親が元気になるために
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親が元気になるために

2018年10月24日(水)3:08 PM

子どものことが一番よくわかるのは親だから、専門家に相談しても解決するとはかぎらない、子どもへの対処法は親の判断次第だとなるとますます親の負担が大きくなる気がするかもしれません。

 

 

 

 

 

でも、悩みを理解してくれる友達がいれば、自分の考え方の偏りに気づかせてくれたり、心を楽にして子どもと付き合う手助けをしてくれます。

 

 

 

 

 

ある親御さんの場合、息子の愚痴をこぼすたびに、「A君、かわいそう。長男だから親の期待が大きすぎるのよ」と息子に同情してくれる友人がいました。

 

 

 

 

 

その友人は、自分自身も長男の子育てに苦労した経験がありました。

 

 

 

 

 

そして、不登校やひきこもりの親の会には、自分の体験に照らして共感してくれる人、ちょっと先を歩いている親たちがいます。

 

 

 

 

 

「学校に行かなくたって子どもが元気ならそれでいいじゃない。うちの子は学校に行かなかったけど、今は普通に結婚して子どもを育てている」、「子どもが学校に行かないと、親は自分の子育てが間違ったって思っちゃうのよね」。

 

 

 

 

 

そんな言葉を聞くと、自分の気持ちをわかってくれる人がいる、学校に行かなくても将来はあると気が楽になります。

 

 

 

 

 

S君は小学校四年ごろから学校に行かなくなり、家に長くいる間に弟に暴力を振るったり、刃物を振り回すこともありました。

 

 

 

 

 

母親のS子さんは大学病院の精神科医に相談に行きました。

 

 

 

 

 

診察室で一時間話をした帰り道、「息子に会ったことも話をしたこともない人に、お金を払って話を聞いてもらって、それで何が解決するんだろう」と空しさに襲われました。

 

 

 

 

 

S子さんにはやはり不登校の子どもをもつ友人がいました。

 

 

 

 

 

涙を流しながら自分の辛さを訴えると、友達も泣きながら背中をさすってくれます。

 

 

 

 

 

「いつかきっと、この苦しみも終わるよね」、「そう思わないとやっていけないよ」。背中をさすってもらったからといって、息子が変わるわけではありません。

 

 

 

 

 

けれどもまた子どもと向き合おうとする力が湧いてくるのです。

 

 

 

 

 

そして、S子さんは地域で「不登校・ひきこもりの子どもをもつ親の会」を立ち上げます。

 

 

 

 

 

自分の気持ちを吐き出し、お互いの経験を語り合うことで心にエネルギーを与えられる場こそ、苦悩している親にとって必要だと痛切に感じたからでした。

 

 

 

 

 

子どもが非行に走った場合も、親が駆け込める場はなかなか見つかりません。表立って社会で問題を起こすので、他人にも迷惑をかけ、社会から法的な制裁も受ける子どもをもつ親の辛さは耐え難いものです。

 

 

 

 

 

「『子どもが人を傷つけた、暴走族に入っている』そんなこと誰にも言えない」と言っていた親たちは、「『非行』と向き合う親たちの会」に入り、「ここで初めて全部話せた。それだけでもすっと心が楽になった」と言います。

 

 

 

 

 

高校を中退しても、ちゃんと成人して家庭を持っている子がいる、少年院から出て立ち直った子がいる、自分の子も変わるかもしれないという希望が生まれるのです。

 

 



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