しつけと体罰
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しつけと体罰

2018年10月26日(金)10:47 AM

そもそもしつけに体罰は全く必要ありません。

 

 

 

 

 

しつけは、子どもがその年齢に応じて社会生活を円滑に過ごすために必要なルールや行動の仕方を教えることですから、力ずくで強制するようなものではありません。

 

 

 

 

 

それが体罰という名の暴力に及ぶのは、子どもを必要以上に親に従わせようとしてうまくいかず、頭にきてたたいてしまい、その行為を正当化するために「これはしつけだ」と言い訳しているのです。

 

 

 

 

 

ですから、「しつけに体罰が必要」という考え方は間違いであり、体罰によらない子育てを社会の隅々に浸透させていく必要があります。

 

 

 

 

 

しかし、民法の改正で「子の利益のため」という縛りがかかっても、家庭での体罰を明示的に禁止する法律の条文がありませんので、「子の利益のために体罰が必要だ」と主張する人々もいます。

 

 

 

 

 

そのひとつに、何ともすごい名前ですが「体罰の会」というのがあります。

 

 

 

 

 

会の趣意書を読みますと、「子どもは未熟で自主性を期待できないので、体罰を含めて力で教え込まなければならない」という考え方が核心になっています。

 

 

 

 

 

これは他人事ではなく、私たち一人ひとりがこういった子ども観、教育観を心の片隅にでも持っていないか、自問する必要があると思うのです。

 

 

 

 

 

このような意識を本音から否定し、子どもの尊厳と人格を尊重した子育てや教育を進めていくという意識を持たないと、このような考え方に足をすくわれることになりかねません。

 

 

 

 

 

体罰は子どもの人権を侵害し、子どもの生命を危険に晒し、子どもの成長・発達に悪影響を与えます。

 

 

 

 

 

そして、「暴力による支配」を子どもに教え、子ども同士の人間関係にもゆがみを生じさせ、いじめの温床になります。

 

 

 

 

 

さらに、体罰を繰り返し受けると、その子どもは「自分はたたかれても仕方のない価値のない人間だ」と思い込み、自己肯定感が育ちません。

 

 

 

 

 

そして、自分の意思を押し通すためには暴力も必要ということを学習し、自分の子育てでも体罰に頼るという悪循環を生み出す恐れがあります。

 

 

 

 

 

そうは言っても「やむにやまれず、思わずたたいてしまった」という経験をお持ちの親御さんはたくさんいると思います。

 

 

 

 

 

そのとき、「あっ、ついたたいてしまった」と気がついて「今度はたたかないように気をつけよう」と自戒し、子どもにしっかり謝ることができれば、親子関係は修復できるはずです。

 

 

 

 

 

完璧な親などいません。間違いも犯します。それに早く気がつき、それを正すことで親もまた成長すると思います。

 

 

 

 

 

そのためにも、「体罰は百害あって一利なし」という意識を、もっとしっかり社会全体で共有していくことが急務なのだと思います。

 

 



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