対人関係~人と接するとひどく疲れる~
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対人関係~人と接するとひどく疲れる~

2018年12月13日(木)7:37 PM

「人前に出ると、アガッてしまう」「スピーチでは頭の中が真っ白になり、何を話しているのかわからなくなる」こうした悩みを持つ人は多いかもしれません。

 

 

 

 

誰しも初めての人と会うときは緊張し、不安を感じるものです。

 

 

 

 

それでも、挨拶を交わし、多少ぎこちなくても会話ができればいいのですが、不安が強すぎて人と会いたくないという人がいます。

 

 

 

 

社会心理学で、「シャイネス」と呼ばれている概念があります。臨床心理学、性格心理学などの広範な心理学領域でも研究されており、主な傾向としては、対人関係・・・・ことに未知の相手に対して緊張したり、ぎこちなくなることをいいます。

 

 

 

 

反応としては、人と会うと心臓がドキドキする、脈拍が上がる、汗をかく、話し声が小さくなる、言葉がスムーズに出ない、視線を合わせられないなどがあります。

 

 

 

 

極度に「内気」で「引っ込み思案」な性格の人などがこれに当たります。

 

 

 

 

シャイネスには、さまざまな側面や特徴が挙げられていますが、次のようにも分類できます。

 

 

 

 

私的シャイ・・・・・・・認知や情動的経験に悩む

 

 

 

 

公的シャイ・・・・・・・・適切に応答できない、などの行動上の問題で悩む

 

 

 

 

恐怖シャイネス・・・・・・・・人前に出たり、話したりすることに恐怖を感じる

 

 

 

 

自己認識シャイネス・・・・・・・公的な自己意識

 

 

 

 

ある研究報告では、対人不安傾向と対人消極傾向の二つの要素があるといいます。

 

 

 

 

この二つの傾向が、他にどのような心理特性と関連しているのかを調べるために、大学生の男女にアンケート調査を行った実験があります。

 

 

 

 

その結果、対人不安傾向と対人消極傾向の特性が違うことがわかりました。

 

 

 

 

前者は公的な自意識や、拒否を回避したい欲求、自尊感情が低いのに対して、後者は社会的スキル、賞賛獲得欲求が低かったという結果が出ています。

 

 

 

 

そしてまた、対人不安傾向は社会的に拒否されることへの過敏性の表れであるのに対して、対人消極傾向は対人関係に対する無力感の表れであると考えられています。

 

 

 

 

シャイネスの人は、自分自身に対して否定的に考える、大勢の人たちに圧倒される、自分に満足できない、気分が動揺する、うまく人とつき合えない、自分は内気である、他人の目が気になる、自分に自信がないといった側面があるといわれています。

 

 

 

 

これらの側面は、どんな人でも少なからず持っているものですが、そんな自分を直そうと考えるあまり、かえって緊張し、症状が固定してしまいます。

 

 

 

 

現在では、精神分析法、行動療法など、さまざまなかたちで治療が行われていますが、自然な感情をあるがままに受け入れるように指導しているようです。



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