

 

 

少なくとも、親の不安まで子供に背負わせてしまってはいけません。親は、子供の精神安定剤にならないといけないのに、しばしば精神不安定剤になっているのです。

 

 

 

 

今、「不登校の親の会」のような組織が全国の各地にあります。そこでは、学校に行けない子供の苦しみを真ん中におきながら、親たちが自分のしんどさや苦しさや辛さをありのままに出して、それを共有しながらしなやかにしたたかにその問題解決を図っています。

 

 

 

 

一昔前であれば、わが子が学校に行けなくなると、親はすごく肩身の狭い思いをしました。みんな学校に行っているのに、自分の子供は学校に行けない、そういう情けない子供を育てた情けない親であると、自分の子供や自分に負い目を感じてしまいます。

 

 

 

 

そういう自分をオープンにし、「私は学校に行けない子供の親です」と言って親の会を作ることなど考えられなかったのです。しかし今はそうではありません。そういう親たちの人間関係のネットワークができてきています。そのことは大変にすばらしいことだと思います。



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