大人の世界の矛盾と敏感な子どもの考え
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大人の世界の矛盾と敏感な子どもの考え

2018年04月02日(月)1:10 AM

敏感な子どもたちは、行動の中に含まれている大人自身も気がついていないメッセージや矛盾を読み取ります。

 

 

 

 

 

私自身が実際に小学生の時に感じていたことをあげてみましょう。

 

 

 

 

 

「先生は『子どもは風の子元気な子だから、外で遊ぶのが正しい』と言う。でも、体が弱くて、外で遊ぶのが苦手な子どもがいるように、心が弱くて、外で遊ぶのが苦手な子どももいるんじゃないのかな。

 

 

 

 

 

僕は外で遊ぶより、本を読んでいるほうが楽しいのに・・・・・・・」

 

 

 

 

 

「先生は、『差別はいけない』といつも言う。なのに、なぜ『Aちゃんは知恵遅れだから、宿題のプリントを配らなくていい』って言うんだろう。

 

 

 

 

 

みんなと同じようにプリントを配って、『できた分だけでいいよ』って言うほうが、差別がないように思うんだけど・・・・・」

 

 

 

 

 

「お母さんたちは、『先生を尊敬しなきゃだめよ』って言いながら、陰で先生の悪口を言っている。悪い先生でも、尊敬しなきゃいけないの?

 

 

 

 

 

ならば、どこを尊敬すればいいの?大人で年が上だから?年が上ならどんな悪いことをしても尊敬しなきゃいけないの?それとも、大人になったら、『尊敬』しなくてもよくなるの?」

 

 

 

 

 

「お母さんは、『大学に行かないとお父さんみたいになる。お父さんみたいになっちゃダメ』って言う。お父さんの生き方って、そんなに『ダメ』なの?

 

 

 

 

 

お父さんは優しいし、僕のことをかばってくれるし、いろいろなことを教えてくれる。それだけじゃダメなの?大学を出ていない人は、生きる価値がないの?

 

 

 

 

 

だったら、なぜそういう人と結婚したの?」

 

 

 

 

 

「学校の先生に質問してみました。『勉強ってなんのためにするんですか?たとえば、理科、算数、社会の難しい問題の答えを聞いても、ほとんどの大人は答えられません。ということは、学校で習っていることのほとんどは、生活にはいらないのでしょう?

 

 

 

 

 

だったら、そういういらない知識をテストして、子どもの価値を決めるのは変じゃありませんか?』でも、先生はちゃんと答えてくれませんでした。

 

 

 

 

 

知識って、本当は、『自分が何に向いているか』を発見したり、他の人が興味を持っていることを理解できる程度に使えればいいんじゃない?

 

 

 

 

 

それなら、テストする必要はないし、完璧に覚えなくてもいいんじゃない?完璧に覚えるにはとても労力がいる。でも、八割覚えるのなら簡単だ。

 

 

 

 

 

完璧に覚えるよりも、楽をして八割覚えて、残りの時間を自分の好きなことに使ったら素敵だろうなあ」

 

 

 

 

 

「読書感想文が入選した。すごく嬉しいけれど、すごく恐ろしい。だって、最後の一文は、僕が書いた文章に先生が手を入れたんだもの。

 

 

 

 

 

先生の文章は、確かに僕が本を読んで感じたとおりのことだけど、でも僕が書いた文章じゃない。だからこれは僕の作文じゃない。

 

 

 

 

 

僕は、嘘の作文で賞をとったんだ。嘘をつくっていけないことだよね。嘘をついた僕は、天国にいけなくなっちゃうのかな?」

 

 

 

 

 

子どもの目から見ると、大人の世界にはたくさんの矛盾があります。

 

 

 

 

 

今の子どもたちも、非常に似通ったことを感じているようです。

 

 



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