人生の帳尻
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人生の帳尻

2018年06月17日(日)11:46 AM


南方熊楠という人は、奇人と言われるだけあって、統合失調症に近いようなところがあったようです。

 

 

 

 

 

本人も自分の中にある手に負えない部分に気がついていて、学問に没頭することによって、思考が散乱することを防いでいました。

 

 

 

 

 

あの膨大な研究と収集した資料は、そうした彼のそうせざるをえない必死の生き方の証だったのです。

 

 

 

 

 

アスペルガー症候群や自閉症の人たちも、必ず得意なものをもっています。

 

 

 

 

 

そのいい面を、子どものころから伸ばしてあげることが大切です。

 

 

 

 

 

自閉症では絵の才能を持っている人が多くいますが、ある知的障害をともなう自閉症の子は、単純な色づかいで抽象画を描き、それがとても高い評価を得ています。

 

 

 

 

 

作業所で、芸大出身の人から絵の指導を受けたのも幸運だったのかもしれません。

 

 

 

 

 

彼女は、いつもニコニコしていてひたすら絵を描き、人生を自分なりに楽しんでいます。

 

 

 

 

 

イリングワースの著書『才能の発見』(岩崎学術出版社)を読むと、歴史上に名を残した天才や偉人、大悪人は、じつに千差万別の家庭環境で育っています。

 

 

 

 

 

バーナード・ショーは放任主義の親に育てられ、チャップリンは虐待されていたといいます。

 

 

 

 

 

どんな親に養育されようと、子どもの問題が100%親のせいとはいえません。

 

 

 

 

 

反対に子どもが先天的な障害を抱えていても、その後の対応によって、幸せな人生を手にすることも可能です。

 

 

 

 

 

天才といわれる人は、狭い領域で突出した才能をもっていても、人間としてその人を評価すると、個人的につき合いたくないという場合もよくあります。

 

 

 

 

 

端から見れば平凡で、突出した才能はなくても、非常に心が広く、深い人間性をもっている人もいます。

 

 

 

 

 

人間は一方向から光を当てただけでは、評価できないのです。

 

 

 

 

 

多くの子どもたちを見ていていつも感じるのは、人生は帳尻が合っているということです。

 

 

 

 

 

子どものころにさんざん好き勝手なことをしたような人が、後になってから非常に苦労する人生を送ったり、子ども時代、ガキ大将で親を困らせていた人が親思いの立派な大人に成長していることもあります。

 

 

 

 

 

人生は、いつ何が起こるかわかりません。

 

 

 

 

 

しかし、最後に人生を振り返ってみると、結局は帳尻は合っているのです。

 

 

 

 

 

今、子育ての最中で、子どもが毎日問題行動を起こし、非常に手こずっている場合でも、この子がいるから父親と母親が仲良くし、家族がまとまっているのかもしれません。

 

 

 

 

 

目の前の子どもが与えてくれるものは、今はわからないけれど、将来は何か意味のあるものに変わっているかもしれません。

 

 



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