ひきこもり相談事例=リストカットをする28歳の女性~
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ひきこもり相談事例=リストカットをする28歳の女性~

2019年02月24日(日)1:08 AM

「相談」

 

 

 

 

28歳になる娘です。中学3年生の時にいじめにあって以来、不登校からひきこもり状態になっています。この2ヶ月、手首を切る行動が見られ、腕は切り傷だらけです。

 

 

 

 

「死にたい、死にたいと言う本人に、いつ本当に死んでしまうかと親も不安と心配の極限状態です。精神科へは週に一度行くのですが、薬をくれるだけで、本人と話すのは5分くらいで十分に話を聞いてくれません。

 

 

 

 

「回答」

 

 

 

 

お母さんと娘さんのつらさ、苦しさがひしひしと伝わってきます。まず精神科の先生に「カウンセリングを受けたいのですが、紹介していただけませんか」と伺ってみましょう。

 

 

 

 

通われているところには、カウンセリング部門がないのだと思います。薬と併用して、カウンセリングを受けさせることは重要だと思います。お母さんもそこで娘さんとは別にカウンセリングを受けて、不安を少しでもやわらげる必要があります。

 

 

 

 

支える土台となるお母さんがしっかりと対応できないと、娘さんも心の安定が得られないからです。

 

 

 

 

娘さんの行為は、「リストカット」と呼ばれる行為です。娘さんが生きてきた自分を取り巻くつらい環境から逃れる術もなく、深い絶望感に陥り、希望に満ちた未来など考えられない状態だと思います。

 

 

 

 

この状況は「自分のせい」と強く自分を責め、おしつぶされそうな不安と心の痛みを身体の痛みに変えて、耐える意識が隠されています。

 

 

 

 

リストカットを繰り返す本人が、「痛いと感じたり、赤い血が出ているのを見ていると、私は生きていると実感することができる」と伝えてくれたことがあります。

 

 

 

 

この本人からのSOSには次のように対応してください。

 

 

 

 

①深く本人のつらさに共感することに徹する

 

 

 

 

②本人を取り巻く環境の人間関係の修復をするため、家族カウンセリングを受ける

 

 

 

 

③家族の人は本人を責めたり、説得、説教をしない

 

 

 

 

④手厚く本人にかかわるなかで、本人の疾病利得となり、自傷行為を強化しないように気をつける

 

 

 

 

精神科とカウンセリングとの連携が必要だと思います。



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