不登校の「分類」は有害無益
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不登校の「分類」は有害無益

2018年12月05日(水)12:41 AM

不登校について、「無気力・怠学型」「情緒混乱型」「意図的な拒否型」「遊び・非行型」「複合型」などと分類して対応するのは有害無益です。




「何か辛いことがあって学校に来られない不登校は仕方ないが、遊び型や怠学はだめだ」と考える方もおいでのようですが、本当にそうでしょうか。




不登校は、周りから見ればほぼ全員が「怠学」状態で、不登校の子供が家で一生懸命勉強しているという話はあまり聞いたことがありません(もちろん、中にはいるのでしょうが)。




一度学校に関係するものから思い切って離れることがエネルギーをためる近道ですし、いつも学校のことが気になり自分を責めていたのでは元気が出るはずがありません。




「怠学型はだめ」というのは、そんな子供の気持ちを理解せず、こちらの基準でレッテルを張っているにすぎません。




また、「遊び型」というのも誤解を生む表現で、「辛くて家にいる不登校はいいが、外を遊び歩く不登校はだめ」ということになりかねません。




今でも「昼間、不登校の子供を外に出していいんでしょうか」という親からの相談が結構多いのです。




昼間に外へ出られるのはだいぶ元気を回復してきた表れですから、親が不安がったり止めたりしては、子供の回復にブレーキをかけてしまいます。




ある少女も、初めは昼間の外出はできませんでしたが、本人が「不登校をしてもよい」と思えるようになると、まずはほしい漫画を買いに行き、そのうち自転車であちこち出かけるようになりました。




この少女は勉強はほとんどしませんでしたから、これは「怠学型」「遊び型」ということになるのでしょうか?




ですが、しっかり「怠学」して遊んだことが、間違いなく少女の元気回復の元になっていったと私は考えています。



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