厚生労働省による脱ニート者へのヒアリング調査結果
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厚生労働省による脱ニート者へのヒアリング調査結果

2013年12月11日(水)5:27 午後

a1180_011444a1380_0014781,脱ニート者に見られた心理的特徴(ニート状態にあるときから続く特徴)

脱ニート者に共通する人格的印象として、人や活動に対する「受動性」が挙げられる。具体的には、ものごとに対しての積極性のなさ、人の意見に身を任せるという点である。そうした受動性が、行動面において「特にやることがないから」家にいたり、「何をしたいとかがないから」就職する意欲がないというような行動として表出されている、と思われる。ヒアリングを行った事例に共通して、全般的に「生きていく」という意味での基本的欲求が希薄であるという印象を受けた。具体的には、自分の得た収入の使用目的を問われた際に、「特に買いたい物がない、とりあえず貯金する」と回答したり、これからの人生設計を問われた際も「今は先のことを考えていない」と言うように、この年代の若者に見られるようなモノへの欲求とか、将来への希望(野望)とかが希薄な点である。被調査者らの臨床的印象やニートの状態に至った経緯に対する見立てとして、面接者らが共通して挙げていたのが、「希薄な対人関係」である。彼らの示すこうした対人関係の特徴はこれまでも指摘されてきているところであるが、前述の受動性や基本的欲求の低さということにもつながる可能性がある。対人関係の希薄さの背景要因として彼ら自身の人との関係作りの弱さ、ネットワークの狭さが共通して見られた。それは、未就労期以前の交友関係のみならず友人同士の交流の乏しさにも反映されている。仮にあっても、それをお互いに継続しようとする意欲がないため、場が異なってしまうと簡単に断絶してしまっている事例が少なくない。



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住所
東京都東久留米市浅間町1-12-9
TEL
042-424-7855
メール
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活動内容
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 学習 支援、生活訓練
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