子どもの経済的自立~働くのは勉強の後で~
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子どもの経済的自立~働くのは勉強の後で~

2018年10月08日(月)1:42 PM

親が子どもに最終的に求めるのは、経済的に自立することです。

 

 

 

 

 

でも、あまり早い時期ではなく遅めでの自立が社会的に容認されています。

 

 

 

 

 

義務教育で社会に出るのに必要最低限の勉強を教えているので、中学を卒業さえすれば後は多様な人生が待っているはずです。

 

 

 

 

 

でも、中学を卒業したら働きなさい、とは普通は言いません。子どもが高校に行かないときに、「勉強しないのなら働け」と罰のようなニュアンスで言われる程度です。

 

 

 

 

 

高校卒業後、すぐの就職だって歓迎しない家庭はたくさんあります。

 

 

 

 

 

働くことを遅らせることで生じた「時間」は、実質はどうであれ勉強で埋めることが望まれます。

 

 

 

 

 

高い学費を払って大学に通い十年一日の面白くもない講義を聞く、人のレポートを写して単位をもらう、それでも大学卒業が求められています。

 

 

 

 

 

学問が好きで本当に大学での勉強を楽しんでいる人もいます。でも、これは少数派です。

 

 

 

 

 

大学生は勉強しない、私語が多い、学力がない、という教える側からの不満が聞こえてきます。

 

 

 

 

 

まじめに勉強しろと親も言っている、大学も学生のお尻を叩くために親に直接成績表を渡すなど苦心しています。

 

 

 

 

 

けれども、「そんなに勉強したくないのなら大学を辞めなさい」、「成績の悪い学生は退学させる」とは、親も学校も言いません。

 

 

 

 

 

親は大学卒業の学歴が子どもの幸せだと思っていますし、大学は収入源を減らしたくありません。

 

 

 

 

 

大人のほとんどは、勉強すること自体に価値を認めているのではなく損得勘定で動いているのに、子どもには勉強しろと迫ります。

 

 

 

 

 

確かに高校卒業と大学卒業では賃金体系が違いますし、出世も違います。また、大学の中にも序列があるのも事実です。

 

 

 

 

 

一流大学なら就職の門戸は広く、新設の大学などは明らかに狭いです。社会が学歴を求めるので親も学歴圧力を子どもにかけます。

 

 

 

 

 

そして結局、経済的自立を遅くし、働くことよりも勉強を勧め、実体験から遠ざけてしまいます。

 

 

 

 

 

社会に出てからの仕事にしても親が願う「安定した仕事」とは、公務員、医者、大企業のサラリーマン、弁護士、教師などです。

 

 

 

 

 

それに対して農業にせよ漁業にせよ、生物としての人間を成り立たせるのに必要な仕事は不安定だとされます。

 

 

 

 

 

第一次産業を大事にしない国の姿勢ともあいまって、生と直結する分野は衰退しています。

 

 

 

 

 

第一次産業に従事する人口はどんどん減少し、食料自給率は先進国の中でも最低で、100%を超えるフランスやアメリカと比べるべくもありません。

 

 

 

 

 

食べ物を自らの手で生み出す人々は減少し、好況を呈しているのは携帯電話やコンピュータ関連の会社です。

 

 

 

 

 

子どもも大人も国そのものも、地に足をつけて生きることから遠ざかっているように感じます。

 

 



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