「自分がこうなったのは親のせいだ」と親を責める中学生
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「自分がこうなったのは親のせいだ」と親を責める中学生

2018年05月04日(金)11:03 AM

相談事例

 

 

 

 

 

「自分がこうなったのは親のせいだ」と子育て方法を強く責める中学2年生の女子。家族療法を紹介されましたが・・・・・・

 

 

 

 

 

中学2年生の娘のことで悩んでいます。私も夫も教師です。

 

 

 

 

 

娘は中学1年生の3学期から学校に行っていません。

 

 

 

 

 

親としてはそれほどうるさく言ったつもりはないのですが、娘は、「いい高校に行かなければ、いい大学にも入れない」というプレッシャーを強く感じていたらしく、成績が下がり、将来の見通しを失ってしまったのが直接の原因のようです。

 

 

 

 

 

娘は自分がこうなったのは”親のせいだ”と私たちのこれまでの育て方を毎日のように強く責めます。

 

 

 

 

 

病院の精神科を受診し、4回ほど通ったところ、「家族療法を受けてはどうですか」と担当の医師から言われ、民間の心理療法センターを紹介されました。

 

 

 

 

 

家族療法というのはどのような治療方法でしょうか。

 

 

 

 

 

「回答」

 

 

 

 

 

カウンセリングの方法にはいくつかの種類があります。

 

 

 

 

 

従来から一般に行われている方法は、ロジャースの来談者中心法という技法です。

 

 

 

 

 

しかし、近年カウンセリングの技法の開発が目覚しく、いろいろな方法が登場しています。

 

 

 

 

 

中でも家族療法はその代表格といえます。

 

 

 

 

 

従来のカウンセリングは、一対一の面接形式です。

 

 

 

 

 

思春期のケースでは子供の親に対する不信感が強いということを配慮して、治療者が意識的に親とは話をしないという方法をとる治療機関もあります。

 

 

 

 

 

一方、近年登場した家族療法は、従来の方法とは対照的に家族全員を一堂に集めて治療を行います。

 

 

 

 

 

家族療法の基本的な考え方は、「家族自身が心の問題を治す力をもっている」というものです。

 

 

 

 

 

このケースで考えますと、娘さんの不登校という問題は、家族の中の人間関係の持ち方を変えることにより治せるものだと考えています。

 

 

 

 

 

そして、家族が一度そのような経験をしたならば、もし今後、何か家族に問題が起こったときでも、以前の経験により今度は家族療法に通わなくても家族自身でその問題を解決できるようになるはずだと考えているのです。

 

 

 

 

 

家族療法は従来の治療方法とはまったく異なる治療形態で、確かにめざましく改善するケースが

あります。

 

 

 

 

 

その理由については、家族療法の治療理論そのものにもいいところがあるのでしょうが、私は父親が治療に参加する点が大きいのではないかと考えています。

 

 

 

 

 

家族療法は数人の治療者がチームを組んで行う治療方法ですので、一般の相談機関や病院でできるところはまれです。

 

 

 

 

 

そのため、家族療法を受けるためには、民間の家族療法専門機関に行く必要があります。

 

 

 

 

 

民間の治療機関にかかる場合には、医療保険が使えませんので治療費がかなりの額になります。

 

 

 

 

 

そのため、治療前に治療費についての契約をしっかりと確認していただきたいと思います。

 

 



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