子どもの苦しみが社会を変える
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子どもの苦しみが社会を変える

2018年12月16日(日)4:22 PM

関東自立就労支援センターに相談に来る子供はみんな、世間一般の親が願うスムーズな生き方をしていません。

 

 

 

 

不器用で、社会的に批判を受けるときもあり、損得勘定でいえば得な道ではありません。

 

 

 

 

まじめに学校に通って、なかなかつぶれない銀行や役所勤めをして人生の安定を求め、あわよくば定年後も天下りで巨額の退職金を得る道に比べて圧倒的に不利です。

 

 

 

 

しかし、そういう打算ができない人生を歩んでいることに、どこか可能性を見てとれないでしょうか。

 

 

 

 

将来のために我慢してでも学校に行かなきゃいけない、と周囲にさんざん言われながらも行かない、行けない不登校の子供たち・・・・・。

 

 

 

 

このつらい道を選んでいる子供たちが、結果として社会に柔軟性と多様性を与えてくれています。

 

 

 

 

親は、学校に行くことが当たり前という常識と今ここにいる子供の姿との間で、大きく揺れながらも、自分の価値観を広げて子供に近づこうとします。

 

 

 

 

親が子供たちを否定しないでそっと支えてあげれば、誰もがもっと生きやすい社会への変化をちょっぴり後押ししたことになります。

 

 

 

 

そして子供自身が不登校であることに引け目を感じないで、堂々と前向きに生きていけるようになれば、この日本を覆う強固な学校価値観を親子二代にわたって揺るがせたことになります。

 

 

 

 

高校に行かなくても、高校を中退しても、一時の挫折となることはあっても人生の落ちこぼれではない、と受け止められるような社会だったらどんなに生きやすいことでしょう。

 

 

 

 

仕事にしても学びの場にしても、いつでもやりたいときに始められる、いろんな仕事を経験してから、もし勉強をしたければ学校に行ける、逆に学校で勉強することが自分にとって意味がなければ、やめたからといってマイナスに評価されない、どんな仕事をしている人も、どんな学歴を持っている人も、どんな道を歩んでいる人も、「人」としてそれぞれに価値がある、いろんな人がその持ち味をお互いに認め合う、本当に豊かな社会が私の夢です。

 

 

 

 

親の世代は、学校や職業の序列の枠を外すことはできませんでした。

 

 

 

 

子供は、その枠にはまることができずに苦しみました。

 

 

 

 

その次の世代が苦しまずに学校の枠にとらわれずに、人の生き方に優劣はない、どんな人も一人ひとり違ってそれでいい、というようになれば、親の苦しみも、次の次の世代のために生きてくると私は信じています。



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団体概要
団体名
関東自立就労支援センター
理事長:
大橋秀太
理事:
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理事:
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住所
東京都東久留米市浅間町1-12-9
TEL
042-424-7855
メール
ki6jt7@bma.biglobe.ne.jp
活動内容
・若年者の就労支援、
 学習 支援、生活訓練
・共同生活寮の運営
・教育相談の実施
・各種資格取得支援