非行からの不登校
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非行からの不登校

2019年02月26日(火)11:46 AM

売春や援助交際に走り、不登校やひきこもりになる場合があります。その心理と背景には次のようなことが考えられます。

 

 

 

 

(1)精神的不安が強い。友達の売春や援助交際をした話を聞き、自分は仲間はずれではないかと不安になり、友達の誘いを断りきれずにしてしまう。

 

 

 

 

(2)精神的空虚感がある。それを満たすために、高価な洋服やアクセサリー、化粧品を買うための金銭を得る手段としている。

 

 

 

 

(3)自分に対する自己肯定感が持てない。他人と比較したときに常に何となくみじめさを感じるため、一流ブランドで身をかため、多額の金銭を持つことによって安定化を保つ。マスコミなどで過剰に取り上げられる援助交際について見聞きし、「自分は人より時代の先端をいっているのだから」と自分自身を納得させるためにやってしまう。

 

 

 

 

(4)自分の若さは今だけ。現在の若さや肉体的価値をとらえ、これは金銭的価値があると思い、それが売れるのは今だけと考えている。

 

 

 

 

(5)両親への抵抗。女らしさや両親の古い考え方を強引に押し付けられ、女性である以前に人間であることを学び・育てられてこなかったため、社会の中で人とともに幸せを作り上げていく意識が欠如している。学校での売春や援助交際防止の指導を受けても、ブレーキとして機能しないのはそのためであると考えられる。

 

 

 

 

(6)セクハラ被害。学校の男性教師や男親、兄弟、叔父などからセクハラを受けたり、痴漢にあったり、また暴行や強姦をされた過去がある。

 

 

 

 

(7)非行への流れの中での売春や援助交際。

 

 

 

 

両親は、一個の人格を持った人間として子供を見ていなかった点を反省し、その行動をストップさせなければなりません。奥底にある不安、心細さを受け入れられるようにします。補導されたとしても頭から叱るのではなく、子供の落ち込みやうつ状態の方に心を向けてください。

 

 

 

 

家で心が安定していくと、小さいころに満たされなかった甘えや幼児性があらわれてきます。その時々の本人の心の揺れに添いながらも、本人の言動に決して惑わされず、また投げ出したり罰したりしてはいけません。大切な家族の一員として接しましょう。

 

 

 

 

自分自身を大切にすること、自分自身の人生を大切にできるように援助し、自尊感情を育んでいくカウンセリングを受けることが必要となります。

 

 

 

 

自己嫌悪、自己否定、絶望感を抱えている時もあります。非行の背景にある家族システムや本人の資質、成育状況、非行集団の特質を総合的力動的にとらえたうえで家族療法的アプローチが必要だと思います。



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