性成長と不登校・ひきこもり
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性成長と不登校・ひきこもり

2018年03月20日(火)1:09 PM

性成長と不登校・ひきこもりは大いに関係があります。

 

 

 

 

 

数値でも明確に現れます。性成長の時期には不登校をしたりひきこもりを始める人が急激に多くなります。

 

 

 

 

 

一般的には、性成長が始まる少し前から、「ずっと気にしていたことがある」と言います。

 

 

 

 

 

「小さいころから『お前は顔が大きい』と言われ続けてきて、すごく傷ついてきた」とか「小学校に入ってすぐに、『あんたはブスだね』って言われて傷ついてきた」とか「どんなに頑張ってもみんなからは『あんたはなんて不器用なの?』と言われ続けてきて、自信が持てなくなった」など、ずっと気にしていたことがあります。

 

 

 

 

 

そのように気になることを抱えながら性成長が始まると、性成長はもちろん過去の嫌な出来事が入り交じり、心身に混乱を起こしやすくなります。

 

 

 

 

 

人から何か嫌味などを言われて傷つくことは誰もが体験しているのですが、多くの人たちはその出来事について親などに言葉で表現して心のなかにため込まないで発散しています。

 

 

 

 

 

しかし、不登校・ひきこもりの人たちは、そのような対話などをほとんどしていません。

 

 

 

 

 

発散できる相手がいないのです。

 

 

 

 

 

一般的に性表現に関しては古くから秘密に扱われてきました。そのことで性成長にある不登校・ひきこもりの子供たちには、詳細にはわからないことだらけの性成長になってしまいます。

 

 

 

 

 

不安と期待と、自分でも予測不能な内的に突き上げてくる衝動的な感情に悩まされます。

 

 

 

 

 

性成長と時を同じくして罪意識や恥辱意識も生まれてきます。

 

 

 

 

 

最近は性は「隠すもの」から「見せるもの」や「魅せるもの」という文化に変化しつつあります。

 

 

 

 

 

下着をズボンのお尻の方からわざと出して歩く女性、胸の谷間を強調した服で歩く女性、下着が見えるほどにぼろぼろにカットが入ったジーンズを履く男性、腰だめ履きのズボンは今や定番になりつつあります。

 

 

 

 

 

性の文化は恥を主体としたものから、あからさまに表現する文化に変容しつつあります。

 

 

 

 

 

この変化変容に、不登校・ひきこもりの人たちはついていけなかったり、混乱したりします。

 

 

 

 

 

ひきこもりの人たちは、社会参加している人が性のことを表立って悩んでいる様子がないことが不思議に思えます。

 

 

 

 

 

「彼らは性のことでは悩まないのだろうか。自分だけが悩んでいるのだろうか」と苦悩します。

 

 

 

 

 

そして、性についてはますます言葉に出さなくなります。

 

 

 

 

 

心の中で「自分の性意識は異常だ」「自分にはまともな異性愛ができないのではないか」「もしかして自分の性感覚はおかしいのではないか」などという意識も生まれてしまい、余計に心を閉ざし、ひきこもります。

 

 

 

 

 

性には関しては誰にも相談できないと思い込んでいる不登校・ひきこもりの人たちはかなりいます。

 

 

 

 

 

恥と怖さ

 

 

 

 

 

不登校の子供もひきこもりの人も、対人関係療法にかかわる人たちが言う「損害回避」傾向が極端に強く、「新奇性追求」は弱いということになります。

 

 

 

 

 

危険や損害を受けそうなことなどは避ける傾向があります。

 

 

 

 

 

新しいことや流行や珍しいことへの関心が薄い傾向もあります。

 

 

 

 

 

この二つが合わさると、生活の中での体験が減少し、非常に消極的な生活になってしまいます。

 

 

 

 

 

物事に積極的に取り組むことや、興味だけで試しに何かをやってみるという体験はほとんどありません。

 

 

 

 

 

他人との競争で勝ち負けがはっきりするようなものにも取り組まなくなります。

 

 

 

 

 

どちらかというと、遠くでみんなの様子を見ているタイプの人たちです。

 

 

 

 

 

「恥ずかしい思いをするくらいなら、最初からやらない」のです。

 

 

 

 

 

そのような生活習慣からは、絶対安全な物事へだけは取り組む姿勢が生まれます。

 

 

 

 

 

「絶対に安全が保障されないものへの取り組みは怖い」のです。

 

 

 

 

 

新しい取り組みには不安、緊張、怖さを感じることが多くなるため、ますます体験不足が起こります。

 

 

 

 

 

「恥と怖さ」は 不登校・ひきこもりの人たちの原点とも言えます。

 

 

 

 

 

不登校の子供は「報酬依存」が高く、周囲の人たちに対してはかなり無理をしてでも、サービスをしてしまいます。

 

 

 

 

 

そのために常に神経を使い、疲労し、緊張し、最終的には委縮してしまいます。

 

 

 

 

 

すべては「人からは嫌われたくない」「人前では恥をかきたくない」一心で生活していた結果、このようになってしまいます。

 

 

 

 

 

不登校の子供の場合には、新しい試みに関する怖さよりもプライドを傷つけられるのではないかという不安の方が強いようです。

 

 

 

 

 

でもこれも怖さの一種かもしれません。ひきこもりの人の場合には、プライドも傷つけられたくないし、新しい試みなどへの怖さもあるようです。

 

 

 

 

 

不登校の子供たちが全員このようであるというわけではありません。

 

 

 

 

 

表向きでは、他人からの評価など気にしていないかのようなそぶりをしている子供も中にはいます。

 

 

 

 

 

心の中で「とにかく頑張ろう」としています。表面的には目立たず、地味に見える子供たちです。

 

 

 

 

 

地味にこつこつと誠実に努力しています。褒められたりすると照れてしまうタイプでもあります。

 

 

 

 

 

ひきこもりの人たちには新しい試みなどに関する「怖さ」のほかに、崩れやすいプライドの高さがあります。

 

 

 

 

 

報酬依存は強いのですが、現実的な報酬依存ではなく、非現実的な報酬依存性であるために理想的すぎるプライドはもろいものとなります。

 

 



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