親子関係と非行
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親子関係と非行

2019年01月12日(土)4:33 PM

子どもの言うことをいくら聞いてもふてくされる、要求のままいくら聞いてあげても、次々に要求が出てきてきりがない、そして、何が気に入らないのか聞いても答えは返ってこない・・・・・。

 

 

 

 

この子は、私を困らせるためにこんなことを言っているんじゃないかと思いたくなります。

 

 

 

 

必要なものはすべて与えてきたし、ご飯を用意できないときは、好きなものを食べられるように十分なお金を与えてきた。

 

 

 

 

休みの日には、どこへでも好きなところに行かせてやった。それなのに何の不満があるというのだろう。

 

 

 

 

その思いが爆発したときに出るのが、「何が気に入らないの、はっきり言いなさいよ!」という言葉です。

 

 

 

 

かつて私が関わった男子高校生は、不登校、飲酒喫煙の問題行動を続けていただけでなく、私のところに来た時点では睡眠薬などの薬も多用していました。

 

 

 

 

親は、ほとんどその子を投げ出した状態でしたが、あるとき、彼の心の底に潜んでいるものが明らかになったのです。

 

 

 

 

「最初はただ母親を困らせようと思った。困ったら、少しは自分に目を向けてもらえるようになるかと思った・・・・・・」

 

 

 

 

ポツリと小さな声で言うと、彼の目からは涙がとめどなく流れていました。

 

 

 

 

傍から見れば、問題のあるような母親ではありません。でも彼女がいつも目を向けているのは同居している夫の両親でした。

 

 

 

 

夫の父親が会社を経営していて、夫もその会社で働いているため、母親はいつもその目を意識しなければならなかったのです。

 

 

 

 

子どもに目を向ける余裕のなかった母親に、彼はしっかり抱きしめてもらいたかったのです。

 

 

 

 

そして母親自身にも自分を取り戻してほしかったのです。無理難題や非行は、彼の心の叫びだったのです。



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