いい子
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いい子

2018年05月19日(土)10:42 AM

いわゆる”いい子”は、心を寄せる親や先生に、弱音や愚痴を無意識のうちにはかないようにしています。

 

 

 

 

 

言えば、親や先生が心配すると子供は信じて疑わないからです。

 

 

 

 

 

そして、成人になると負担をかけることが”親不孝”だと思ってしまうのです。

 

 

 

 

 

ですが、ときには弱音をはかなければ立ち上がれないこともあります。

 

 

 

 

 

愚痴や弱音は、誰にでも言えるものではありません。

 

 

 

 

 

その心を察して受け流してくれる”味方”にしか言えないのです。

 

 

 

 

 

子供にとって最大の味方は親でありたいものです。

 

 

 

 

 

同世代

 

 

 

 

 

人は人なくして生きていけません。

 

 

 

 

 

そして、同世代の群のなかで生きてこそ”時代の子”であることを実感します。

 

 

 

 

 

限られた同世代との生活空間である”学校”を、何らかの事情で背にしなければならない子供にとって、その空間に代わりうる場が保障されないと、同世代からの置き去り感が生まれてしまいます。

 

 

 

 

 

そして、その長期化は”世間”からのズレと無駄な人生ばかりを自らに意識させ、失望し、他人の視線が気になるようになります。

 

 

 

 

 

そんなとき”世間並み”に生きている人と、対話できることはズレの取り戻しとなり、時代の子となれる気がしてくるようです。

 

 

 

 

 

私物化

 

 

 

 

 

僕は学校や社会の前に、親に”私物化”されているんです。

 

 

 

 

 

あるいじめの”餌食”になった少年が言った言葉です。

 

 

 

 

 

先生がクラスメートにからかわれ続けてきたのですが、一番悔しくて情けなかったのは、何も言い返せない自分に対してだったといいます。

 

 

 

 

 

そして、いじめを両親に訴えても、返ってくる言葉は学校の対応の問題点と、社会全体の管理主義の話だけでした。

 

 

 

 

 

少年が苦しんでいることよりも、社会や学校の問題点にしか両親の関心はなかったのです。

 

 

 

 

 

じゃあ、それまで「いい子」でやってきた自分はどうなのか、そう思うと最も身近な親に骨抜き状態にされたように感じてきたのです。

 

 

 

 

 

身支度

 

 

 

 

 

一日の始まりは、さわやかに朝を迎え、そして気持ちを新たに出かけていきたいものです。

 

 

 

 

 

家族一人ひとり、そんな思いの中で身支度をしています。

 

 

 

 

 

でも、行き先への不安が募ると、昨夜準備していたものさえどこに置いたか忘れてしまいます。

 

 

 

 

 

「何をしていたの」「どうして準備しておかなかったの」「あなたはいつもそうね」。

 

 

 

 

 

誰一人として親の言葉を気にしない子はいません。

 

 

 

 

 

朝、親に叱られることで、子供は帰宅するまで新しい不安を新たに抱えてしまいます。

 

 

 

 

 

処世術

 

 

 

 

 

何かに行き詰まった時、大人はそれなりにあきらめたり、流れに身を任せたり、ときには逃げ場を探し求めたりします。

 

 

 

 

 

それは人生の積み重ねから学び得た”処世術”かもしれません。

 

 

 

 

 

ところが子供は不安に自らを持て余す八方ふさがりの中で、沸き起こるその不安の理由さえわからなくなると、自分の心を説明するなど到底できません。

 

 

 

 

 

条件なしで心を寄せることができる誰かに、弱音を吐き、悪態をつき、否定されないで泣きたいのです。

 

 

 

 

 

その瞬間に人は自己肯定感を獲得できるのです。

 

 

 

 

 

セルフイメージ

 

 

 

 

 

私たちの心は多少揺れがあるにしても、感じ方や行動パターンにはある一定傾向があるものです。

 

 

 

 

 

いわゆる「自分らしさ」のイメージです。

 

 

 

 

 

これをセルフイメージと言います。

 

 

 

 

 

人はそれぞれ「らしさ」を持っていますから、人間関係を作っていけるのです。

 

 

 

 

 

よく「気心が知れる」といいますが、お互いの「気心」=「らしさ」(手の内)がわかると安心してつき合っていけるものです。

 

 

 

 

 

この「自分らしさ」をつかむには”鏡”が必要です。

 

 

 

 

 

幼な子にとっての”鏡”はお母さんや先生の言葉や態度や表情です。

 

 

 

 

 

この”鏡”を通して「いい子」や「悪い子」の自分の姿と出会い、「自分らしさ」を肌で感じていくのです。

 

 

 

 

 

ところが、その”鏡”が日によって映り方が違ったりすると、子供は「自分さしさ」を見失ったりパニックになってしまうのです。

 

 

 

 

 

いつも大切な”鏡”(お母さんや先生)に怒りや不快、悲しみしか映ってないと、子供は「こんな自分でいいのかなあ」と「自分らしさ」を否定するようになります。

 

 

 

 

 

「自分らしさ」はさまざまな人間関係を通して変わりうるものですが、こだわりすぎると”思い込み”や”先入観”となってしまうのです。

 

 

 

 

 

いじめ

 

 

 

 

 

いじめの悲しみに襲われて、どうすることもできない八方塞がりに追い込まれたとき、子供たちは親や教師に何を望むでしょうか。

 

 

 

 

 

加害者を呼びつけて善悪をつけてほしいということでしょうか。

 

 

 

 

 

善悪、白黒をつける前に、自分の今のこのやるせない思いを聞いてほしいのです。

 

 

 

 

 

いじめた人間への怒り、憎しみ、自身への失望感、そして将来への不安感・・・・・を思う存分、打ち明けたいのです。

 

 

 

 

 

否定されることなく安心して泣いて、弱音をはける場(人)をほしいのです、

 

 

 

 

 

そして、ただ黙ってうなずき受け流してくれれば、とりあえず今救われるのです。

 

 

 

 

 

プレゼント

 

 

 

 

 

子供はいつも心の奥底で、親や先生に「自分の成長」を喜んでもらいたいと願って、何か”プレゼント”を探しているものです。

 

 

 

 

 

特に心を寄せる大人に対してその思いは強いのです。

 

 

 

 

 

「そうか、よく頑張ったな」と感嘆してくれることを夢見て、ハラハラドキドキしながら、ときには”得意満面”に披露します。

 

 

 

 

 

その子供の健気な心に気づかずして、安易に受け流し、反対に知識の切り売りをする大人と出会うとき、子供は無口になっていきます。

 



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