親の悩みが社会を変える
ホーム > 親の悩みが社会を変える

親の悩みが社会を変える

2018年12月15日(土)1:53 PM

親は子どもの行動に悩み、子どもを理解しようとして価値観を広げていきます。

 

 

 

 

それはゆっくりと社会を変える力にもなります。

 

 

 

 

非行の子であれ、不登校の子であれ、根っから悪い子じゃない、怠け者でもない、それを実感しているのが親です。

 

 

 

 

すると、他の子どもへの視線も温かく穏やかになっていきます。

 

 

 

 

「昔はコンビニの前でたむろしている若い子たちを見ると、『ああなってほしくないね』と白い目で見ていました。だけど今は、あの子たちも普通の子も根っこは同じだってことを心で感じます。『ああやって突っ張っていかなくちゃいけないほどの何かがあるのかな、でもほどほどにね』という気持ちで見ています。我が家に出入りする子たちにも、『タバコは吸わないほうがいいよ。どうしても吸うんなら火事を起こさないようにね』って話しかけていると、吊り上っていた目がだんだん下がってきます」と暴走族の息子を持つ母親は言います。

 

 

 

 

暴力事件を起こして逮捕されたAさんは、定時制高校で良い先生に出会うことができました。

 

 

 

 

留置場に先生たちが面会に来て「待ってるよ」と言ってくれた日のことを、Aさんは「先生の目はやさしい目だった。温かい目だった。また、何年ぶりかに味わうホッとした思いが僕の胸いっぱいに広がった」と言いました。ここからAさんの生き方が変わっていったのです。

 

 

 

 

不登校の子どもにしても、周囲のまなざしは傷つける刃にもなれば、前向きに生きるエネルギーにもなります。

 

 

 

 

「僕が不登校になった最初の頃は、『みんな学校に行っている時間なのに、何で外にいるの?』ってコンビニで言われて、悪いことをしているみたいな気がしました。だから昼間は家に閉じこもっていました」と、小学校三年生から中学三年まで不登校だったある青年は言います。

 

 

 

 

彼はフリースペースに通ううちに、学校に行く、行かないにこだわらない大勢の大人たちと出会いました。

 

 

 

 

だんだん外に出歩くことが平気になり、学校に行っている友達とサイクリングをするようにもなりました。

 

 

 

 

中学三年になると受験を決意し、自分に合った単位制の高校に進学し、今は軽音楽部で仲間とバンドを組み、青春を謳歌しています。

 

 

 

 

周りの大人の視線が柔らかく広くなるだけで、子どもたちの心も軽くなり世界がグッと開けてくるのです。

 

 

 

 

一人ひとりの大人が変わることで社会が穏やかになれば、どれほどたくさんの子どもが、親が楽に生きていけることでしょう。



メニュー

過去の記事

団体概要
団体名
関東自立就労支援センター
理事長:
大橋秀太
理事:
大畑健太
理事:
杉下真理
住所
東京都東久留米市浅間町1-12-9
TEL
042-424-7855
メール
ki6jt7@bma.biglobe.ne.jp
活動内容
・若年者の就労支援、
 学習 支援、生活訓練
・共同生活寮の運営
・教育相談の実施
・各種資格取得支援