不登校とひきこもりについて
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不登校とひきこもりについて

2019年02月01日(金)11:07 AM

競争のシステムに支配されている現代の世の中は、誰もが相対的な価値しか与えられていません。

 

 

 

 

より高い相対的な価値を求めても、同じような相対的な価値を持った人間はいくらでもいて、取り替えが可能です。

 

 

 

 

サラリーマンでも、「この会社は自分がいなかったらダメだ。自分が果たしている役割は、他の誰にも交代できない役割だ」と思っていても、辞めてしまえばいつの間にか誰か別の人がそれを担っています。

 

 

 

 

そういう中で、「かけがえのないこの私」というものを体験させてくれる機会がほとんどありません。

 

 

 

 

しかし、そういうものを多くの人たちが求めているのではないか、とりわけ子どもたちはそうではないかと思います。

 

 

 

 

そういう、自分がかけがえのない存在であるという手応えを感じさせてもらえない淋しさや空虚さ・・・・・・・これは子どもにもありますし、中年の大人にもあると思います。

 

 

 

 

不登校の子どもたちというのは、この時代が生み出した苦しみの一つです。

 

 

 

 

彼らが今の時代からひきこもって、何かをしようとしている、それは、今の時代にないものを求めているのかもしれませんし、今の時代に失われてしまったものを私たちに考えさせようとしているのかもしれないと思います。

 

 

 

 

ですから、私は、不登校の子どもについて、土台のところでひきこもっていることや閉じこもっていることを、ひたすら否定的にだけ見てしまわないように、そういうことを訴えたいのです。

 

 

 

 

ひきこもったり、閉じこもっていることは、何か必要があってやっているのです。

 

 

 

 

それを本当に大事にしながら、「そういうあなたが、生きて存在していることが、かけがえのない大事なことなんだよ」というメッセージをずっと伝え続けることです。

 

 

 

 

そういうことができる親になり、親の集団になり、私たち支援者もその中へちょっとだけ寄せてもらってお手伝いする、そういうネットワークを作っていくことが、今すごく大事なことではないかと思います。



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